12月20日付けで、名古屋市北区にある県環境調査センターが、同センター敷地内で測定した、11/1〜12/1の降下物の放射能測定結果を発表しました。
セシウム134(検出下限値は0.037Bq/㎡)、セシウム137(検出下限値は0.049Bq/㎡)、ヨウ素131(検出下限値は0.14Bq/㎡)、すべて不検出だったようです。※Bq/㎡=MBq/㎢
検出下限値があるので、正確には不検出=放射性物質の飛散ゼロ、ということではないでしょうが、飛散があったとしても、これだけ低い数値以下ということですから、大きな心配はないでしょう。福島原発事故という未曾有の原発事故が起こってしまいましたが、3月からのデータが示す通り、有り難いことに、名古屋市は大きな影響を受けていないようです(※土壌汚染という点に於いて)。僕は、これまで通り、食品などによる内部被曝に、引き続き注意していこうと思います。
2011年12月22日木曜日
2011年12月17日土曜日
DoseRAE2で測定した成田空港の数値!
先日、僕がDoseREA2を譲った母親が、成田空港(成田市)に到着する友人を出迎えに行ったついでに、成田空港の数カ所を、DoseREA2により測定してきたそうです。
測定の方法は、譲ったときに説明しましたので、僕が名古屋市を測定した方法(測定場所を決め、地上1mでDoseRAE2を5分間保持した後、30秒置きに5回数値を取り、その平均値を空間放射線量率とする)で、成田空港を測定したということになります。
成田空港は、福島原発事故が発生して以来、NAA通信情報センター5階屋上北側(地上25.3m)にモニタリングポストを設置して、空間放射線量率を測定していますが、12月17日10時の数値は、0.06μSv/hとのことです。成田市が、シンチレーション式サーベイメーターで定期的に測定している(地上1m)、成田市内の保育園、幼稚園、小中学校の空間放射線量率は、0.06〜0.18μSv/hで、成田市内でも、地域によって数値に大きな違いがあるようです。
また、成田空港が測定している数値ですが、10月20日までは、概ね、0.09μSv/hだったのですが、翌日の21日から現在に至るまで、0.06μSv/h台で安定しているようです。当然、このように、短期間で空間放射線量率が大幅に下がることはないと思うのですが、 成田空港は、その理由を、「10月21日より、放射線測定器を変更したことにより、これまで公表済みの測定値と差異が生じていますが、これは、変更後の放射線測定器が、宇宙放射線の影響をカットし、より精度の高い測定値を示す仕様になっていることによります」と説明しています。
つまり、10月21日を境に、放射能が減り、空間放射線量率が下がったということではなく、単に放射能測定器の変更により、数値が変化した、ということです。
さて、本題の、僕の母親がDoseREA2により測定した、成田空港の空間放射線量率ですが、第1ターミナル南ウィング1F館外10番バス停前は0.07μSv/h、第1ターミナル南ウィング1F館内到着出口付近は0.06μSv/h、第1ターミナル5Fフードコートは0.066μSv/hだったそうです。
同様の方法でDoseRAE2により測定した、僕の両親宅(成田市)は、屋外が0.08〜0.1μSv/h、 室内が0.06〜0.08μSv/hでしたから、それに比べると、成田空港の数値はやや低いことがわかります。但し、これは、成田空港のたった数カ所の測定結果であり、何より素人が測定した数値ですから、数値の比較は、放射能汚染を考える上で、ある程度参考になるかもしれませんが、数値自体は、絶対的に正しいということではありませんので、ご了承ください。
因みに、文科省の航空機モニタリング(千葉県)の結果はこちらです。→http://radioactivity.mext.go.jp/ja/1910/2011/09/1910_092917_1.pdf そして、かなり大雑把な表記ですが、こちらが成田空港の位置を示した地図です。→http://www.city.narita.chiba.jp/kanko/map/index.html
測定の方法は、譲ったときに説明しましたので、僕が名古屋市を測定した方法(測定場所を決め、地上1mでDoseRAE2を5分間保持した後、30秒置きに5回数値を取り、その平均値を空間放射線量率とする)で、成田空港を測定したということになります。
成田空港は、福島原発事故が発生して以来、NAA通信情報センター5階屋上北側(地上25.3m)にモニタリングポストを設置して、空間放射線量率を測定していますが、12月17日10時の数値は、0.06μSv/hとのことです。成田市が、シンチレーション式サーベイメーターで定期的に測定している(地上1m)、成田市内の保育園、幼稚園、小中学校の空間放射線量率は、0.06〜0.18μSv/hで、成田市内でも、地域によって数値に大きな違いがあるようです。
また、成田空港が測定している数値ですが、10月20日までは、概ね、0.09μSv/hだったのですが、翌日の21日から現在に至るまで、0.06μSv/h台で安定しているようです。当然、このように、短期間で空間放射線量率が大幅に下がることはないと思うのですが、 成田空港は、その理由を、「10月21日より、放射線測定器を変更したことにより、これまで公表済みの測定値と差異が生じていますが、これは、変更後の放射線測定器が、宇宙放射線の影響をカットし、より精度の高い測定値を示す仕様になっていることによります」と説明しています。
つまり、10月21日を境に、放射能が減り、空間放射線量率が下がったということではなく、単に放射能測定器の変更により、数値が変化した、ということです。
さて、本題の、僕の母親がDoseREA2により測定した、成田空港の空間放射線量率ですが、第1ターミナル南ウィング1F館外10番バス停前は0.07μSv/h、第1ターミナル南ウィング1F館内到着出口付近は0.06μSv/h、第1ターミナル5Fフードコートは0.066μSv/hだったそうです。
同様の方法でDoseRAE2により測定した、僕の両親宅(成田市)は、屋外が0.08〜0.1μSv/h、 室内が0.06〜0.08μSv/hでしたから、それに比べると、成田空港の数値はやや低いことがわかります。但し、これは、成田空港のたった数カ所の測定結果であり、何より素人が測定した数値ですから、数値の比較は、放射能汚染を考える上で、ある程度参考になるかもしれませんが、数値自体は、絶対的に正しいということではありませんので、ご了承ください。
因みに、文科省の航空機モニタリング(千葉県)の結果はこちらです。→http://radioactivity.mext.go.jp/ja/1910/2011/09/1910_092917_1.pdf そして、かなり大雑把な表記ですが、こちらが成田空港の位置を示した地図です。→http://www.city.narita.chiba.jp/kanko/map/index.html
2011年12月13日火曜日
東京の杉並区の小学校の芝生養成シートから、9万600Bq/kgの放射性セシウム検出!
12月13日付の東京新聞によると、東京都杉並区立堀之内小学校で使用していた芝生の養成シートから、9万600Bq/kgの放射性セシウムが検出されたことが、区の調査で判明したそうです。
このシートは、1月から4月上旬まで、校庭の芝生の上にかけてあったそうですが、区が11月に保護者の要請で、このシート上の空間放射線量率を測定した結果、3.95μSv/h(高さ1m)という数値が出た為、詳しく調査をしていたとのことです。
また、同日付のNHKニュースは、このシートが4月6日以降11月初めまで、 この小学校の体育館脇に置かれていた、と報じています。
僕は、このニュースにかなり驚かされたのですが、理由は二つあります。
一つ目は、東京都健康安全研究センター(新宿区)では、福島原発事故の影響により、3月20日から24日にかけて、 降下物から大量の放射性物質が測定されましたが、文科省の航空機モニタリングの結果では、この小学校のある杉並区も、東京都健康安全研究センターのある新宿区と同様に、セシウム134、137の沈着量の合計が1万Bq/㎡以下の地域であって、汚染がそれほど酷くないと思われる地域から、9万600Bq/kgというとてつもない汚染物が発見された、という点です(単位がBq/kgで、9万600という数値ですから、本当に酷過ぎる汚染です)。このシートは、何故、これほどの汚染を受けてしまったのでしょうか。僕にとっては、大きな謎です。
二つ目は、この9万600Bq/kgという、とてつもない汚染物が、福島原発事故が起きて以来、11月まで誰にも発見されず、多くの子どもが生活する小学校という場所に放置されていた、という点です。実際に、体育館脇に放置された状態だったわけですから、この期間に、その付近で遊んだり、或いは、シートの上に腰掛けたり、寝転んだりしていた子どももいるかもしれません。そういうことを考えると、本当に恐ろしくなります。
そして、特に、二点目について思うのですが、これほどの汚染物が小学校内にあったことは、予測がつかなかったのかもしれませんが、学校や公園など、多くの子どもが使用する施設ですから、特に福島県、関東地方では、行政が迅速な対応を行い、これらの施設の安全確認、安全確保をする必要があったはずです。
学校に於いて、シンチレーション式のサーベイメーターなどで、校庭を隅々まで測定することは、放射性物質がランダムに拡散しホットスポットを作るという事実を考慮し、子どもの安全を最優先するのであれば、必要不可欠な作業だったはずです。
現実には、杉並区だけでも多くの学校があるでしょうから、各学校の校庭を隅々まで測定するとなると、その労力は計り知れないほど大きなものでしょう。しかし、未曾有の原発事故が起こったのですから、それに見合う危機感を持った対応が必要だったことを、何よりも、この事象が証明しています。
いずれにせよ、福島原発が爆発してから約8ヶ月もの間、この汚染物が、誰にも知られぬまま放置され、それにより、子どもたちが被曝の危険に晒された可能性があるわけですが、行政は、その責任をどのように考えているのでしょう。当然、「知らなかった」とか、「予測がつかなかった」では済まされない問題で、残念ながら、またしても、行政の危機管理能力の欠如が露呈する結果となってしまったことだけは確かです。
福島原発事故が起こった直後、(僕の両親もそうですが)僕の親戚の子どもが千葉県に住んでいる為、行政に、学校の校庭を隅々まで測定することなどを求めたこともあったのですが、「検討します」というお決まりの返答は頂いたものの、迅速な対応はして頂けませんでした(暫く経って、ようやく対応をして頂き、以前と比べればかなりマシになりましたが、まだまだ、校庭の測定箇所が少なく、やはり、何よりスピードが遅いのです..)。「日本のお役所らしい」と言えばそれまでですが、レベル7の原発事故が起こった、いわゆる非常時なのですから、「もっと迅速に、もっと臨機応変に対応して欲しい!」と歯痒く思ったものです。測定などに人手が足りないのであれば、子どもの父兄らに呼びかけて協力を求める、とか、方法はいくらでもあると思うのですが。
このシートは、1月から4月上旬まで、校庭の芝生の上にかけてあったそうですが、区が11月に保護者の要請で、このシート上の空間放射線量率を測定した結果、3.95μSv/h(高さ1m)という数値が出た為、詳しく調査をしていたとのことです。
また、同日付のNHKニュースは、このシートが4月6日以降11月初めまで、 この小学校の体育館脇に置かれていた、と報じています。
僕は、このニュースにかなり驚かされたのですが、理由は二つあります。
一つ目は、東京都健康安全研究センター(新宿区)では、福島原発事故の影響により、3月20日から24日にかけて、 降下物から大量の放射性物質が測定されましたが、文科省の航空機モニタリングの結果では、この小学校のある杉並区も、東京都健康安全研究センターのある新宿区と同様に、セシウム134、137の沈着量の合計が1万Bq/㎡以下の地域であって、汚染がそれほど酷くないと思われる地域から、9万600Bq/kgというとてつもない汚染物が発見された、という点です(単位がBq/kgで、9万600という数値ですから、本当に酷過ぎる汚染です)。このシートは、何故、これほどの汚染を受けてしまったのでしょうか。僕にとっては、大きな謎です。
二つ目は、この9万600Bq/kgという、とてつもない汚染物が、福島原発事故が起きて以来、11月まで誰にも発見されず、多くの子どもが生活する小学校という場所に放置されていた、という点です。実際に、体育館脇に放置された状態だったわけですから、この期間に、その付近で遊んだり、或いは、シートの上に腰掛けたり、寝転んだりしていた子どももいるかもしれません。そういうことを考えると、本当に恐ろしくなります。
そして、特に、二点目について思うのですが、これほどの汚染物が小学校内にあったことは、予測がつかなかったのかもしれませんが、学校や公園など、多くの子どもが使用する施設ですから、特に福島県、関東地方では、行政が迅速な対応を行い、これらの施設の安全確認、安全確保をする必要があったはずです。
学校に於いて、シンチレーション式のサーベイメーターなどで、校庭を隅々まで測定することは、放射性物質がランダムに拡散しホットスポットを作るという事実を考慮し、子どもの安全を最優先するのであれば、必要不可欠な作業だったはずです。
現実には、杉並区だけでも多くの学校があるでしょうから、各学校の校庭を隅々まで測定するとなると、その労力は計り知れないほど大きなものでしょう。しかし、未曾有の原発事故が起こったのですから、それに見合う危機感を持った対応が必要だったことを、何よりも、この事象が証明しています。
いずれにせよ、福島原発が爆発してから約8ヶ月もの間、この汚染物が、誰にも知られぬまま放置され、それにより、子どもたちが被曝の危険に晒された可能性があるわけですが、行政は、その責任をどのように考えているのでしょう。当然、「知らなかった」とか、「予測がつかなかった」では済まされない問題で、残念ながら、またしても、行政の危機管理能力の欠如が露呈する結果となってしまったことだけは確かです。
福島原発事故が起こった直後、(僕の両親もそうですが)僕の親戚の子どもが千葉県に住んでいる為、行政に、学校の校庭を隅々まで測定することなどを求めたこともあったのですが、「検討します」というお決まりの返答は頂いたものの、迅速な対応はして頂けませんでした(暫く経って、ようやく対応をして頂き、以前と比べればかなりマシになりましたが、まだまだ、校庭の測定箇所が少なく、やはり、何よりスピードが遅いのです..)。「日本のお役所らしい」と言えばそれまでですが、レベル7の原発事故が起こった、いわゆる非常時なのですから、「もっと迅速に、もっと臨機応変に対応して欲しい!」と歯痒く思ったものです。測定などに人手が足りないのであれば、子どもの父兄らに呼びかけて協力を求める、とか、方法はいくらでもあると思うのですが。
2011年12月11日日曜日
食品②〜明治の粉ミルクからセシウム〜
多くの方がすでにご存知かと思いますが、asahi.comによると、明治は、生後9ヶ月以降の乳児向けミルクから、最大30.8Bq/kgの放射性セシウムが検出されたと発表し、新たな商品と無償交換するとのことです(ニュースソースはこちら→http://www.asahi.com/special/10005/TKY201112060465.html)。
国の乳製品の暫定基準値では、放射性セシウムは、200Bq/kgで、この粉ミルクから検出された放射性セシウムは、それを大幅に下回っていますが、やはり乳児が飲むミルク用の商品なので、30.8Bq/kgという数値でも心配になります。
ただ、30.8Bq/kgは、国が認めている基準値内の数値なので、メーカーも判断が難しいでしょう。僕の個人的な考えですと、成人よりも放射能への感受性が強いと言われる乳児に30.8Bq/kgは、とんでもない数値ですが、国が設定した基準値が正当なものかどうか、客観的な判断をするのは容易ではなく、改めて放射能問題の難しさを感じます。
また、明治によると、この商品に放射性物質が混入したのは、乾燥させるために使った空気に、福島原発から飛散した放射性物質(3月14〜20日)が混じっていたことが原因だということですが、文科省の航空機モニタリング(埼玉)では、この商品を製造した工場がある埼玉県春日部市は、セシウム134、137の沈着量の合計が10,000Bq/kg以下なのです。このような汚染が比較的軽微な地域でさえ、福島原発が爆発した当時は、商品に30.8Bq/kgもの放射性セシウムが混入するほどの放射性物質が、空気中を浮遊していたという事実に、少なからずショックを受けています。
この時期に関東地方の工場で生産されたスナック菓子(製造工程で外気乾燥させる)などにも、30.8Bq/kgと同程度か、場合によってはそれ以上の放射性セシウムが混入していた可能性もあり、不要な内部被曝を極力避けるのであれば(当時はこのような数値は公表されていませんでしたが)、やはり、大事をとって、この時期に関東地方の工場で生産された商品を購入しない、というのは正しい選択だったのかもしれません。
国の乳製品の暫定基準値では、放射性セシウムは、200Bq/kgで、この粉ミルクから検出された放射性セシウムは、それを大幅に下回っていますが、やはり乳児が飲むミルク用の商品なので、30.8Bq/kgという数値でも心配になります。
ただ、30.8Bq/kgは、国が認めている基準値内の数値なので、メーカーも判断が難しいでしょう。僕の個人的な考えですと、成人よりも放射能への感受性が強いと言われる乳児に30.8Bq/kgは、とんでもない数値ですが、国が設定した基準値が正当なものかどうか、客観的な判断をするのは容易ではなく、改めて放射能問題の難しさを感じます。
また、明治によると、この商品に放射性物質が混入したのは、乾燥させるために使った空気に、福島原発から飛散した放射性物質(3月14〜20日)が混じっていたことが原因だということですが、文科省の航空機モニタリング(埼玉)では、この商品を製造した工場がある埼玉県春日部市は、セシウム134、137の沈着量の合計が10,000Bq/kg以下なのです。このような汚染が比較的軽微な地域でさえ、福島原発が爆発した当時は、商品に30.8Bq/kgもの放射性セシウムが混入するほどの放射性物質が、空気中を浮遊していたという事実に、少なからずショックを受けています。
この時期に関東地方の工場で生産されたスナック菓子(製造工程で外気乾燥させる)などにも、30.8Bq/kgと同程度か、場合によってはそれ以上の放射性セシウムが混入していた可能性もあり、不要な内部被曝を極力避けるのであれば(当時はこのような数値は公表されていませんでしたが)、やはり、大事をとって、この時期に関東地方の工場で生産された商品を購入しない、というのは正しい選択だったのかもしれません。
2011年12月6日火曜日
食品①〜放射能汚染と気になる大豆!〜
福島原発事故のあと、僕は、牛乳を止めて豆乳を飲むようになりましたが、外国産の大豆を使用している豆乳は、放射能の心配はないですが(農薬や防腐剤などの心配は残る?)、国内産の大豆を使用している豆乳は、やはり放射能が気になります。
そこで、僕が最近よく購入する、大塚チルド食品さんの、「ミルクのようにやさしいダイズ」 、ついでに(笑)、僕が先日購入したミツカンさんの納豆、「金のつぶ国産小粒」の原料の大豆について、それぞれのメーカーさんに問い合わせをしました。
まず、「ミルクのようにやさしいダイズ」ですが、いちご、バナナ味は外国産の大豆を使用し、プレーン味は栃木県産の大豆を使用しているとのことでした。栃木県は、福島原発事故の影響により、北部を中心に汚染の酷い地域もあり(※文科省の航空機モニタリング参照)、農作物に与える影響も懸念されますが、現在、同製品に使用しているのは、2010年に収穫された大豆で、来年の春頃までは、この2010年に収穫された大豆を使用するということでした。因みに、栃木県が行った、2011年に収穫された栃木県産大豆の放射性物質モニタリングはこちらです→http://www.pref.tochigi.lg.jp/kinkyu/g03/documents/daizu-kekka231202.pdf
「金のつぶ国産小粒」は、 パッケージにも表記されていますが、北海道産の大豆を使用しており、こちらも、現在使用しているのは、2010年に収穫された北海道産の大豆で、「ミルクのようなやさしいダイズ」と同様に、来年の春頃までは、2010年に収穫された大豆を使用するとのことでした。北海道は、全体的には、関東地方ほど放射能汚染を受けていないようですが、11月に発表された日米欧の研究チームのシミュレーションによると、北海道の3月20日〜4月19日までの、セシウム137の沈着量は、5Bq/kg〜250Bq/kg(325Bq/㎡〜16,250Bq/㎡)と、一部に放射能汚染の強い地域がある可能性があるようで、実測が待たれますが、確実に安心だとは言えない状況です。
いずれにせよ、どちらの製品も、今現在流通しているものに関しては、安心できるようですが、来年の春頃以降には、再びメーカーさんに問い合わせをする必要があるかもしれません。
そこで、僕が最近よく購入する、大塚チルド食品さんの、「ミルクのようにやさしいダイズ」 、ついでに(笑)、僕が先日購入したミツカンさんの納豆、「金のつぶ国産小粒」の原料の大豆について、それぞれのメーカーさんに問い合わせをしました。
まず、「ミルクのようにやさしいダイズ」ですが、いちご、バナナ味は外国産の大豆を使用し、プレーン味は栃木県産の大豆を使用しているとのことでした。栃木県は、福島原発事故の影響により、北部を中心に汚染の酷い地域もあり(※文科省の航空機モニタリング参照)、農作物に与える影響も懸念されますが、現在、同製品に使用しているのは、2010年に収穫された大豆で、来年の春頃までは、この2010年に収穫された大豆を使用するということでした。因みに、栃木県が行った、2011年に収穫された栃木県産大豆の放射性物質モニタリングはこちらです→http://www.pref.tochigi.lg.jp/kinkyu/g03/documents/daizu-kekka231202.pdf
「金のつぶ国産小粒」は、 パッケージにも表記されていますが、北海道産の大豆を使用しており、こちらも、現在使用しているのは、2010年に収穫された北海道産の大豆で、「ミルクのようなやさしいダイズ」と同様に、来年の春頃までは、2010年に収穫された大豆を使用するとのことでした。北海道は、全体的には、関東地方ほど放射能汚染を受けていないようですが、11月に発表された日米欧の研究チームのシミュレーションによると、北海道の3月20日〜4月19日までの、セシウム137の沈着量は、5Bq/kg〜250Bq/kg(325Bq/㎡〜16,250Bq/㎡)と、一部に放射能汚染の強い地域がある可能性があるようで、実測が待たれますが、確実に安心だとは言えない状況です。
いずれにせよ、どちらの製品も、今現在流通しているものに関しては、安心できるようですが、来年の春頃以降には、再びメーカーさんに問い合わせをする必要があるかもしれません。
2011年12月4日日曜日
愛知県実施の、伊勢湾・三河湾等の沖合いの海水の放射能測定結果
これまでまったく気にしていませんでしたが、というより、主に、名古屋市の空間放射線量率、降下物の放射能測定に注目していたのですが、愛知県環境活動推進課は、今年の5月30日から、伊勢湾・三河湾等の沖合いの海水の放射能測定を行っています。
調査地点は、常滑市沖、三河湾中央、三河湾口、伊勢湾口、外海(田原市南方)の5地点で、これらの地点で採取した海水を、ゲルマニウム半導体検出器によるγ線スペクトロメトリーにより測定したそうです。
今年の5月30日から、11月10日のあいだに実施した6回の測定すべてに於いて、すべての調査地点の海水から、ヨウ素-131、セシウム-134、セシウム-137は不検出だったようです(※検出下限値は、1Bq/ℓ以下)。
この測定結果自体は、愛知県に住む僕たちにとって、たいへん安心できるものですが、付近の漁港で水揚げされた魚介類が安全かどうかは、別途の放射能測定が必要かもしれません。当然、長い距離を移動する魚もいるでしょうから、この付近で水揚げされたとしても、その魚が北方の海を回遊していた可能性もあるでしょう。福島原発事故による、大きな放射能被害を被っていないと思われる愛知県ですが、こういった点も考慮して、油断のないように調査を続けて頂きたいと思います。
調査地点は、常滑市沖、三河湾中央、三河湾口、伊勢湾口、外海(田原市南方)の5地点で、これらの地点で採取した海水を、ゲルマニウム半導体検出器によるγ線スペクトロメトリーにより測定したそうです。
今年の5月30日から、11月10日のあいだに実施した6回の測定すべてに於いて、すべての調査地点の海水から、ヨウ素-131、セシウム-134、セシウム-137は不検出だったようです(※検出下限値は、1Bq/ℓ以下)。
この測定結果自体は、愛知県に住む僕たちにとって、たいへん安心できるものですが、付近の漁港で水揚げされた魚介類が安全かどうかは、別途の放射能測定が必要かもしれません。当然、長い距離を移動する魚もいるでしょうから、この付近で水揚げされたとしても、その魚が北方の海を回遊していた可能性もあるでしょう。福島原発事故による、大きな放射能被害を被っていないと思われる愛知県ですが、こういった点も考慮して、油断のないように調査を続けて頂きたいと思います。
2011年12月3日土曜日
それぞれの判断で..
千葉県成田市に住む、僕の父親は、放射能について、あれこれと気にすることを酷く嫌います。僕が、DoseRAE2で両親宅を測定したことだって、気持ち良く思っていないくらいです(笑)。
彼の考え方は、テレビだって、新聞だって、行政だって安全だと言っているし、このまま成田市に住み続けても、100人中100人が健康被害に遭うわけではないから、放射能を気にせず普通に生活する、というものです。
確かに、彼の言う通りで、100人中100人が健康被害に遭うわけではない、は本当でしょう。つまり、確率的に起こるのであって、放射能の影響を無視できないにしても、すべての人が確実に健康被害に遭うわけではないのだと思います。
僕の考え方は、 文科省の航空機モニタリングで発表された、成田市の土壌汚染の数値、セシウム134、137の合計が10,000Bq/㎡〜30,000Bq/㎡は、絶望的ではないにせよ、なかなか厳しいと思うので、成田市で生活するのであれば、できるだけリスクを小さくして、将来健康被害に遭わないようにしてほしい、というものです。仮に(かなり大雑把に言いますが)、何も気にせずに生活すれば、市民の3%が健康被害に遭うとしたら、その3%に入らないように、リスクを小さくしたい、という感じでしょうか。僕の父親の考え方ですと、3%くらいだったら、放射能の影響は無視をする、それで万が一、自分がその3%に入ってしまい、健康被害に遭ったとしても、それを甘んじて受け入れる、といったところでしょう。
個人個人で、安全、危険という概念は違いますし、原発事故、放射能関連の同じ資料を見ても、そこから導き出す結論も、それぞれ違います。
僕はそれで良いと思いますし、何より、相手に自分の考え方を無理強いすることは不可能です。
ですので、相手の考え方を聞くこと、という余地は残しつつ、最終的には、それぞれの判断を尊重することが大切だと思うのです。 特に、こういう問題では、正しい考え方は一つだけではないように思えます。
僕は、両親が心配ですが、彼らの判断を尊重しつつ、見守ろうと思います。
そして、僕は、名古屋市に住んでいても、これまで通り、放射能入りの食材を避け、内部被曝をしないように生活していきます! !
彼の考え方は、テレビだって、新聞だって、行政だって安全だと言っているし、このまま成田市に住み続けても、100人中100人が健康被害に遭うわけではないから、放射能を気にせず普通に生活する、というものです。
確かに、彼の言う通りで、100人中100人が健康被害に遭うわけではない、は本当でしょう。つまり、確率的に起こるのであって、放射能の影響を無視できないにしても、すべての人が確実に健康被害に遭うわけではないのだと思います。
僕の考え方は、 文科省の航空機モニタリングで発表された、成田市の土壌汚染の数値、セシウム134、137の合計が10,000Bq/㎡〜30,000Bq/㎡は、絶望的ではないにせよ、なかなか厳しいと思うので、成田市で生活するのであれば、できるだけリスクを小さくして、将来健康被害に遭わないようにしてほしい、というものです。仮に(かなり大雑把に言いますが)、何も気にせずに生活すれば、市民の3%が健康被害に遭うとしたら、その3%に入らないように、リスクを小さくしたい、という感じでしょうか。僕の父親の考え方ですと、3%くらいだったら、放射能の影響は無視をする、それで万が一、自分がその3%に入ってしまい、健康被害に遭ったとしても、それを甘んじて受け入れる、といったところでしょう。
個人個人で、安全、危険という概念は違いますし、原発事故、放射能関連の同じ資料を見ても、そこから導き出す結論も、それぞれ違います。
僕はそれで良いと思いますし、何より、相手に自分の考え方を無理強いすることは不可能です。
ですので、相手の考え方を聞くこと、という余地は残しつつ、最終的には、それぞれの判断を尊重することが大切だと思うのです。 特に、こういう問題では、正しい考え方は一つだけではないように思えます。
僕は、両親が心配ですが、彼らの判断を尊重しつつ、見守ろうと思います。
そして、僕は、名古屋市に住んでいても、これまで通り、放射能入りの食材を避け、内部被曝をしないように生活していきます! !
2011年12月2日金曜日
千葉県成田市の両親宅、屋内の空間放射線量率が高いのは、建材由来の放射能のせい??
DoseRAE2で測定した、千葉県成田市の両親宅の空間放射線量率ですが、屋外の0.1μSv/hはともかく(福島原発事故により、成田市には、大量のセシウムが降下した為、この数値は当然でしょう)、屋内の0.06〜0.08μSv/hは、やはり関東地方にしては高いと感じます。
両親曰く、一時は掃除をした為、0.06μSv/hで安定したかと思いきや、やはり0.06〜0.08μSv/hの範囲で上下することが多いようです。
この原因は、建材なのでしょうか?
専門家の方にお話を伺ったところ、「断定するのは難しいが、その可能性はゼロではない」ということでしたので、両親に、近いうちに、近隣の友人宅を測定させてもらうように言いました。近隣の複数の家の数値を比較すれば、何か重要なことがわかるかと、淡い期待を抱いています。
ただ、以前、NHKが、福島県の民家の除染をする特番を放送しましたが、その家の屋内の空間放射線量率が高かった原因は、屋根や外壁に付着したセシウムだったようなので、千葉県の僕の両親宅でも、これが原因である可能性が高いのかもしれません。
嗚呼、目に見えない放射能、本当に厄介ナリ!
福島原発を爆発させ、このような放射能被害を全国に与え、多くの人々の日常生活を脅かす、東電に強い憤りを覚えます。
両親曰く、一時は掃除をした為、0.06μSv/hで安定したかと思いきや、やはり0.06〜0.08μSv/hの範囲で上下することが多いようです。
この原因は、建材なのでしょうか?
専門家の方にお話を伺ったところ、「断定するのは難しいが、その可能性はゼロではない」ということでしたので、両親に、近いうちに、近隣の友人宅を測定させてもらうように言いました。近隣の複数の家の数値を比較すれば、何か重要なことがわかるかと、淡い期待を抱いています。
ただ、以前、NHKが、福島県の民家の除染をする特番を放送しましたが、その家の屋内の空間放射線量率が高かった原因は、屋根や外壁に付着したセシウムだったようなので、千葉県の僕の両親宅でも、これが原因である可能性が高いのかもしれません。
嗚呼、目に見えない放射能、本当に厄介ナリ!
福島原発を爆発させ、このような放射能被害を全国に与え、多くの人々の日常生活を脅かす、東電に強い憤りを覚えます。
かなり手痛い勘違いをしていました(涙)..
僕が、DoseRAE2により、千葉県成田市の両親宅の空間放射線量率を測定した結果について、福島原発事故の影響をほとんど受けていない名古屋市で測定した結果と、普通に比較していたのですが..そもそも、関東地方は、中部地方より、平常時の空間放射線量率が低いのです!
つまり、DoseRAE2で測定した、平常時とほぼ同じだと思われる、名古屋市の数値は、千葉県成田市の平常時の数値よりも高いと思われるので、これと比較してはいけないということなのです。
大まかな数字ですが、千葉県だと、平常時にDoseRAE2で測定すると、おそらく、0.04μSv/hとか、それくらいの数値になるのではないかと思います。ですので、成田市の現在の数値を考えるときには、名古屋市の平常時の数値0.07μSv/hではなく、0.04μSv/hと比較してどうか、なのです..
だとしたら、やはり0.1μSv/hはなかなか深刻な数値だと判断せざるを得ず..頭が痛いです。
詳細は、また夕方以降、調べてみます..
つまり、DoseRAE2で測定した、平常時とほぼ同じだと思われる、名古屋市の数値は、千葉県成田市の平常時の数値よりも高いと思われるので、これと比較してはいけないということなのです。
大まかな数字ですが、千葉県だと、平常時にDoseRAE2で測定すると、おそらく、0.04μSv/hとか、それくらいの数値になるのではないかと思います。ですので、成田市の現在の数値を考えるときには、名古屋市の平常時の数値0.07μSv/hではなく、0.04μSv/hと比較してどうか、なのです..
だとしたら、やはり0.1μSv/hはなかなか深刻な数値だと判断せざるを得ず..頭が痛いです。
詳細は、また夕方以降、調べてみます..
そう言えば!この重要な資料を忘れていた!
10月10日、ほぼ2ヶ月前のことですが、放射能防御プロジェクトが、西日本土壌調査の結果第一弾を発表してくれました。
名古屋市の近隣で言いますと、岐阜県高山市名田町、岐阜県各務ケ原市鵜沼三ツ池町、岐阜県郡上八幡町相模、愛知県あま市甚目寺町、愛知県春日井市下条町、愛知県小牧市藤島、愛知県小牧市、三重県四日市市寺方町、三重県三重郡朝日町、三重県志摩市可児町の測定が行われましたが、このすべてに於いて、放射性ヨウ素、セシウム134、137はND(検出されず)でした。
この後の11月25日に、文科省による、愛知県の航空機モニタリングの測定結果が発表され、この測定で、愛知県にセシウム134、137を合計しても10,000Bq/㎡を超える土壌汚染がないことが証明されたことは、以前のブログで書きました。
ただ、僕は、放射能防御プロジェクトの活動にとても感謝しています。
というのも、放射能という、「見えない脅威」は、隠蔽しようと思えば隠蔽できてしまう可能性があり、国民が無関心であれば、国はそういう隠蔽工作などを平然と行うでしょう。それは、これまでの原発行政の在り方を見れば一目瞭然で、「原発は安全です」などと平気で嘘をつき、国民を騙し、福島原発が爆発しても尚、人命を優先するのではなく、事故の規模を小さく見せようと必死になっていました。
ですので、放射能防御プロジェクトのように、国ではなく、国民主導でこういう測定をして、国に、「オレたちの目は誤摩化せないゾ!」という厳しい姿勢を見せるのは、とても重要で意義のあることだと思います。国民が監視をしなければ、国は平然と隠蔽工作を行う可能性がありますが、国民がこういう測定をすれば、国は簡単に嘘がつけなくなるでしょう。
僕たちの国は、これからも、放射能問題という厄介なお荷物を抱えていかなくてはなりません。福島原発事故による放射能汚染を受けなかった地域にも、汚染食品は流通するのですから、すべての日本人にとって、この問題は、決して対岸の火事ではないと思います。何より、今現在、高度な汚染地で生活している方々が多くいるのですから、すべての日本人は、無関心ではいられないはずです。
放射能問題を考えると、現状はたいへん厳しいですが、この現実から目を逸らさずに生活していこうと思っています。
名古屋市の近隣で言いますと、岐阜県高山市名田町、岐阜県各務ケ原市鵜沼三ツ池町、岐阜県郡上八幡町相模、愛知県あま市甚目寺町、愛知県春日井市下条町、愛知県小牧市藤島、愛知県小牧市、三重県四日市市寺方町、三重県三重郡朝日町、三重県志摩市可児町の測定が行われましたが、このすべてに於いて、放射性ヨウ素、セシウム134、137はND(検出されず)でした。
この後の11月25日に、文科省による、愛知県の航空機モニタリングの測定結果が発表され、この測定で、愛知県にセシウム134、137を合計しても10,000Bq/㎡を超える土壌汚染がないことが証明されたことは、以前のブログで書きました。
ただ、僕は、放射能防御プロジェクトの活動にとても感謝しています。
というのも、放射能という、「見えない脅威」は、隠蔽しようと思えば隠蔽できてしまう可能性があり、国民が無関心であれば、国はそういう隠蔽工作などを平然と行うでしょう。それは、これまでの原発行政の在り方を見れば一目瞭然で、「原発は安全です」などと平気で嘘をつき、国民を騙し、福島原発が爆発しても尚、人命を優先するのではなく、事故の規模を小さく見せようと必死になっていました。
ですので、放射能防御プロジェクトのように、国ではなく、国民主導でこういう測定をして、国に、「オレたちの目は誤摩化せないゾ!」という厳しい姿勢を見せるのは、とても重要で意義のあることだと思います。国民が監視をしなければ、国は平然と隠蔽工作を行う可能性がありますが、国民がこういう測定をすれば、国は簡単に嘘がつけなくなるでしょう。
僕たちの国は、これからも、放射能問題という厄介なお荷物を抱えていかなくてはなりません。福島原発事故による放射能汚染を受けなかった地域にも、汚染食品は流通するのですから、すべての日本人にとって、この問題は、決して対岸の火事ではないと思います。何より、今現在、高度な汚染地で生活している方々が多くいるのですから、すべての日本人は、無関心ではいられないはずです。
放射能問題を考えると、現状はたいへん厳しいですが、この現実から目を逸らさずに生活していこうと思っています。
2011年12月1日木曜日
名古屋市は、もう大丈夫!千葉県成田市に住む両親に、DoseRAE2を譲る!
千葉県成田市の両親宅に帰省した際、両親宅を中心に、僕がDoseRAE2で空間放射線量率を測定したのですが、両親がDoseREA2を使用したいということなので、DoseREA2を譲ることにしました。
先月末に、文科省が発表した、愛知県の航空機モニタリングの測定結果により、愛知県全域に、セシウム134、137を合計した沈着量は、10,000Bq/㎡以下であること、名古屋市では、空間放射線量率も0.1μSv/h以下であることが判明し、愛知県環境調査センターが今年の3月から行っている、降下物の放射能測定結果の数値も含めて、名古屋市には、福島原発事故の影響により、大量の放射性物質が降下した、或いは、土壌が酷く汚染されたという事実はなく、「名古屋市の栄の空間放射線量率は0.15μSv/h!」という情報もデマだったと判明したため、今度は、千葉県成田市に住む両親に役立ててもらおうと思い、DoseRAE2を譲ろうと決めたのです。
名古屋市に関しては、DoseRAE2、お役御免といった感じです。
僕自身、DoseRAE2で実測したこともあり、名古屋市に安心して住むことができましたし、途中、国民生活センターが、「DoseRAE2は誤差が大きい」という趣旨の発表をし、物議を醸しましたが、後に国民生活センターの行った性能評価試験の方法自体にも問題が指摘され、DoseRAE2の製造販売元であるRAE社も国民生活センターの発表に反論しています。
結論から言いますと、DoseRAE2は、測定を開始するまでに5分間保持する(※5分以降から数値を読み始める)必要がありますが、この点を守って使用すれば、正しい数値に近い数値が出ると思います。何より、僕が、DoseRAE2により、深刻な土壌汚染を受けていない名古屋市を測定した結果がありますから、それと成田市を測定した結果を比較することで、数値の評価もしやすいので、僕の両親がDoseRAE2で自宅を測定するメリットは大きいと思います。
さて、DoseRAE2で測定した、僕の両親宅の空間放射線量率は、以前記述した通りですが、決して絶望的な状況ではないと思っています。
千葉県成田市は、福島原発事故の影響を受け、土壌が汚染され、文科省が発表した、千葉県の航空機モニタリングの測定結果によると、成田市の9割以上の地域に於いて、セシウム134、137を合計した沈着量は、10,000〜30,000Bq/㎡、空間放射線量率も、0.1〜0.2μSv/hの範囲内であるようです。
かなり深刻な汚染であると思いますが、幸いにも、僕の両親宅は、成田市では比較的汚染が低い地域にあり、セシウム134、137の沈着量を別個に見ると、それぞれ10,000Bq/㎡以下で、比較的半減期の短いセシウム134が減っていけば、将来、そう遠くない時期に、問題は、10,000Bq/㎡以下のセシウム137だけになりますから、前述した通り、決して絶望的な状況ではないでしょう。
以前記述しましたが、DoseRAE2で測定した、僕の両親宅室内の空間放射線量率は、0.06〜0.08μSv/hですので、名古屋市栄生町アパート室内の数値(0.04〜0.06μSv/h)に比べれば高いですが、両親曰く、ここ最近は、以前よりこまめに掃除をするせいか、多くの部屋で、0.06μSv/hで安定しているということですから、少し安心しています。
あとは、成田市だけでなく、名古屋市でもそうですが、汚染された食品を極力摂らないようにすることを心がけていくことが大切だと思います。
先月末に、文科省が発表した、愛知県の航空機モニタリングの測定結果により、愛知県全域に、セシウム134、137を合計した沈着量は、10,000Bq/㎡以下であること、名古屋市では、空間放射線量率も0.1μSv/h以下であることが判明し、愛知県環境調査センターが今年の3月から行っている、降下物の放射能測定結果の数値も含めて、名古屋市には、福島原発事故の影響により、大量の放射性物質が降下した、或いは、土壌が酷く汚染されたという事実はなく、「名古屋市の栄の空間放射線量率は0.15μSv/h!」という情報もデマだったと判明したため、今度は、千葉県成田市に住む両親に役立ててもらおうと思い、DoseRAE2を譲ろうと決めたのです。
名古屋市に関しては、DoseRAE2、お役御免といった感じです。
僕自身、DoseRAE2で実測したこともあり、名古屋市に安心して住むことができましたし、途中、国民生活センターが、「DoseRAE2は誤差が大きい」という趣旨の発表をし、物議を醸しましたが、後に国民生活センターの行った性能評価試験の方法自体にも問題が指摘され、DoseRAE2の製造販売元であるRAE社も国民生活センターの発表に反論しています。
結論から言いますと、DoseRAE2は、測定を開始するまでに5分間保持する(※5分以降から数値を読み始める)必要がありますが、この点を守って使用すれば、正しい数値に近い数値が出ると思います。何より、僕が、DoseRAE2により、深刻な土壌汚染を受けていない名古屋市を測定した結果がありますから、それと成田市を測定した結果を比較することで、数値の評価もしやすいので、僕の両親がDoseRAE2で自宅を測定するメリットは大きいと思います。
さて、DoseRAE2で測定した、僕の両親宅の空間放射線量率は、以前記述した通りですが、決して絶望的な状況ではないと思っています。
千葉県成田市は、福島原発事故の影響を受け、土壌が汚染され、文科省が発表した、千葉県の航空機モニタリングの測定結果によると、成田市の9割以上の地域に於いて、セシウム134、137を合計した沈着量は、10,000〜30,000Bq/㎡、空間放射線量率も、0.1〜0.2μSv/hの範囲内であるようです。
かなり深刻な汚染であると思いますが、幸いにも、僕の両親宅は、成田市では比較的汚染が低い地域にあり、セシウム134、137の沈着量を別個に見ると、それぞれ10,000Bq/㎡以下で、比較的半減期の短いセシウム134が減っていけば、将来、そう遠くない時期に、問題は、10,000Bq/㎡以下のセシウム137だけになりますから、前述した通り、決して絶望的な状況ではないでしょう。
以前記述しましたが、DoseRAE2で測定した、僕の両親宅室内の空間放射線量率は、0.06〜0.08μSv/hですので、名古屋市栄生町アパート室内の数値(0.04〜0.06μSv/h)に比べれば高いですが、両親曰く、ここ最近は、以前よりこまめに掃除をするせいか、多くの部屋で、0.06μSv/hで安定しているということですから、少し安心しています。
あとは、成田市だけでなく、名古屋市でもそうですが、汚染された食品を極力摂らないようにすることを心がけていくことが大切だと思います。
2011年11月29日火曜日
続・千葉県成田市の両親宅を測定
DoseRAE2で測定した、千葉県成田市並木町の、僕の両親宅の空間放射線量率についてですが、屋外ですと、玄関前、花壇、芝生(0.08〜0.14μSv/h)以外の場所では、概ね0.1μSv/hでした。
室内は、1階のリビング&キッチン、和室、寝室が0.07μSv/h、2階の寝室×3は0.06〜0.08μSv/hで、名古屋市栄生町のアパート室内(0.04〜0.06μSv/h)に比べると高いことは前回書きましたが、僕の母親によると、福島原発事故が起きて放射性プルームが関東に到達したときは、僕のアドバイスを守り、家中の窓を閉め切り室内の換気もしていなかったそうで、その後も、各部屋の床拭きなどもこまめに行っているとのことでした。
気にするとキリがないですし、素人の対応では、大量に降下した放射性物質に対する防護が不完全だっただけかもしれませんが、僕としては、屋外が0.1μSv/h以上なのは仕方がないですが、僕の両親が多くの時間を過ごす家の室内の数値は低くあってほしい、と願うのです..。
室内は、1階のリビング&キッチン、和室、寝室が0.07μSv/h、2階の寝室×3は0.06〜0.08μSv/hで、名古屋市栄生町のアパート室内(0.04〜0.06μSv/h)に比べると高いことは前回書きましたが、僕の母親によると、福島原発事故が起きて放射性プルームが関東に到達したときは、僕のアドバイスを守り、家中の窓を閉め切り室内の換気もしていなかったそうで、その後も、各部屋の床拭きなどもこまめに行っているとのことでした。
気にするとキリがないですし、素人の対応では、大量に降下した放射性物質に対する防護が不完全だっただけかもしれませんが、僕としては、屋外が0.1μSv/h以上なのは仕方がないですが、僕の両親が多くの時間を過ごす家の室内の数値は低くあってほしい、と願うのです..。
文部科学省による、愛知県の航空機モニタリングの測定結果
11月25日、文部科学省が、愛知県の航空機モニタリングの測定結果を発表しました。
これによると、愛知県は、9割以上の地域で空間放射線量率が0.1μSv/h以下で、すべての地域でセシウム134、137の沈着量が10,000Bq/㎡以下だということが明らかになりました。
名古屋市に関しては、以前、「栄は、空間放射線量率が高い」という噂が広がりましたが(それがきっかけで、僕はDoseRAE2を購入したのですが..)、今回の測定結果を見ても、そういう事実は確認できないということで、名古屋市に住む一人として、とても安心しています。
愛知県環境調査センターが発表する、今年の3月からの、降下物の放射能測定結果からも、名古屋市に大量の放射性物質が降下したという根拠はないことはわかっていましたが、別の測定結果でも、この事実を裏付ける結果が出たということは、大きな意味を持つと思います。
僕自身も、DoseRAE2により名古屋市の空間放射線量率を測定してきましたが、文部科学省、愛知県環境調査センターの測定結果を参考にしつつ、DoseRAE2による測定結果を、今後の測定に(今後、再び測定が必要な事態になることは望みませんが..)役立てようと思います。
これによると、愛知県は、9割以上の地域で空間放射線量率が0.1μSv/h以下で、すべての地域でセシウム134、137の沈着量が10,000Bq/㎡以下だということが明らかになりました。
名古屋市に関しては、以前、「栄は、空間放射線量率が高い」という噂が広がりましたが(それがきっかけで、僕はDoseRAE2を購入したのですが..)、今回の測定結果を見ても、そういう事実は確認できないということで、名古屋市に住む一人として、とても安心しています。
愛知県環境調査センターが発表する、今年の3月からの、降下物の放射能測定結果からも、名古屋市に大量の放射性物質が降下したという根拠はないことはわかっていましたが、別の測定結果でも、この事実を裏付ける結果が出たということは、大きな意味を持つと思います。
僕自身も、DoseRAE2により名古屋市の空間放射線量率を測定してきましたが、文部科学省、愛知県環境調査センターの測定結果を参考にしつつ、DoseRAE2による測定結果を、今後の測定に(今後、再び測定が必要な事態になることは望みませんが..)役立てようと思います。
愛知県(名古屋市北区)、10/3〜11/1の降下物の放射能測定結果
11月22日付けで、名古屋市北区にある県環境調査センターが、同センター敷地内で測定した、10/3〜11/1の降下物の放射能測定結果を発表しました。
これによると、セシウム134は0.056Bq/㎡、セシウム137は0.053Bq/㎡、ヨウ素は不検出(検出下限値は0.18Bq/㎡)だったそうです。※Bq/㎡=MBq/㎢
先月に引き続き、数値は減少していますし、もともと名古屋市には、放射性物質の降下量はごく微量ですので、これから福島原発の状況が大きく変化しなければ、名古屋市に限れば、特に心配をする必要はないと言っても良いのかもしれません。
これによると、セシウム134は0.056Bq/㎡、セシウム137は0.053Bq/㎡、ヨウ素は不検出(検出下限値は0.18Bq/㎡)だったそうです。※Bq/㎡=MBq/㎢
先月に引き続き、数値は減少していますし、もともと名古屋市には、放射性物質の降下量はごく微量ですので、これから福島原発の状況が大きく変化しなければ、名古屋市に限れば、特に心配をする必要はないと言っても良いのかもしれません。
2011年11月28日月曜日
千葉県成田市の両親宅を測定
11月27日、千葉県成田市並木町の両親宅に帰省しました。
DoseRAE2にて、両親宅の空間放射線量率を測定した結果です(測定場所の地上1mで、5分間保持した後、30秒毎に数値を読み取り×5、平均値を出します)。
玄関前(タイル)が0.08μSv/h、花壇(土)が0.14μSv/h、庭(芝生)が0.11μSv/hでした。
そして、2階の僕の部屋は0.06〜0.08μSv/hでした(※窓締め切り時)。
文科省の航空機モニタリングでも、成田市の空間放射線量率は、0.1〜0.2μSv/hの範囲に入っていると発表されていましたし、成田市は、独自にシンチレーション式サーベイメーターで、市内の各所、市内の小中学校などの空間放射線量率を測定しており、僕の両親宅から3kmほど離れた成田市役所(地上1m、土)の数値は0.12〜0.16μSv/h程度だと発表されていましたので、成田市の放射能汚染については知っていたのですが..実際に、僕がこれまでDoseRAE2により名古屋市を測定したきた結果と、今回の成田市を測定した結果を比べると、「ここには、福島原発からの放射能が多く降ったのだなぁ」と実感させられてしまい、少なからずショックを受けてしまいます。
あくまでも、DoseRAE2で僕が測定した、という条件が付きますが、名古屋市では0.09μSv/hを超える数値はありませんでしたし(※庄内緑地公園、国際親善の鐘付近の芝生が0.09μSv/h、他の場所は概ね、0.07μSv/h台)、名古屋市栄生町のアパート室内は、0.04〜0.06μSv/h(※概ね、0.04μSv/h)です。
成田市のこの数値をどう評価するべきかは、僕にはわかりませんが、個人的には、「成田市の放射能汚染は甘くない..」と感じました。
DoseRAE2にて、両親宅の空間放射線量率を測定した結果です(測定場所の地上1mで、5分間保持した後、30秒毎に数値を読み取り×5、平均値を出します)。
玄関前(タイル)が0.08μSv/h、花壇(土)が0.14μSv/h、庭(芝生)が0.11μSv/hでした。
そして、2階の僕の部屋は0.06〜0.08μSv/hでした(※窓締め切り時)。
文科省の航空機モニタリングでも、成田市の空間放射線量率は、0.1〜0.2μSv/hの範囲に入っていると発表されていましたし、成田市は、独自にシンチレーション式サーベイメーターで、市内の各所、市内の小中学校などの空間放射線量率を測定しており、僕の両親宅から3kmほど離れた成田市役所(地上1m、土)の数値は0.12〜0.16μSv/h程度だと発表されていましたので、成田市の放射能汚染については知っていたのですが..実際に、僕がこれまでDoseRAE2により名古屋市を測定したきた結果と、今回の成田市を測定した結果を比べると、「ここには、福島原発からの放射能が多く降ったのだなぁ」と実感させられてしまい、少なからずショックを受けてしまいます。
あくまでも、DoseRAE2で僕が測定した、という条件が付きますが、名古屋市では0.09μSv/hを超える数値はありませんでしたし(※庄内緑地公園、国際親善の鐘付近の芝生が0.09μSv/h、他の場所は概ね、0.07μSv/h台)、名古屋市栄生町のアパート室内は、0.04〜0.06μSv/h(※概ね、0.04μSv/h)です。
成田市のこの数値をどう評価するべきかは、僕にはわかりませんが、個人的には、「成田市の放射能汚染は甘くない..」と感じました。
2011年11月1日火曜日
愛知県(名古屋市北区)、9/1〜10/3の降下物の放射能測定結果
10月27日付けで、名古屋市北区にある県環境調査センターが、同センター敷地内で測定した、9/1~10/3の降下物の放射能測定結果を発表しました。
これによると、セシウム134は0.086Bq/㎡、セシウム137は0.09Bq/㎡、ヨウ素131は不検出(検出下限値は0.31Bq/㎡)だったそうです。※Bq/㎡=MBq/㎢
関東地方などに比べると、もともと数値は高くはありませんでしたが、前の月よりも更に数値が下がっていることがわかります。
今後も、市場に出回っている、若しくは出回る可能性のある、放射能で汚染された食品などに注意を払わなければならない状況に変わりはないでしょうが、この測定結果については、一安心、といったところでしょうか。
これによると、セシウム134は0.086Bq/㎡、セシウム137は0.09Bq/㎡、ヨウ素131は不検出(検出下限値は0.31Bq/㎡)だったそうです。※Bq/㎡=MBq/㎢
関東地方などに比べると、もともと数値は高くはありませんでしたが、前の月よりも更に数値が下がっていることがわかります。
今後も、市場に出回っている、若しくは出回る可能性のある、放射能で汚染された食品などに注意を払わなければならない状況に変わりはないでしょうが、この測定結果については、一安心、といったところでしょうか。
2011年10月16日日曜日
2011年10月2日日曜日
2011年10月1日土曜日
愛知県(名古屋市北区)、8/1〜9/1の降下物の放射能測定結果
9月28日付けで、名古屋市北区にある県環境調査センターが、同センター敷地内で測定した、8/1〜9/1の降下物の放射能測定結果を発表しました。
これによると、セシウム134は0.24Bq/㎡、セシウム137は0.25Bq/㎡、ヨウ素131は不検出(検出下限値は0.48Bq/㎡)だったそうです。※Bq/㎡=MBq/㎢
前の月に比べると、数値は下降しているようです。ただ、これは福島原発事故が発生して5ヶ月〜6ヶ月後の数値ですが、未だに微量とは言え、名古屋市で放射性物質が検出されるという事実は、福島原発事故が如何に深刻で、復旧が困難であるということを物語っているのでしょうか..
これによると、セシウム134は0.24Bq/㎡、セシウム137は0.25Bq/㎡、ヨウ素131は不検出(検出下限値は0.48Bq/㎡)だったそうです。※Bq/㎡=MBq/㎢
前の月に比べると、数値は下降しているようです。ただ、これは福島原発事故が発生して5ヶ月〜6ヶ月後の数値ですが、未だに微量とは言え、名古屋市で放射性物質が検出されるという事実は、福島原発事故が如何に深刻で、復旧が困難であるということを物語っているのでしょうか..
2011年9月25日日曜日
2011年9月21日水曜日
台風に伴う放射能拡散予測
名古屋市は、台風15号に対する警戒が必要ですが、この台風の気流により、福島原発から放射性物質の飛散も懸念されます。スイスの放射能拡散予測では、きょうの16時頃に名古屋市近辺に放射性物質の飛散があると予測されています。
但し、現在、福島原発からどれほどの量の放射性物質が放出されているかは正確には分かりませんし、東電の試算した数値を信じるとすれば、3月などに比べるとかなり少なくなっているようですが。
台風だけでも大変なのに、放射性物質の心配までしなければならないとは、改めて、日本では異常事態が進行中なのだと認識させられます。
愛知県の空間放射線量率の発表はリアルタイムではありませんが、きょうと明日は特にこの数値の動きに注視したいものです。
但し、現在、福島原発からどれほどの量の放射性物質が放出されているかは正確には分かりませんし、東電の試算した数値を信じるとすれば、3月などに比べるとかなり少なくなっているようですが。
台風だけでも大変なのに、放射性物質の心配までしなければならないとは、改めて、日本では異常事態が進行中なのだと認識させられます。
愛知県の空間放射線量率の発表はリアルタイムではありませんが、きょうと明日は特にこの数値の動きに注視したいものです。
2011年9月18日日曜日
2011年9月11日日曜日
毎朝の測定について!
7月7日から始めた、DoseRAE2による名古屋市栄生町のアパート2階ベランダの測定ですが、約2ヶ月間の数値の推移を見ますと、ほぼ同じような数値で安定しています。僕は、福島原発から新たに大量の放射能が放出されなければ、大きな数値の変化はないのだろうと推察します。
ですので、今まで毎日行ってきたこの測定を、毎週日曜日、週に1回の測定に変更することにします。
愛知県に関係する放射能汚染関連のニュースなどは、引き続き注視し、このブログで紹介していこうと思っています。
※DoseRAE2で測定した数値ですが、僕はこのブログで以前から述べていますが、数値自体が絶対的に正確だということではありません。数値の推移、どれだけ増えたか減ったか、ということを見るための参考資料の一つとして考えています。名古屋市に住んでいる方であれば、名古屋市北区にある県環境調査センターが毎日測定しているモニタリングポストの数値や大気中の降下物の測定結果などの数値も参考にされると良いと思います。
ですので、今まで毎日行ってきたこの測定を、毎週日曜日、週に1回の測定に変更することにします。
愛知県に関係する放射能汚染関連のニュースなどは、引き続き注視し、このブログで紹介していこうと思っています。
※DoseRAE2で測定した数値ですが、僕はこのブログで以前から述べていますが、数値自体が絶対的に正確だということではありません。数値の推移、どれだけ増えたか減ったか、ということを見るための参考資料の一つとして考えています。名古屋市に住んでいる方であれば、名古屋市北区にある県環境調査センターが毎日測定しているモニタリングポストの数値や大気中の降下物の測定結果などの数値も参考にされると良いと思います。
9/11、今朝の数値です!
名古屋市栄生町、今朝は晴れです(雲がかなり多いですが..)。
DoseREA2で測定したアパート2階ベランダの数値は、0.048μSv/hでした。
スイスの放射能拡散予測はこちらです→http://www.youtube.com/watch?v=orlR59YJPb0&feature=player_embedded
DoseREA2で測定したアパート2階ベランダの数値は、0.048μSv/hでした。
スイスの放射能拡散予測はこちらです→http://www.youtube.com/watch?v=orlR59YJPb0&feature=player_embedded
2011年9月10日土曜日
続・愛知県で販売された栃木県産の腐葉土から大量のセシウムを検出!
数日前に、愛知県で販売された栃木産の腐葉土から大量のセシウムが検出された、という中日新聞のウェブサイトのニュースをこのブログで紹介しましたが、愛知県のHPに、この件に関する詳細な情報が掲載されていました。
これによると、愛知県は、今年の8月1日に、農水省から「放射性セシウムを含む肥料・土壌改良資材・培土の暫定許容値の設定について」という通知を受け、県内の市町村、農業団体、県肥料製造者に対して、暫定許容値を超える肥料などの使用禁止と、暫定許容値を超えていないことを確認した上で、製造・販売を行うように通知をしていた、ということです。そして、9月1日に、園芸資材卸売業者の太田産業から、栃木産の腐葉土から放射性セシウムが検出されたとの連絡を受けた、ということです。因みに、腐葉土における放射性セシウムの暫定許容値は、400Bq/kgです。
中日新聞のウェブサイトで公表された通り、太田産業から通知された数値は、セシウム134とセシウム137の合計値が、6万800Bq/kgで、内訳はセシウム134が2万8千Bq/kgで、セシウム137が3万2千800Bq/kgであったとのことです。
太田産業が小売店に販売していた期間は、今年の4月上旬から8月上旬までで、8月上旬からは販売を自粛、現在では小売店での販売は行われていないそうです。
そして、この腐葉土の販売先は、①JAひまわり一宮グリーンセンター(豊川市)、②JAひまわり音羽グリーンセンター(豊川市)、③JA蒲郡市大塚支店(蒲郡市)、④JA蒲郡市形原支店(蒲郡市)、⑤JAあいち三河男川支店(岡崎市)、⑥ホームセンターハイエース(名古屋市名東区)です。
これに対する現在の愛知県の対応は、①この腐葉土を販売していた各小売店に対する、暫定許容値以上であったことを店頭に表示することと、腐葉土の自主回収をすることの要請、②太田産業の在庫の腐葉土からサンプルを取り、放射性セシウムの検査を実施、③相談窓口の設置(農林水産部農業経営科)、です。
栃木県をはじめ、関東地方にも高度な放射能汚染地があることは、かなり早い段階で判明していましたし、そういう予測も立てられたはずです。そして、安全側に重点を置けば、関東地方の物産は放射能検査が必須であることは、誰が考えても明らかなことでした。にも拘らず、行政が販売業者に通知をしたのが8月1日ですから、この致命的な行政の対応の遅さには怒りを覚えます。
愛知県内で、実際にこの腐葉土が使用されれば、福島原発事故の放射能被害を免れた非汚染地に、みすみす放射能汚染を拡散させることになるのと同時に、これを使用して栽培された農作物への更なる放射能汚染も懸念されます。
行政は責任を持って、販売された腐葉土をすべて回収してほしいものです。
これによると、愛知県は、今年の8月1日に、農水省から「放射性セシウムを含む肥料・土壌改良資材・培土の暫定許容値の設定について」という通知を受け、県内の市町村、農業団体、県肥料製造者に対して、暫定許容値を超える肥料などの使用禁止と、暫定許容値を超えていないことを確認した上で、製造・販売を行うように通知をしていた、ということです。そして、9月1日に、園芸資材卸売業者の太田産業から、栃木産の腐葉土から放射性セシウムが検出されたとの連絡を受けた、ということです。因みに、腐葉土における放射性セシウムの暫定許容値は、400Bq/kgです。
中日新聞のウェブサイトで公表された通り、太田産業から通知された数値は、セシウム134とセシウム137の合計値が、6万800Bq/kgで、内訳はセシウム134が2万8千Bq/kgで、セシウム137が3万2千800Bq/kgであったとのことです。
太田産業が小売店に販売していた期間は、今年の4月上旬から8月上旬までで、8月上旬からは販売を自粛、現在では小売店での販売は行われていないそうです。
そして、この腐葉土の販売先は、①JAひまわり一宮グリーンセンター(豊川市)、②JAひまわり音羽グリーンセンター(豊川市)、③JA蒲郡市大塚支店(蒲郡市)、④JA蒲郡市形原支店(蒲郡市)、⑤JAあいち三河男川支店(岡崎市)、⑥ホームセンターハイエース(名古屋市名東区)です。
これに対する現在の愛知県の対応は、①この腐葉土を販売していた各小売店に対する、暫定許容値以上であったことを店頭に表示することと、腐葉土の自主回収をすることの要請、②太田産業の在庫の腐葉土からサンプルを取り、放射性セシウムの検査を実施、③相談窓口の設置(農林水産部農業経営科)、です。
栃木県をはじめ、関東地方にも高度な放射能汚染地があることは、かなり早い段階で判明していましたし、そういう予測も立てられたはずです。そして、安全側に重点を置けば、関東地方の物産は放射能検査が必須であることは、誰が考えても明らかなことでした。にも拘らず、行政が販売業者に通知をしたのが8月1日ですから、この致命的な行政の対応の遅さには怒りを覚えます。
愛知県内で、実際にこの腐葉土が使用されれば、福島原発事故の放射能被害を免れた非汚染地に、みすみす放射能汚染を拡散させることになるのと同時に、これを使用して栽培された農作物への更なる放射能汚染も懸念されます。
行政は責任を持って、販売された腐葉土をすべて回収してほしいものです。
9/10、今朝の数値です!
名古屋市栄生町、今朝は晴れです。ここ数日とは違い、やや蒸し暑い朝です。
DoseRAE2で測定したアパート2階ベランダの数値は、0.048μSv/hでした。
スイスの放射能拡散予測はこちらです→http://www.youtube.com/watch?v=WKJQIuvKSio&feature=player_embedded
DoseRAE2で測定したアパート2階ベランダの数値は、0.048μSv/hでした。
スイスの放射能拡散予測はこちらです→http://www.youtube.com/watch?v=WKJQIuvKSio&feature=player_embedded
2011年9月9日金曜日
2011年9月8日木曜日
9/8、今朝の数値です!
名古屋市栄生町、今朝は晴れです。とても涼しく気持ちの良い朝です。
DoseRAE2で測定したアパート2階ベランダの数値は、0.05μSv/hでした。
スイスの放射能拡散予測はこちらです→http://www.youtube.com/watch?v=lCcshJSYWfw&feature=player_embedded
DoseRAE2で測定したアパート2階ベランダの数値は、0.05μSv/hでした。
スイスの放射能拡散予測はこちらです→http://www.youtube.com/watch?v=lCcshJSYWfw&feature=player_embedded
2011年9月7日水曜日
愛知県で販売された栃木県産の腐葉土から大量のセシウムを検出!
9/7、中日新聞のウェブサイトに掲載された記事、県検査でもセシウム、栃木から仕入れた腐葉土によると、豊川市の園芸資材卸売業「太田産業」が栃木県から仕入れた腐葉土から、県の調査で、1kgあたり3万Bqの放射性セシウムが検出されたそうです(※太田産業の検査では、1kgあたり6万800Bqの放射性セシウムを検出)。
この腐葉土、愛知県内ですでに550袋が販売されており、現在までに回収できたのは、30袋だそうです。
愛知県の県農業経営課は、「健康に影響は与えない」としていますが、これには、やはり、「ただちに」という条件が付くのでしょうか?
因みに、8月に発表された首都圏土壌調査結果では、放射能による土壌汚染が特に酷いとされる、埼玉県三郷市の土壌サンプルですら、放射性セシウムの検出値は、1kgあたり1万4千Bqほどなのですから、今回の1kgあたり3万Bqという数値がどれほど大きいものなのか、私たちは真剣に考える必要があるのではないでしょうか。
以前市場に出回った汚染牛肉といい、今回の汚染腐葉土といい、東北や関東地方の放射能による土壌汚染が強い地域から、検査もせずに出荷されれば、必ずこういうことが起こるのはわかりきっています。これを出荷した業者よりも、これを出荷することを許し、これが市場に出回ることを許した行政の責任は、とても重いのではないでしょうか。「1kgあたり3万Bqの放射性セシウムで汚染された腐葉土が、550袋販売されてしまった」、この重大な結果から判断すれば、現在、日本でチェルノブイリ級の原発事故が進行中であるにも拘らず、日本の行政の対応は緩慢過ぎると言わざるを得ないでしょう。
果たして、販売されたうち、現在未回収の、残り520袋の腐葉土はすべて回収できるのでしょうか..
この腐葉土、愛知県内ですでに550袋が販売されており、現在までに回収できたのは、30袋だそうです。
愛知県の県農業経営課は、「健康に影響は与えない」としていますが、これには、やはり、「ただちに」という条件が付くのでしょうか?
因みに、8月に発表された首都圏土壌調査結果では、放射能による土壌汚染が特に酷いとされる、埼玉県三郷市の土壌サンプルですら、放射性セシウムの検出値は、1kgあたり1万4千Bqほどなのですから、今回の1kgあたり3万Bqという数値がどれほど大きいものなのか、私たちは真剣に考える必要があるのではないでしょうか。
以前市場に出回った汚染牛肉といい、今回の汚染腐葉土といい、東北や関東地方の放射能による土壌汚染が強い地域から、検査もせずに出荷されれば、必ずこういうことが起こるのはわかりきっています。これを出荷した業者よりも、これを出荷することを許し、これが市場に出回ることを許した行政の責任は、とても重いのではないでしょうか。「1kgあたり3万Bqの放射性セシウムで汚染された腐葉土が、550袋販売されてしまった」、この重大な結果から判断すれば、現在、日本でチェルノブイリ級の原発事故が進行中であるにも拘らず、日本の行政の対応は緩慢過ぎると言わざるを得ないでしょう。
果たして、販売されたうち、現在未回収の、残り520袋の腐葉土はすべて回収できるのでしょうか..
2011年9月6日火曜日
2011年9月5日月曜日
9/5、今朝の数値です!
名古屋市栄生町、今朝は曇りです。一部の空には晴れ間も見えています。
DoseRAE2で測定したアパート2階ベランダの数値は、0.05μSv/hでした。
スイスの放射能拡散予測はこちらです→http://www.youtube.com/watch?v=w-iTnP67sLs&feature=player_embedded
DoseRAE2で測定したアパート2階ベランダの数値は、0.05μSv/hでした。
スイスの放射能拡散予測はこちらです→http://www.youtube.com/watch?v=w-iTnP67sLs&feature=player_embedded
2011年9月4日日曜日
9/4、今朝の数値です!
名古屋市栄生町、今朝は雨です。
DoseRAE2で測定したアパート2階ベランダの数値は、0.052μSv/hでした。
気象庁の台風情報は、こちらです→http://www.jma.go.jp/jp/typh/1112l.html
スイスの放射能拡散予測は、こちらです→http://www.youtube.com/watch?v=tI_cJ5-a_W0&feature=player_embedded
DoseRAE2で測定したアパート2階ベランダの数値は、0.052μSv/hでした。
気象庁の台風情報は、こちらです→http://www.jma.go.jp/jp/typh/1112l.html
スイスの放射能拡散予測は、こちらです→http://www.youtube.com/watch?v=tI_cJ5-a_W0&feature=player_embedded
2011年9月3日土曜日
9/3、今朝の数値です!
名古屋市栄生町、今朝は、雨です(断続的に降っています)。台風の影響か、風も時折強く吹きます。
DoseREA2で測定したアパート2階の数値は、0.05μSv/hでした。
※きょうは、都合により、通常の朝6時ではなく、朝7時に測定しました。
DoseREA2で測定したアパート2階の数値は、0.05μSv/hでした。
※きょうは、都合により、通常の朝6時ではなく、朝7時に測定しました。
2011年9月2日金曜日
9/2、今朝の数値です!
名古屋市栄生町、今朝は、曇りです。台風の影響か、空全体が分厚い雲に覆われています。
DoseRAE2で測定したアパート2階ベランダの数値は、0.056μSv/hでした。
気象庁の台風情報はこちらです→http://www.jma.go.jp/jp/typh/1112l.html
因みに、スイスの放射能拡散予測はこちらです→http://www.youtube.com/watch?v=qICdVArMv0E&feature=player_embedded
※8/17、東電は、福島原発からの放射能の放出量は、3月中旬の1/1000である、1時間あたり最大で2億Bqという評価を発表しましたが、細野原発事故担当大臣が、「2億Bqという数値は、推定した最大の値で、実際にどれくらい出ているのかを測る良い方法がまだ見つからない」と述べたように、この数値の信憑性は定かではありません。これを考慮しつつ、僕は、このスイスの放射能拡散予測を参考にしています。
DoseRAE2で測定したアパート2階ベランダの数値は、0.056μSv/hでした。
気象庁の台風情報はこちらです→http://www.jma.go.jp/jp/typh/1112l.html
因みに、スイスの放射能拡散予測はこちらです→http://www.youtube.com/watch?v=qICdVArMv0E&feature=player_embedded
※8/17、東電は、福島原発からの放射能の放出量は、3月中旬の1/1000である、1時間あたり最大で2億Bqという評価を発表しましたが、細野原発事故担当大臣が、「2億Bqという数値は、推定した最大の値で、実際にどれくらい出ているのかを測る良い方法がまだ見つからない」と述べたように、この数値の信憑性は定かではありません。これを考慮しつつ、僕は、このスイスの放射能拡散予測を参考にしています。
2011年9月1日木曜日
9/1、今朝の数値です!
名古屋市栄生町、今朝は、曇りです。一部青空も見えますが、概ね厚い雲に覆われています。
DoseRAE2で測定したアパート2階ベランダの数値は、0.048μSv/hでした。
因みに、スイスの放射能拡散予測はこのようになっているようです→http://www.youtube.com/watch?v=PVZZt4yLNFc&feature=player_embedded
DoseRAE2で測定したアパート2階ベランダの数値は、0.048μSv/hでした。
因みに、スイスの放射能拡散予測はこのようになっているようです→http://www.youtube.com/watch?v=PVZZt4yLNFc&feature=player_embedded
2011年8月31日水曜日
2011年8月30日火曜日
2011年8月29日月曜日
名古屋市千種区にある、名古屋大学アイソトープ総合センターが測定している空間放射線量率
名古屋市千種区不老町にある、名古屋大学アイソトープ総合センターでは、TCS-172(シンチレーション式サーベイメーター)を使用して同センターの正面玄関前(地上1m)で空間放射線量率を測定しており、その測定結果をHP上で公開しています。※放射線を取り扱う施設では、事務所境界での空間放射線量率を毎月測定することが、法律により定められており、同センターでは、2011年3月15以降は、8月29日現在まで、毎日測定を行っているとのことです。
同センターによると、2011年3月15日以降の測定では、数値は0.08μSv/h〜0.09μSv/hを示すことが多い、という印象だそうですが(雨が降ったときは、0.1μSv/hを超えることもあるそうです)、福島原発事故以前に毎月測定していた数値も、2011年1月28日は0.09μSv/h、翌月の2月28日は0.08μSv/hだったそうで、「福島原発事故の前と後で、数値に大きな変化はない」ということでした。因みに、過去3年間の数値は、0.065μSv/h〜0.115μSv/hだったそうです。
僕は、このブログで繰り返し述べていますが、福島原発事故の影響を、土壌の放射能測定の数値などを抜きに、空間放射線量率の数値のみから考察するのであれば、福島原発事故以前と事故以降で、「同じ場所」を「同じ条件」で「同じ測定機器」により測定された数値同士を比較するべきだと思っています。
福島原発事故後には、(僕も含めて)多くの「個人」が様々な小型放射線測定器を使って、各地の空間放射線量率を測定していますが、その数値だけを見て、「ここは、空間放射線量率が高い」とか「ここは、放射能で汚染されている」と決めつけることは短絡的であり、決して賢明なことではないと思います。※たとえ、比較するべき福島原発事故以前の数値がなくても、たとえ、どういう測定器を使用したとしても、例えば1μSv/hとか、そういった明らかに高い数値が測定された場合は、話は別かもしれませんが..
この名古屋大学アイソトープ総合センターの数値は、福島原発事故以前と事故以降で、「名古屋大学アイソトープ総合センターの正面玄関(同じ場所)」を「地面から1m(同じ条件)」で「TCS-172(同じ測定機器)」により測定されたものですので、この数値同士を比較することは、福島原発事故の影響を考察する上で、とても有効な手段の一つであると考えられると思います。
そして、この数値同士を比較すると、「福島原発事故の前と後で、数値に大きな変化はない」ということがわかりますから、名古屋市千種区にある同センターに関しては、「福島原発事故の影響は、ほとんどない」と考えるのが妥当でしょう。そして、この付近の地域に関しても、ある程度、このデータを参考にできるのではないでしょうか。
一口に名古屋市と言ってもかなり広い地域なのですから、現在、モニタリングポストなどで空間放射線量率の測定と発表を行う愛知県環境調査センターがある名古屋市北区、それ以外の別の地域にも、このように、福島原発以前と事故以降の空間放射線量率のデータを公表してくれる機関があることは、とても有り難いことです。これで、名古屋市の千種区に関しては、福島原発事故の影響について、一定の推測が成り立つと思います。
名古屋大学アイソトープ総合センターさん、ありがとうございます!
同センターによると、2011年3月15日以降の測定では、数値は0.08μSv/h〜0.09μSv/hを示すことが多い、という印象だそうですが(雨が降ったときは、0.1μSv/hを超えることもあるそうです)、福島原発事故以前に毎月測定していた数値も、2011年1月28日は0.09μSv/h、翌月の2月28日は0.08μSv/hだったそうで、「福島原発事故の前と後で、数値に大きな変化はない」ということでした。因みに、過去3年間の数値は、0.065μSv/h〜0.115μSv/hだったそうです。
僕は、このブログで繰り返し述べていますが、福島原発事故の影響を、土壌の放射能測定の数値などを抜きに、空間放射線量率の数値のみから考察するのであれば、福島原発事故以前と事故以降で、「同じ場所」を「同じ条件」で「同じ測定機器」により測定された数値同士を比較するべきだと思っています。
福島原発事故後には、(僕も含めて)多くの「個人」が様々な小型放射線測定器を使って、各地の空間放射線量率を測定していますが、その数値だけを見て、「ここは、空間放射線量率が高い」とか「ここは、放射能で汚染されている」と決めつけることは短絡的であり、決して賢明なことではないと思います。※たとえ、比較するべき福島原発事故以前の数値がなくても、たとえ、どういう測定器を使用したとしても、例えば1μSv/hとか、そういった明らかに高い数値が測定された場合は、話は別かもしれませんが..
この名古屋大学アイソトープ総合センターの数値は、福島原発事故以前と事故以降で、「名古屋大学アイソトープ総合センターの正面玄関(同じ場所)」を「地面から1m(同じ条件)」で「TCS-172(同じ測定機器)」により測定されたものですので、この数値同士を比較することは、福島原発事故の影響を考察する上で、とても有効な手段の一つであると考えられると思います。
そして、この数値同士を比較すると、「福島原発事故の前と後で、数値に大きな変化はない」ということがわかりますから、名古屋市千種区にある同センターに関しては、「福島原発事故の影響は、ほとんどない」と考えるのが妥当でしょう。そして、この付近の地域に関しても、ある程度、このデータを参考にできるのではないでしょうか。
一口に名古屋市と言ってもかなり広い地域なのですから、現在、モニタリングポストなどで空間放射線量率の測定と発表を行う愛知県環境調査センターがある名古屋市北区、それ以外の別の地域にも、このように、福島原発以前と事故以降の空間放射線量率のデータを公表してくれる機関があることは、とても有り難いことです。これで、名古屋市の千種区に関しては、福島原発事故の影響について、一定の推測が成り立つと思います。
名古屋大学アイソトープ総合センターさん、ありがとうございます!
2011年8月28日日曜日
2011年8月27日土曜日
8/27、今朝の数値です!
名古屋市栄生町、今朝は晴れです。
DoseRAE2で測定したアパート2階ベランダの数値は、0.05μSv/hでした。
因みに、きょう8/27から8/29にかけてのスイスの放射能拡散予測はこちらです→http://www.youtube.com/watch?v=0LjvixW12Sw&feature=player_embedded
DoseRAE2で測定したアパート2階ベランダの数値は、0.05μSv/hでした。
因みに、きょう8/27から8/29にかけてのスイスの放射能拡散予測はこちらです→http://www.youtube.com/watch?v=0LjvixW12Sw&feature=player_embedded
2011年8月26日金曜日
愛知県(名古屋市北区)、7/1〜8/1の降下物の放射能測定結果
きょう、名古屋市北区にある県環境調査センターが、同センター敷地内で測定した、7/1午前9時〜8/1午前9時の降下物の放射能測定結果を発表しました。
これによると、セシウム134は0.58Bq/㎡、セシウム137は0.63Bq/㎡、ヨウ素131は不検出(検出下限値は0.36Bq/㎡)だそうです。そして、前の月の数値よりも上昇しているようです。※Bq/㎡=MBq/㎢
数値は低いとは言え、降下物を1ヶ月間連続で採取すると、未だに放射性物質が検出されるという事実..これは、現在でも、福島原発からの放射能の放出が続いているという証拠なのでしょうか?それとも、これまでに降下した放射性物質が、再び風に乗り飛んでいるのでしょうか?
福島原発事故は、収束する見通しも立っていないという情報もあり、今後も長期間に渡り、状況を注視する必要がありそうです..
これによると、セシウム134は0.58Bq/㎡、セシウム137は0.63Bq/㎡、ヨウ素131は不検出(検出下限値は0.36Bq/㎡)だそうです。そして、前の月の数値よりも上昇しているようです。※Bq/㎡=MBq/㎢
数値は低いとは言え、降下物を1ヶ月間連続で採取すると、未だに放射性物質が検出されるという事実..これは、現在でも、福島原発からの放射能の放出が続いているという証拠なのでしょうか?それとも、これまでに降下した放射性物質が、再び風に乗り飛んでいるのでしょうか?
福島原発事故は、収束する見通しも立っていないという情報もあり、今後も長期間に渡り、状況を注視する必要がありそうです..
2011年8月25日木曜日
8/25、今朝の数値です!
名古屋市栄生町、今朝は曇りです。相変わらず、朝から蒸し暑いです。
DoseRAE2で測定したアパート2階ベランダの数値は、0.048μSv/hでした。
こちらは、8/25からのスイスの放射能拡散予測です→http://www.youtube.com/watch?v=KRhFZMG5EHk&feature=player_embedded
DoseRAE2で測定したアパート2階ベランダの数値は、0.048μSv/hでした。
こちらは、8/25からのスイスの放射能拡散予測です→http://www.youtube.com/watch?v=KRhFZMG5EHk&feature=player_embedded
2011年8月24日水曜日
2011年8月23日火曜日
8/23、現在の室内の数値(19時〜20時30分)は..
今夜も名古屋市は暑いです..
風がやや強いのですが、空気は温め。栄生町のアパートの窓を開放して外気を取り込みつつ、室内の空間放射線量率を、DoseRAE2によりいつもの場所でモニタリングしています。
19時〜20時30分の間では、0.04μSv/hで安定し、時折0.03μSv/hを示していました。
風がやや強いのですが、空気は温め。栄生町のアパートの窓を開放して外気を取り込みつつ、室内の空間放射線量率を、DoseRAE2によりいつもの場所でモニタリングしています。
19時〜20時30分の間では、0.04μSv/hで安定し、時折0.03μSv/hを示していました。
8/23、今朝の数値です!
名古屋市栄生町、今朝は晴れです。
DoseRAE2で測定したアパート2階ベランダの数値は、0.048μSv/hでした。
因みに、きょう8/23からのスイスの放射能拡散予測です→http://www.youtube.com/watch?v=Dd0Bq2NtUQ0&feature=player_embedded
DoseRAE2で測定したアパート2階ベランダの数値は、0.048μSv/hでした。
因みに、きょう8/23からのスイスの放射能拡散予測です→http://www.youtube.com/watch?v=Dd0Bq2NtUQ0&feature=player_embedded
2011年8月22日月曜日
愛知県の公式見解「8/19に愛知県環境調査センターでGR-135により測定された、0.083μSv/hという数値について」
表題の8/19に0.083μSv/hという数値が測定された事実は、このブログでも触れましたし、この事実について同センター職員の方から伺ったお話もすでに掲載させて頂きましたが、愛知県のHPに、この事実についての公式見解が掲載されているようなので、ご紹介しようと思います。
8/19にアップされた、この大気中の放射線量の測定結果についてによると、「本日(8/19)午前10時において、モニタリングポストで0.057μSv/h、携帯型サーベイメータで0.083μSv/hと、福島原発事故以後で最高の値が検出されましたが、同時刻以降、数値は低下し、事故以前の水準に戻っています。原因は不明ですが、セシウム137などの人工放射性物質は検出されていません」とのことです。
率直なところ、「原因は不明」として、敢えて、「大雨により大気中の自然放射性物質が降下した」という可能性には触れていませんし、何より放射線測定の専門家が「原因は不明」としたことに若干の不安を覚えます..
ただ、「同時刻以降、数値は低下し事故前の水準に戻っている」ことと、「セシウム137などの人工放射性物質は検出されていない」ということは、冷静に考えなければならないでしょう。
但し、心配性の僕は、セシウムなどは降下物の測定対象になっていますが、「(測定対象になっていない)ほかの人工放射性物質はどうなの?」などと考えてしまいます。仮に、測定しなくても、セシウムなどが検出されなければ、通常は、ほかの人工放射性物質も検出されない可能性が高いのでしょうか?つまり、「心配ない」と考えて良いのでしょうか?実際、どうなのでしょう?
僕は放射能に関しては素人ですから、愛知県が発表したこの情報によって、「危ない」とも、「大丈夫だ」とも断言はできませんが、こういう情報を得て、一人ひとりが考え、判断することが求められているのかもしれません。
少なくとも、わからないことがあれば、"Ask Questions(質問をしよう)!"、僕たちには、こういう姿勢が大切なのかもしれません。僕は、専門家の方に、もっとお話を伺いたいと思います!
8/19にアップされた、この大気中の放射線量の測定結果についてによると、「本日(8/19)午前10時において、モニタリングポストで0.057μSv/h、携帯型サーベイメータで0.083μSv/hと、福島原発事故以後で最高の値が検出されましたが、同時刻以降、数値は低下し、事故以前の水準に戻っています。原因は不明ですが、セシウム137などの人工放射性物質は検出されていません」とのことです。
率直なところ、「原因は不明」として、敢えて、「大雨により大気中の自然放射性物質が降下した」という可能性には触れていませんし、何より放射線測定の専門家が「原因は不明」としたことに若干の不安を覚えます..
ただ、「同時刻以降、数値は低下し事故前の水準に戻っている」ことと、「セシウム137などの人工放射性物質は検出されていない」ということは、冷静に考えなければならないでしょう。
但し、心配性の僕は、セシウムなどは降下物の測定対象になっていますが、「(測定対象になっていない)ほかの人工放射性物質はどうなの?」などと考えてしまいます。仮に、測定しなくても、セシウムなどが検出されなければ、通常は、ほかの人工放射性物質も検出されない可能性が高いのでしょうか?つまり、「心配ない」と考えて良いのでしょうか?実際、どうなのでしょう?
僕は放射能に関しては素人ですから、愛知県が発表したこの情報によって、「危ない」とも、「大丈夫だ」とも断言はできませんが、こういう情報を得て、一人ひとりが考え、判断することが求められているのかもしれません。
少なくとも、わからないことがあれば、"Ask Questions(質問をしよう)!"、僕たちには、こういう姿勢が大切なのかもしれません。僕は、専門家の方に、もっとお話を伺いたいと思います!
2011年8月21日日曜日
8/21、今朝の数値です!
名古屋市栄生町、今朝は曇りです。夜の間に雨が降ったような形跡があり、きょうも雨が降ったり止んだりしそうな天気です。
DoseRAE2により測定したアパート2階ベランダの数値は、0.052μSv/hでした。
DoseRAE2により測定したアパート2階ベランダの数値は、0.052μSv/hでした。
8/19の関東地方の降下物の放射能測定結果!
8/19、関東地方で一時空間放射線量率が上昇したという事実がありました。
僕がこのブログで取り上げたのは、東京都、神奈川県、千葉県でしたが、この3都県の8/19の降下物の放射能測定結果がそれぞれのHP上に更新されているかどうか、見て行くことにします。愛知県もそうですが、各都道府県の降下物の放射能測定結果は、通常、1日後に更新されます。
まず、東京都の降下物の放射能測定結果ですが、8/19の9:00〜8/20の9:00の期間では、ヨウ素131、セシウム134、セシウム137、いずれも不検出でした。
神奈川県は、残念ながら更新はないようです。※僕が見つけられないだけかもしれません。
千葉県の降下物の放射能測定結果ですが、8/19の9:00〜8/20の9:00の期間では、セシウム134、及びセシウム137は不検出でした。ヨウ素131に関しては測定対象になっていないようです。
この結果を見ると、8/19の関東地方の空間放射線量率の上昇は、(断言は難しいにしても)人工の放射性物質の飛散によるものではない可能性が高く、少なくとも、8/19、関東地方に福島原発から新たに大量のセシウムやヨウ素などの人工放射性物質が飛散したということではなさそうです。
ただ、ほかの人工放射性物質の測定は行われていないようですが、これは、セシウムやヨウ素の飛散がなければ、それらの飛散もない、と考えても良いのでしょうか。どうなのでしょう..
安心して良いのかどうか、僕にはわかりませんが、とりあえず、8/19の東京都と千葉県の降下物から、放射性のセシウムやヨウ素(千葉県は測定せず)は検出されなかった、ということだけは事実なようです。
僕がこのブログで取り上げたのは、東京都、神奈川県、千葉県でしたが、この3都県の8/19の降下物の放射能測定結果がそれぞれのHP上に更新されているかどうか、見て行くことにします。愛知県もそうですが、各都道府県の降下物の放射能測定結果は、通常、1日後に更新されます。
まず、東京都の降下物の放射能測定結果ですが、8/19の9:00〜8/20の9:00の期間では、ヨウ素131、セシウム134、セシウム137、いずれも不検出でした。
神奈川県は、残念ながら更新はないようです。※僕が見つけられないだけかもしれません。
千葉県の降下物の放射能測定結果ですが、8/19の9:00〜8/20の9:00の期間では、セシウム134、及びセシウム137は不検出でした。ヨウ素131に関しては測定対象になっていないようです。
この結果を見ると、8/19の関東地方の空間放射線量率の上昇は、(断言は難しいにしても)人工の放射性物質の飛散によるものではない可能性が高く、少なくとも、8/19、関東地方に福島原発から新たに大量のセシウムやヨウ素などの人工放射性物質が飛散したということではなさそうです。
ただ、ほかの人工放射性物質の測定は行われていないようですが、これは、セシウムやヨウ素の飛散がなければ、それらの飛散もない、と考えても良いのでしょうか。どうなのでしょう..
安心して良いのかどうか、僕にはわかりませんが、とりあえず、8/19の東京都と千葉県の降下物から、放射性のセシウムやヨウ素(千葉県は測定せず)は検出されなかった、ということだけは事実なようです。
2011年8月20日土曜日
8/20、DoseRAE2による測定結果と、愛知県環境調査センターの測定結果から..
きょう8/20、スイスの放射能拡散予測では、名古屋市にも放射能が飛散するとのことでしたので、9:00〜15:00の間、アパートの窓を開放してDoseRAE2によるモニタリングを行ってみました(※大体5分置き、少なくとも15分置きに数値を確認)。
結果は、0.04μSv/h〜0.05μSv/hの間で数値は安定していました(時折0.06μSv/hを示すこともあり)。これは同じ条件で測定した7月以降の僕のアパート室内の通常の数値です。
因みに、16:00、アパートのベランダで測定した数値は、0.056μSv/hでした。
愛知県の県環境調査センターの数値を見ると、8/20の空間放射線量率は、モニタリングポストで4:00〜5:00までは概ね0.04μSv/h台だったのに対し、5:00〜9:00は0.05μSv/h台に上昇していますが、これまでにもこの程度の数値が記録されたことがありますので、とりわけ驚くようなことではないかもしれません。
また、昨日8/19の、同センター敷地内(地上1m)のシンチレーション式サーベイメーター(GR-135)による測定結果は、0.083μSv/hで、6月にこの測定を開始して以来の最高値となりましたが、同センターの職員の方にお話を伺ったところ、「毎朝10:00に測定していますが、8/19は、たまたまその時間に激しい雨が降ったことにより、大気中の自然放射性物質が降下したことが原因かもしれません。(これは、あくまで推測なので)それが原因だとは断言できませんが、明日8/21にアップ予定の、8/19〜8/20の降下物の測定結果でも、セシウム134、137及びヨウ素131は不検出でした」とのことでした。因みに、明日8/21アップ予定の、8/20の同センター敷地内(地上1m)のシンチレーション式サーベイメーターによる測定結果は、やはり測定時間の8/20の10:00に雨が降っていたこともあり、8/19の数値ほどではないですが、若干高めの数値が測定されたそうです。
数値が上がった原因が、降雨により大気中の自然放射性物質が降下したことであれば、大きな問題はないと思います。やはり、モニタリングポストやサーベイメーターの数値と、降下物の放射能測定の結果を併せて確認することが重要だと思います。
ラベル:
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名古屋市
8/20、今朝の数値です!
名古屋市栄生町、今朝は雨です。小雨ですが、6時以前から降っていたようです。
DoseRAE2によりアパートの2階ベランダで測定した数値は、0.06μSv/hでした。
ここ何日かでは、0.06μSv/hという数値は見かけませんでしたが、同じく雨だった7/7と7/19はそれぞれ、0.06μSv/h、0.058μSv/hでしたし、5/11は晴れでも0.058μSv/hでしたので、(僕が測定を始めてからという条件付きですが)きょうの0.06μSv/hがとりわけ高いというわけではなさそうです。
DoseRAE2によりアパートの2階ベランダで測定した数値は、0.06μSv/hでした。
ここ何日かでは、0.06μSv/hという数値は見かけませんでしたが、同じく雨だった7/7と7/19はそれぞれ、0.06μSv/h、0.058μSv/hでしたし、5/11は晴れでも0.058μSv/hでしたので、(僕が測定を始めてからという条件付きですが)きょうの0.06μSv/hがとりわけ高いというわけではなさそうです。
2011年8月19日金曜日
8/19、関東地方で空間放射線量率が上昇!明日8/20は中部地方も要注意!
きょう8/19の東京都、神奈川県、千葉県のHPに掲載されているモニタリングポストの数値を見ると、①東京都では、10:00から数値が上昇し、13:00〜15:59の間に0.08μSv/hを記録(※5月以降は0.06μSv/h台後半で安定、6月中旬以降は8/19まで0.05μSv台後半で安定していた)、②神奈川県では、14:00から数値が上昇し、15:00〜16:59の間に0.05μSv/hを記録(※4月下旬以降は0.03μSv/h台で、6月以降は8/19まで0.028μSv/h程度で安定していた)、③千葉県では、13:00から数値が上昇し、15:00〜16:59の間に0.07μSv/h台を記録(※4月の下旬以降は8/19まで、0.04μSv/h台で安定していた)という事実がわかります。
スイスの放射能拡散予測では、きょう8/19の午後から東京都、神奈川県、千葉県方面に放射能が飛散すると予測されていたようです。ただ、「7月以降も、福島原発からは毎日放射能が放出されている」ということは、周知の事実でしたし、そういう状況で、これまでにも関東地方には福島原発方面から気流が流れることも、雨が降ることもありました。
にも拘らず、この3都県のデータを見ても、概ね5月以降はこれほど大きな数値の上昇はなかったのですが、きょう8/19に限っては、空間放射線量率が急上昇したのです。
原因は何なのでしょう?
きょう8/19の関東地方には、かなりの量の雨が降ったようです。僕のウェブサイト(DoseRAE2で測定した名古屋市の空間放射線量率)にも書きましたが、「雨が降ると、空気中の塵が雨により地表に落とされ、塵に含まれている比較的半減期の短い天然放射性物質(半減期27分の鉛-121、半減期20分のビスマス-214など)が地表に集められ、その結果、雨の日には一時的に空間放射線量率が高くなることがある」ということもあるようなので、関東地方の空間放射線量率の上昇は、やはり雨が原因なのでしょうか?
それとも、福島原発で何かあったのでしょうか?
今のところ、この原因となるような福島原発の新たな異変などについては、東電や政府からの発表はありませんが、この3都県で、一時的にとは言え、30%〜70%ほど空間放射線量率が上昇したという事実は楽観視して良いものでしょうか?
数日前、ある海外メディアが、ここ最近、福島県方面で発生した地震の影響で、福島原発がダメージを受けた可能性があることを指摘していましたが、やはりそういった可能性もあるのでしょうか?
東電や政府の発表がなければ何とも言えませんが、8/19、この3都県の空間放射線量率が数ヶ月振りに大きく上昇したということだけは確かです。
因みに、スイスの放射能拡散予測によると、明日8/20の正午頃に、放射能が名古屋市にも飛散する可能性があるようで、この関東地方の空間放射線量率の上昇の事実を考えると、名古屋市も明日8/20は注意が必要かもしれません。
18:30現在、僕が毎朝測定している名古屋市栄生町のアパート2階ベランダで、DoseRAE2により空間放射線量率を測定したところ、数値は0.05μSv/hで、僕が7月から測定を開始してからの数値と比べても大きな変化はありません。
明日8/20も引き続き測定をしようと思います。
スイスの放射能拡散予測では、きょう8/19の午後から東京都、神奈川県、千葉県方面に放射能が飛散すると予測されていたようです。ただ、「7月以降も、福島原発からは毎日放射能が放出されている」ということは、周知の事実でしたし、そういう状況で、これまでにも関東地方には福島原発方面から気流が流れることも、雨が降ることもありました。
にも拘らず、この3都県のデータを見ても、概ね5月以降はこれほど大きな数値の上昇はなかったのですが、きょう8/19に限っては、空間放射線量率が急上昇したのです。
原因は何なのでしょう?
きょう8/19の関東地方には、かなりの量の雨が降ったようです。僕のウェブサイト(DoseRAE2で測定した名古屋市の空間放射線量率)にも書きましたが、「雨が降ると、空気中の塵が雨により地表に落とされ、塵に含まれている比較的半減期の短い天然放射性物質(半減期27分の鉛-121、半減期20分のビスマス-214など)が地表に集められ、その結果、雨の日には一時的に空間放射線量率が高くなることがある」ということもあるようなので、関東地方の空間放射線量率の上昇は、やはり雨が原因なのでしょうか?
それとも、福島原発で何かあったのでしょうか?
今のところ、この原因となるような福島原発の新たな異変などについては、東電や政府からの発表はありませんが、この3都県で、一時的にとは言え、30%〜70%ほど空間放射線量率が上昇したという事実は楽観視して良いものでしょうか?
数日前、ある海外メディアが、ここ最近、福島県方面で発生した地震の影響で、福島原発がダメージを受けた可能性があることを指摘していましたが、やはりそういった可能性もあるのでしょうか?
東電や政府の発表がなければ何とも言えませんが、8/19、この3都県の空間放射線量率が数ヶ月振りに大きく上昇したということだけは確かです。
因みに、スイスの放射能拡散予測によると、明日8/20の正午頃に、放射能が名古屋市にも飛散する可能性があるようで、この関東地方の空間放射線量率の上昇の事実を考えると、名古屋市も明日8/20は注意が必要かもしれません。
18:30現在、僕が毎朝測定している名古屋市栄生町のアパート2階ベランダで、DoseRAE2により空間放射線量率を測定したところ、数値は0.05μSv/hで、僕が7月から測定を開始してからの数値と比べても大きな変化はありません。
明日8/20も引き続き測定をしようと思います。
2011年8月18日木曜日
2011年8月17日水曜日
2011年8月16日火曜日
8/16、今朝の数値です!
名古屋市栄生町、今朝は晴れです。昨夜は一時かなり激しい雨が降りましたが、今朝は若干雲がありますが晴れていて、気温も涼しく爽やかな朝になりました!
DoseRAE2で測定したアパート2階の数値は、0.052μSv/hでした。
DoseRAE2で測定したアパート2階の数値は、0.052μSv/hでした。
2011年8月15日月曜日
返ってきた!
さきほど、友人に貸していたDoseRAE2が無事返ってきました。DoseRAE2を受け取った直後に大雨が降ってきて慌ててアパートに戻りました。
久しぶりの再会を喜びつつ(笑)、さっそくDoseRAE2のスイッチを入れて、いつものように窓を開けた室内の空間放射線量率を測定しています。10分ほど前から測定を開始しましたが、数値は0.05μSv/hで安定しています。これまでと比べて大きな変化はないようです。
そして、明日の朝から、毎朝の測定も再開します!やはり、これをしないと、なんだか気合いが入りません(笑)。
友人が測定した群馬県高崎市の実家付近の空間放射線量率についても、後日このブログで書こうと思います。あくまで参考程度に、という前置きですが..
久しぶりの再会を喜びつつ(笑)、さっそくDoseRAE2のスイッチを入れて、いつものように窓を開けた室内の空間放射線量率を測定しています。10分ほど前から測定を開始しましたが、数値は0.05μSv/hで安定しています。これまでと比べて大きな変化はないようです。
そして、明日の朝から、毎朝の測定も再開します!やはり、これをしないと、なんだか気合いが入りません(笑)。
友人が測定した群馬県高崎市の実家付近の空間放射線量率についても、後日このブログで書こうと思います。あくまで参考程度に、という前置きですが..
2011年8月14日日曜日
調子が..
里帰りをした友人にDoseRAE2を貸したため、12日から毎朝の測定を一時休止しているのですが..7月7日から毎日続けてきて、すでに日課というか、僕の生活の一部となった朝の測定をしないと、なんだか調子が出ない気がします(笑)。最初は少し面倒臭くて、1ヶ月もしたら止めれば良いと思っていましたが、今では、「よし、きょうは0.05μSv/h!」という感じで一日が始まるのに慣れてしまっています..
明日の夜には返ってくる予定なので、測定は明後日16日の朝から再開します!
早く返ってこないかなぁ(笑)。
明日の夜には返ってくる予定なので、測定は明後日16日の朝から再開します!
早く返ってこないかなぁ(笑)。
2011年8月12日金曜日
日本分析センターのデータベースを閲覧しよう!
先日、首都圏の土壌調査の結果を見ていたときに、僕は、「福島原発事故以前は、日本各地の放射能による土壌汚染はどれくらいだったのだろう?」という疑問を持ちました。この原発事故が起きて以来、インターネット上に点在する一部の県の資料を見つけて比較をしていたのですが、数日前に見つけた日本分析センターのデータベースは、過去50年分の日本全国の都道府県の放射能汚染に関する資料を閲覧することができ、とても便利です。
そして、使い方はいたって簡単です!
①まず、HPのグラフィック中にある「身のまわりなど一般環境」という真ん中の円をクリックします。
②調査対象、調査年度、調査地域を選択します。調査対象は、例えば、土壌汚染についての資料ならば、「陸地」を選択します。調査年度は、1957年から2010年の間で選択できます。調査地域は、地方別、都道府県別の選択が可能です。これらの選択が完了したら、「次へ」をクリックします。
③調査カテゴリーは、土壌汚染についての資料ならば、「土壌」を選択し、次の調査試料は調べたい土壌の種類を選択します。これらの選択が完了したら、「次へ」をクリックします。
④調査核種は、汚染の元となる放射性核種を選択します。放射能による土壌汚染の場合、一般的にはセシウム137がその要因となるので、「Cs-137」を選択すると良いかもしれません。選択が完了したら、「次へ」をクリックします。
⑤この画面では、これまで選択した条件の一覧が出るので、間違いがなければ、「検索」をクリックします。
これで完了です!
試しに、1957年から2010年までの東北地方のセシウム137による土壌汚染の試料を見てみると、1985年9月27日に採取した秋田県河辺郡河辺町の草地から10,286Bq/㎡のセシウム137が検出されていることが明記されていることに気が付きます。因みに、MBq/㎢=Bq/㎡です。
チェルノブイリ原発事故の前年の数値ということになりますが、これは、これまで大気圏内で行われた核実験の影響なのでしょうか?
その原因が何であれ、このレベルの土壌汚染が、福島原発事故のはるか前に日本の一部の地域で存在したという事実、僕たちはこれをどう解釈するべきなのでしょうか?考えれば考えるほど難しいですね..
そして、使い方はいたって簡単です!
①まず、HPのグラフィック中にある「身のまわりなど一般環境」という真ん中の円をクリックします。
②調査対象、調査年度、調査地域を選択します。調査対象は、例えば、土壌汚染についての資料ならば、「陸地」を選択します。調査年度は、1957年から2010年の間で選択できます。調査地域は、地方別、都道府県別の選択が可能です。これらの選択が完了したら、「次へ」をクリックします。
③調査カテゴリーは、土壌汚染についての資料ならば、「土壌」を選択し、次の調査試料は調べたい土壌の種類を選択します。これらの選択が完了したら、「次へ」をクリックします。
④調査核種は、汚染の元となる放射性核種を選択します。放射能による土壌汚染の場合、一般的にはセシウム137がその要因となるので、「Cs-137」を選択すると良いかもしれません。選択が完了したら、「次へ」をクリックします。
⑤この画面では、これまで選択した条件の一覧が出るので、間違いがなければ、「検索」をクリックします。
これで完了です!
試しに、1957年から2010年までの東北地方のセシウム137による土壌汚染の試料を見てみると、1985年9月27日に採取した秋田県河辺郡河辺町の草地から10,286Bq/㎡のセシウム137が検出されていることが明記されていることに気が付きます。因みに、MBq/㎢=Bq/㎡です。
チェルノブイリ原発事故の前年の数値ということになりますが、これは、これまで大気圏内で行われた核実験の影響なのでしょうか?
その原因が何であれ、このレベルの土壌汚染が、福島原発事故のはるか前に日本の一部の地域で存在したという事実、僕たちはこれをどう解釈するべきなのでしょうか?考えれば考えるほど難しいですね..
2011年8月11日木曜日
明日から毎朝の測定を一時中断します..再開は8/16です
毎朝6時に名古屋市栄生町のアパート2階ベランダで行っている、DoseRAE2による空間放射線量率の測定を明日8/12〜8/15の期間一時中断します。
この期間に群馬県に里帰りをする友人に、実家の付近の空間放射線量率を測定したいためDoseRAE2を貸して欲しい頼まれました。やはり関東地方では、より放射能汚染が気になって当然ですので、彼女にDoseRAE2を一時貸すことにしました。
その数値をこのブログで発表するかどうかはまだ未定ですが、DoseRAE2が少しでも役に立ってくれれば良いと思います。
名古屋市栄生町の空間放射線量率の測定は、8/16から再開する予定です。
この期間に群馬県に里帰りをする友人に、実家の付近の空間放射線量率を測定したいためDoseRAE2を貸して欲しい頼まれました。やはり関東地方では、より放射能汚染が気になって当然ですので、彼女にDoseRAE2を一時貸すことにしました。
その数値をこのブログで発表するかどうかはまだ未定ですが、DoseRAE2が少しでも役に立ってくれれば良いと思います。
名古屋市栄生町の空間放射線量率の測定は、8/16から再開する予定です。
久しぶりに数カ所を測定!
きょうは久しぶりに測定をしてきました。
1ヶ月ほど前にDoseRAE2で測定を始めてから、どのように数値が変化しているかを見るために、7月4日に測定した栄生駅出入口を再度測定しました。
きょう最初に測定したのは、枇杷島公園に隣接するグランドです。通常と変わらない測定方法(まず測定する場所でDoseRAE2を5分間安定させてから、30秒置きに数値を5回取り、その平均値を数値とします)で測定した結果、数値は0.06μSv/hでした。
次に、そのグランドから100mほど離れた枇杷島スポーツセンター出入口で、数値は0.05μSv/hでした。
そこからヨシヅヤ(名西店)方面に向かい、八坂横断歩道前を測定。数値は、0.06μSv/h。そして、ヨシヅヤ(名西店)南出入口ベンチ付近は、0.068μSv/hでした。
最後に、以前にも測定した栄生駅出入口は、0.072μSv/hで、前回の0.068μSv/hとそれほど変わらない数値でした(小型線量計での測定ですから、これくらいはごく僅かな誤差の範囲でしょう)。
7月の測定開始からすでに1ヶ月が経ちますが、僕が毎朝測定している栄生町のアパート2階ベランダの数値、7月4日ときょう測定した栄生駅出入口の数値の変化を見ると、名古屋市では(僕が測定した範囲に限っては..)、この1ヶ月の間では大きな変化はないようです。
7月の測定開始からすでに1ヶ月が経ちますが、僕が毎朝測定している栄生町のアパート2階ベランダの数値、7月4日ときょう測定した栄生駅出入口の数値の変化を見ると、名古屋市では(僕が測定した範囲に限っては..)、この1ヶ月の間では大きな変化はないようです。
2011年8月10日水曜日
8/10、今朝の数値です!
名古屋市栄生町、今朝は薄い雲がかかっていますが、一応晴れです。昨日、一昨日と同様に朝からとても蒸し暑いです..
DoseRAE2で測定したアパート2階ベランダの数値は、0.048μSv/hでした。
DoseRAE2で測定したアパート2階ベランダの数値は、0.048μSv/hでした。
2011年8月9日火曜日
「放射能防御プロジェクト」による首都圏の土壌調査結果について..
昨日(8/8)、「放射能防御プロジェクト」という市民団体が、独自に首都圏の土壌調査を行った結果を公表しました。
福島原発事故が発生してから5ヶ月が経とうとしていますが、行政は積極的にこのような調査を行っていませんでしたから、市民団体が主導でこのような調査を行った意義はとても大きいと思います。僕も、一国民として、このような調査を行ってくれた「放射能防御プロジェクト」に感謝したいと思います。
この調査結果を見ると、非常にショッキングです。数万Bq/㎡を超える汚染地も多く、中には何十万Bq/㎡の汚染地もあるようです。このように、実測で土壌の汚染状況を明らかにすることは、とても重要だと思いますし、本来すべての国民は、このような事実を知る権利があるのではないでしょうか。
但し、僕は、この調査結果の一部に大きな問題があると思っています!
それは、この調査結果では、チェルノブイリで適用された、強制避難区域(148万Bq/㎡〜)、一時移住区域(55万5千Bq/㎡〜)、希望移住区域(18万5千Bq/㎡〜)、放射線管理区域(3万7千Bq/㎡〜)という数値と、今回の調査で判明した首都圏の数値を比較していますが、問題点は、これらのチェルノブイリの数値はセシウム137のみのもの(資料はこちらです→http://www.aec.go.jp/jicst/NC/iinkai/teirei/siryo2011/siryo16/siryo2.pdf)であるのに対して、首都圏の数値はセシウム134とセシウム137を足したものになっているということです。
当然、セシウム137のみの数値(チェルノブイリ)と、セシウム134とセシウム137を足した数値(首都圏)を比較することは、誰が見ても正しい比較ではありません。つまり、チェルノブイリの数値を引き合いに出すのであれば、これと比較する首都圏の数値はセシウム137のみの数値でなければならない、ということです。
例えば、この表でチェルノブイリの放射線管理区域(3万7千Bq/㎡〜)に該当すると表示されている東京の1、江戸川区東葛西の47,515Bq/㎡という数値は、セシウム134とセシウム137の合計値ですので、チェルノブイリの数値と比較するのであれば、セシウム137のみの数値である25,805Bq/㎡(397Bq/kg×65=25,805Bq/㎡)、これを比較に用いるべきでしょう。そうすると、これは、チェルノブイリの放射線管理区域の基準値以下であり、この区分には該当しないということになります。
この表でチェルノブイリの希望移住区域(18万5千Bq/㎡〜)に該当すると表示されている東京の2、江戸川区臨海町の240,045Bq/㎡という数値は、やはりセシウム134とセシウム137の合計値なので、セシウム137のみの数値を導き出すと137,930Bq/㎡(2,122Bq/kg×65=137,930Bq/㎡)となり、これは、チェルノブイリの希望移住区域(18万5千Bq/㎡〜)ではなく、放射線管理区域(3万7千Bq/㎡〜)に該当するという認識が正しいということがわかります。
せっかく、このような素晴らしい調査を行ったのですから、正しい分析と比較を行うとより良いのではないかと思うのですが..
但し、いずれにせよ、セシウム137の数値が数万Bq/㎡を超えるレベルの汚染は過小評価されて良いものではないと思いますし、今回の福島原発事故が首都圏に与えた影響の大きさを改めて思い知らされた気がします。個人的には、決して、楽観視できる数値ではないと考えています。やはり、この調査結果から判断すると、首都圏の放射能による土壌汚染は深刻であると認識せざるを得ないのではないでしょうか..
因みに、日本分析センターのデータベースを見てみますと、興味深い事実がわかります。
1964年7月22日に採取された石川県富来町の土壌(表のNo.56)からは、約280Bq/kgのセシウム137が検出されていて、これは18,200Bq/㎡(280Bq/kg×65=18,200Bq/㎡)です。また、1990年9月に採取された新潟県の土壌(表のNo.808)からは、252Bq/kgのセシウム137が検出されていて、これは16,380Bq/㎡(252Bq/kg×65=16,380Bq/㎡)です。これらの土壌は、今回の首都圏の土壌調査で明らかになった、東京都江東区森下(セシウム137、220Bq/kg、14,300Bq/㎡)、千葉市中央区新宿(セシウム137、253Bq/kg、16,445Bq/㎡)、千葉県富里市十倉(セシウム137、283Bq/kg、18,395Bq/㎡)などと同じ程度の汚染レベルだったようです。
このデータを見ると、世界各国が行った核実験やチェルノブイリ原発事故などの影響により、今回の福島原発事故が発生する以前から、日本の一部の土壌が重大な放射能汚染を受けていたことが明白で、これまで放射能汚染に関心が薄かった無知な僕は、ただただ驚いてしまうのです..
福島原発事故が発生してから5ヶ月が経とうとしていますが、行政は積極的にこのような調査を行っていませんでしたから、市民団体が主導でこのような調査を行った意義はとても大きいと思います。僕も、一国民として、このような調査を行ってくれた「放射能防御プロジェクト」に感謝したいと思います。
この調査結果を見ると、非常にショッキングです。数万Bq/㎡を超える汚染地も多く、中には何十万Bq/㎡の汚染地もあるようです。このように、実測で土壌の汚染状況を明らかにすることは、とても重要だと思いますし、本来すべての国民は、このような事実を知る権利があるのではないでしょうか。
但し、僕は、この調査結果の一部に大きな問題があると思っています!
それは、この調査結果では、チェルノブイリで適用された、強制避難区域(148万Bq/㎡〜)、一時移住区域(55万5千Bq/㎡〜)、希望移住区域(18万5千Bq/㎡〜)、放射線管理区域(3万7千Bq/㎡〜)という数値と、今回の調査で判明した首都圏の数値を比較していますが、問題点は、これらのチェルノブイリの数値はセシウム137のみのもの(資料はこちらです→http://www.aec.go.jp/jicst/NC/iinkai/teirei/siryo2011/siryo16/siryo2.pdf)であるのに対して、首都圏の数値はセシウム134とセシウム137を足したものになっているということです。
当然、セシウム137のみの数値(チェルノブイリ)と、セシウム134とセシウム137を足した数値(首都圏)を比較することは、誰が見ても正しい比較ではありません。つまり、チェルノブイリの数値を引き合いに出すのであれば、これと比較する首都圏の数値はセシウム137のみの数値でなければならない、ということです。
例えば、この表でチェルノブイリの放射線管理区域(3万7千Bq/㎡〜)に該当すると表示されている東京の1、江戸川区東葛西の47,515Bq/㎡という数値は、セシウム134とセシウム137の合計値ですので、チェルノブイリの数値と比較するのであれば、セシウム137のみの数値である25,805Bq/㎡(397Bq/kg×65=25,805Bq/㎡)、これを比較に用いるべきでしょう。そうすると、これは、チェルノブイリの放射線管理区域の基準値以下であり、この区分には該当しないということになります。
この表でチェルノブイリの希望移住区域(18万5千Bq/㎡〜)に該当すると表示されている東京の2、江戸川区臨海町の240,045Bq/㎡という数値は、やはりセシウム134とセシウム137の合計値なので、セシウム137のみの数値を導き出すと137,930Bq/㎡(2,122Bq/kg×65=137,930Bq/㎡)となり、これは、チェルノブイリの希望移住区域(18万5千Bq/㎡〜)ではなく、放射線管理区域(3万7千Bq/㎡〜)に該当するという認識が正しいということがわかります。
せっかく、このような素晴らしい調査を行ったのですから、正しい分析と比較を行うとより良いのではないかと思うのですが..
但し、いずれにせよ、セシウム137の数値が数万Bq/㎡を超えるレベルの汚染は過小評価されて良いものではないと思いますし、今回の福島原発事故が首都圏に与えた影響の大きさを改めて思い知らされた気がします。個人的には、決して、楽観視できる数値ではないと考えています。やはり、この調査結果から判断すると、首都圏の放射能による土壌汚染は深刻であると認識せざるを得ないのではないでしょうか..
因みに、日本分析センターのデータベースを見てみますと、興味深い事実がわかります。
1964年7月22日に採取された石川県富来町の土壌(表のNo.56)からは、約280Bq/kgのセシウム137が検出されていて、これは18,200Bq/㎡(280Bq/kg×65=18,200Bq/㎡)です。また、1990年9月に採取された新潟県の土壌(表のNo.808)からは、252Bq/kgのセシウム137が検出されていて、これは16,380Bq/㎡(252Bq/kg×65=16,380Bq/㎡)です。これらの土壌は、今回の首都圏の土壌調査で明らかになった、東京都江東区森下(セシウム137、220Bq/kg、14,300Bq/㎡)、千葉市中央区新宿(セシウム137、253Bq/kg、16,445Bq/㎡)、千葉県富里市十倉(セシウム137、283Bq/kg、18,395Bq/㎡)などと同じ程度の汚染レベルだったようです。
このデータを見ると、世界各国が行った核実験やチェルノブイリ原発事故などの影響により、今回の福島原発事故が発生する以前から、日本の一部の土壌が重大な放射能汚染を受けていたことが明白で、これまで放射能汚染に関心が薄かった無知な僕は、ただただ驚いてしまうのです..
AERAによる線量計「実力テスト」によると..
AERA'11.8.15に、線量計「実力テスト」という特集が掲載されていました。
この特集のガイド役となった東大総合文化研究所の小豆川助教によると、「線量計にはそれぞれ用途があり、車で言うと、トラック、乗用車、4WDほど違う。<中略>線量計も車と同様に目的ごとに使い分けるもの」なのだそうです。
因みに、AERAによると、DoseRAE2などのシンチレーション式は空間放射線量率などのγ線測定に向いており、GM計数管式(いわゆるガイガーカウンター)は身体や土壌などの表面に付着した放射性物質の測定に適しているとのこと。つまり、「モニタリングポスト」など、厳密に空間放射線量率(γ線)を測定する場合は、シンチレーション式が良く、原発作業員などの「スクリーニング」などでβ線量を測定する場合は、GM計数管式が良いのだそうです。
さて、AERAが行った線量計「実力テスト」は、まず文科省が全国各地を測定するのに使用しているサーベイメーターと同種のTCS-161(シンチレーション式)が最も正確であるという設定のもとに、複数の場所を「校正」と「誤差チェック」済みの複数の線量計(DoseRAE2を含む)で測定し、その結果を比較しています。
低線量の場所については、TCS-161が0.06μSv/h(これを正確な数値と設定)を示した場所では、シンチレーション式のDoseRAE2は0.07μSv/h、はかるくんDX-300は0.06μSv/hで、GM計数管式は0.07μSv/h〜0.11μSv/hという数値を示したようです。
高線量の場所については、TCS-161が6.1μSv/h(これを正確な数値と設定)を示した場所では、DoseRAE2は9.63μSv/h、はかるくんDX-300は5.23μSv/hで、GM計数管式は3.12μSv/h〜10.45μSv/hという数値を示したようです。
DoseRAE2は、低線量と高線量をそれぞれ2つの異なるセンサーにより測定しますが、この「実力テスト」の結果によると、DoseRAE2の場合、低線量の測定では比較的正しい数値が出るようで、名古屋市のように福島原発事故の影響が比較的軽微で低線量な地域を測定するには「まずまず」と言ったところではないでしょうか(もっとも、低線量の複数の場所をテストして頂きたかったですが)。一方のGM計数管式は、低線量の測定では、ほとんどが正確な数値より0.03μSv/h以上高い数値を示しています。
但し、小豆川助教は、この「実力テスト」の結果を受けて、「同じ試料を同じ条件で計測しました。しかも機械のゆらぎがおさまるまで待った。万全を期しても、これだけ値が違うのです」とした上で、「(個人が様々な線量計で測定して書き込んだ)ネット上の数値が高い、低いと言って恐れるのは間違っている、と気づいてもらえたと思います。むしろ同じ線量計で何%変化したかということに目を向けるべき」と主張しています。
この特集のガイド役となった東大総合文化研究所の小豆川助教によると、「線量計にはそれぞれ用途があり、車で言うと、トラック、乗用車、4WDほど違う。<中略>線量計も車と同様に目的ごとに使い分けるもの」なのだそうです。
因みに、AERAによると、DoseRAE2などのシンチレーション式は空間放射線量率などのγ線測定に向いており、GM計数管式(いわゆるガイガーカウンター)は身体や土壌などの表面に付着した放射性物質の測定に適しているとのこと。つまり、「モニタリングポスト」など、厳密に空間放射線量率(γ線)を測定する場合は、シンチレーション式が良く、原発作業員などの「スクリーニング」などでβ線量を測定する場合は、GM計数管式が良いのだそうです。
さて、AERAが行った線量計「実力テスト」は、まず文科省が全国各地を測定するのに使用しているサーベイメーターと同種のTCS-161(シンチレーション式)が最も正確であるという設定のもとに、複数の場所を「校正」と「誤差チェック」済みの複数の線量計(DoseRAE2を含む)で測定し、その結果を比較しています。
低線量の場所については、TCS-161が0.06μSv/h(これを正確な数値と設定)を示した場所では、シンチレーション式のDoseRAE2は0.07μSv/h、はかるくんDX-300は0.06μSv/hで、GM計数管式は0.07μSv/h〜0.11μSv/hという数値を示したようです。
高線量の場所については、TCS-161が6.1μSv/h(これを正確な数値と設定)を示した場所では、DoseRAE2は9.63μSv/h、はかるくんDX-300は5.23μSv/hで、GM計数管式は3.12μSv/h〜10.45μSv/hという数値を示したようです。
DoseRAE2は、低線量と高線量をそれぞれ2つの異なるセンサーにより測定しますが、この「実力テスト」の結果によると、DoseRAE2の場合、低線量の測定では比較的正しい数値が出るようで、名古屋市のように福島原発事故の影響が比較的軽微で低線量な地域を測定するには「まずまず」と言ったところではないでしょうか(もっとも、低線量の複数の場所をテストして頂きたかったですが)。一方のGM計数管式は、低線量の測定では、ほとんどが正確な数値より0.03μSv/h以上高い数値を示しています。
但し、小豆川助教は、この「実力テスト」の結果を受けて、「同じ試料を同じ条件で計測しました。しかも機械のゆらぎがおさまるまで待った。万全を期しても、これだけ値が違うのです」とした上で、「(個人が様々な線量計で測定して書き込んだ)ネット上の数値が高い、低いと言って恐れるのは間違っている、と気づいてもらえたと思います。むしろ同じ線量計で何%変化したかということに目を向けるべき」と主張しています。
2011年8月8日月曜日
2011年8月7日日曜日
2011年8月6日土曜日
8/6、今朝の数値です!
名古屋市栄生町、今朝は曇りです。アパート上空には青空が見えますが、西の空を中心に厚い雲に覆われています。そして、スゴく蒸し暑いです..
DoseRAE2で測定したアパート2階ベランダの数値は、0.05μSv/hでした。
DoseRAE2で測定したアパート2階ベランダの数値は、0.05μSv/hでした。
2011年8月5日金曜日
2011年8月4日木曜日
8/4、現在の室内の数値(18時30分〜22時)は..
18時30分〜22時の、DoseRAE2で測定した名古屋市栄生町の僕のアパートの室内の数値は、昨日と同様に、0.04μSv/h〜0.05μSv/hで安定していました(0.04μSv/hを示す時間が長いです)。
※エアコンをオンにして、室内に外気を取り込んでいます。
※エアコンをオンにして、室内に外気を取り込んでいます。
2011年8月3日水曜日
8/3、現在の室内の数値(18時〜20時)は..
18時〜20時の、DoseRAE2で測定した名古屋市栄生町の僕のアパートの室内の数値は、0.04μSv/h〜0.05μSv/hで安定していました。
※エアコンをオンにして、室内に外気を取り込んでいます。
2011年8月2日火曜日
ドイツ気象庁の放射能拡散予測、やはり復活せず..
昨日、復活したかに見えたドイツ気象庁の放射能拡散予測ですが、これがどうやらアクシデントで動いてしまった模様です。
そして、残念ながら、やはり今後の継続はないようです→http://togetter.com/li/169361
これまで、日本人のために貴重な情報を発信し続けてくれたドイツ気象庁に感謝するとともに、こういう情報を発信しない日本政府に憤りを感じます..
こういうときに情報を発信しないのなら、何のためにSPEEDIがあるのでしょう?僕たちの税金は、ただ無駄に使われているようです。
そして、残念ながら、やはり今後の継続はないようです→http://togetter.com/li/169361
これまで、日本人のために貴重な情報を発信し続けてくれたドイツ気象庁に感謝するとともに、こういう情報を発信しない日本政府に憤りを感じます..
こういうときに情報を発信しないのなら、何のためにSPEEDIがあるのでしょう?僕たちの税金は、ただ無駄に使われているようです。
2011年8月1日月曜日
ドイツ気象庁の放射能拡散予測が、早くも復活したみたいです!
数日前、終了したと思われたドイツ気象庁の放射能拡散予測、さきほど確認しましたが、復活しています!
サイト上にも「7/29に終了する予定だが、要望があれば継続する」というメッセージがありました。おそらく、一度は終了したものの、現在の日本の状況を考慮して、ドイツの気象庁がこの放射能拡散予測の継続を決めてくれたのでしょう。
本当に、ありがたいです! ドイツの気象庁様、本当にありがとうございます!
ただ、現時点での予測では、3日には放射能が中部地方にも飛散する模様です。しかも、東電によると、福島原発の屋外で、10Sv/h以上という非常に高い放射能が測定されたようで、 原因も不明とのこと、この影響がなければ良いのですが、名古屋市に住む僕たちも油断をせず注意をすることが必要なのかもしれません..
サイト上にも「7/29に終了する予定だが、要望があれば継続する」というメッセージがありました。おそらく、一度は終了したものの、現在の日本の状況を考慮して、ドイツの気象庁がこの放射能拡散予測の継続を決めてくれたのでしょう。
本当に、ありがたいです! ドイツの気象庁様、本当にありがとうございます!
ただ、現時点での予測では、3日には放射能が中部地方にも飛散する模様です。しかも、東電によると、福島原発の屋外で、10Sv/h以上という非常に高い放射能が測定されたようで、 原因も不明とのこと、この影響がなければ良いのですが、名古屋市に住む僕たちも油断をせず注意をすることが必要なのかもしれません..
8/1、今朝の数値です!
名古屋市栄生町、 今朝は晴れ間も見えますが、西の空を中心に概ね薄暗い雲に覆われています。比較的涼しい風が吹いています。
DoseRAE2でアパート2階ベランダを測定した数値は、0.046μSv/hでした。
先日のドイツ気象庁の放射能拡散予測もあり、昨晩は心配していましたが、僕が7/7に同じ場所で測定を開始してからの数値と比べ、大きな変化はまったくありません。
但し、これはあくまでも、僕が測定した結果ですので、毎朝10時頃に更新される愛知県発表の「愛知県における空間放射線量率の測定結果について」を併せてチェックするのが良いと思います。
DoseRAE2でアパート2階ベランダを測定した数値は、0.046μSv/hでした。
先日のドイツ気象庁の放射能拡散予測もあり、昨晩は心配していましたが、僕が7/7に同じ場所で測定を開始してからの数値と比べ、大きな変化はまったくありません。
但し、これはあくまでも、僕が測定した結果ですので、毎朝10時頃に更新される愛知県発表の「愛知県における空間放射線量率の測定結果について」を併せてチェックするのが良いと思います。
2011年7月31日日曜日
7/31、現在の室内の数値(18時〜21時)は..
先日、ドイツ気象庁の放射能拡散予測で、きょう7/31の夜から8/1にかけて名古屋市にも放射能が飛散するという予測が出ていました。残念ながら、そのドイツ気象庁の放射能拡散予測は7月いっぱいで終了だそうで、現時点では予測を見ることはできません(本来は日本の政府がこういう予測を出すべきですが、今後ドイツ気象庁の放射能拡散予測の復活があれば有り難いです)。
というわけで、今夜は一応、僕のアパート(名古屋市栄生町)の室内で、18時からDoseRAE2で空間放射線量率を測定しています。窓を開け、外気を取り込んでいますが、数値は過去(※2011の7//7以降)に同じ条件で室内を測定したのと同じ、0.04μSv/h〜0.05μSv/h。
現時点(21時現在)では、まったく変化は見られません。
ただ、僕は心配性なので、今夜は窓を閉めて扇風機をかけて寝ることにします。おそらく、名古屋市でこれほど放射能を気にしている人は他にいないかもしれませんが(笑)..
ただ、僕は心配性なので、今夜は窓を閉めて扇風機をかけて寝ることにします。おそらく、名古屋市でこれほど放射能を気にしている人は他にいないかもしれませんが(笑)..
次は、明日の朝6時、いつも通りベランダを測定します。
2011年7月30日土曜日
愛知県(名古屋市北区で測定)の「1ヶ月間の降下物の放射能測定結果」、6/1〜7/1分が更新されました!
愛知県が、名古屋市北区にある、県環境調査センターにて測定している「1ヶ月間の降下物の放射能測定結果」の6/1〜7/1分が更新されました。
これによると、この期間の降下物は、セシウム137が0.28Bq/㎡(MBq/㎢)、セシウム134が0.30Bq/㎡(MBq/㎢)、ヨウ素131は不検出でした。
これ以前の測定結果も含めて、名古屋市の空間放射線量率が急上昇するような、降下物の数値は見受けられないようです。
これによると、この期間の降下物は、セシウム137が0.28Bq/㎡(MBq/㎢)、セシウム134が0.30Bq/㎡(MBq/㎢)、ヨウ素131は不検出でした。
これ以前の測定結果も含めて、名古屋市の空間放射線量率が急上昇するような、降下物の数値は見受けられないようです。
7/30、今朝の数値です!
名古屋市栄生町、今朝は晴れ。空気は涼しく気持ちのよい朝です。すでに蝉が騒がしく鳴いています。
DoseRAE2で2階ベランダを測定した数値は、0.048μSv/hでした。
ドイツ気象庁の放射能拡散予測によると、現在のところ、7/31の夜から8/1にかけて、名古屋市にも放射能が到達するという予測です。この予測は刻々と変化するため、注意をして見ていく必要がありますが、現時点でも福島原発から放射能漏れは続いていますから一応注意をしたいと思います。※日本時間は表示時間プラス9時間。
DoseRAE2で2階ベランダを測定した数値は、0.048μSv/hでした。
ドイツ気象庁の放射能拡散予測によると、現在のところ、7/31の夜から8/1にかけて、名古屋市にも放射能が到達するという予測です。この予測は刻々と変化するため、注意をして見ていく必要がありますが、現時点でも福島原発から放射能漏れは続いていますから一応注意をしたいと思います。※日本時間は表示時間プラス9時間。
2011年7月29日金曜日
7/29、今朝の数値です!
名古屋市栄生町、今朝は曇りです(このあと晴れてきそうな気配アリです)。
2階ベランダでDoseRAE2により測定した数値は、0.052μSv/hでした。
ドイツ気象庁の放射能拡散予測によると、現時点では、ここ数日の間、名古屋市に放射能が飛散することはないようです(日本時間は表示時間プラス9時間)。
2階ベランダでDoseRAE2により測定した数値は、0.052μSv/hでした。
ドイツ気象庁の放射能拡散予測によると、現時点では、ここ数日の間、名古屋市に放射能が飛散することはないようです(日本時間は表示時間プラス9時間)。
2011年7月28日木曜日
名古屋市がHPで発表している、「名古屋市内の放射能測定結果について」
名古屋市がHPで発表している、名古屋市内の放射能測定結果について。
福島原発事故以前と以後の様々なデータがまとめられていて、現在の名古屋市の空間放射線量率(地上1mで測定したものを含む)などが、事故以前と比較しやすくなっています。
福島原発事故以前と以後の様々なデータがまとめられていて、現在の名古屋市の空間放射線量率(地上1mで測定したものを含む)などが、事故以前と比較しやすくなっています。
7/28、今朝の数値です!
名古屋市栄生町、今朝は湿度が高め、天候は曇りです(晴れ間が若干見えます)。
アパート2階ベランダをDoseRAE2で測定した数値は、0.05μSv/hでした。
ドイツ気象庁の放射能拡散予測 を見ると、今のところ、ここ数日間は名古屋市には放射能は飛散しないという予測のようです(日本時間は、表示時間プラス9時間)..
アパート2階ベランダをDoseRAE2で測定した数値は、0.05μSv/hでした。
ドイツ気象庁の放射能拡散予測 を見ると、今のところ、ここ数日間は名古屋市には放射能は飛散しないという予測のようです(日本時間は、表示時間プラス9時間)..
2011年7月27日水曜日
7/27、今朝の数値です!
名古屋市栄生町、今朝は曇りです。早朝からやや蒸し暑いです。
昨夜は雨が降ったのでしょう。測定地点のアパート2階ベランダの地面が濡れています。
DoseRAE2で測定した今朝の数値は、0.048μSv/hでした。
昨夜は雨が降ったのでしょう。測定地点のアパート2階ベランダの地面が濡れています。
DoseRAE2で測定した今朝の数値は、0.048μSv/hでした。
2011年7月26日火曜日
空間放射線量率、「同じ場所」を測定しても、測定機器により数値はこれほど違う!
こちらは、僕がよく参考にさせていただいている、愛知県豊橋市の屋内(2階)の空間放射線量率のモニタリングを中継するUSTREAMのサイトです→http://www.ustream.tv/channel/radiation-toyohashi
画面向かって右側が、Vernier DRM-BTDというα、β、γ線を測定するガイガーカウンターで、価格はだいたい$400(約32,000円)ほどです。この中継では、数値は、0.1μSv/h〜0.2μSv/hの範囲で大きく変動することが多いようです。
画面向かって左側(緑の液晶)が、RAE SYSTEM社のGammaRAE Ⅱ RというフォトダイオードとPINダイオードを使ったγ線を測定するための放射線測定器で、価格は$1,318〜$1,539(約100,000〜120,000円)ほどです。この中継では、数値は、0.04μSv/h、0.05μSv/hのいずれかで安定していることが多いようです。※この測定機器は、時間帯により、この中継に表示されていないことがあります。
しばらくの間、この中継で使われている、2つの異なる測定機器の数値の動きを見てみると、いろいろと気が付くことがあります。
それは、GammaRAE Ⅱ Rが、Vernier DRM-BTDより価格が高く、アメリカのRAE SYSTEM社という、世界50カ国以上の軍、政府機関、エネルギー関連企業などで採用されている信頼性の高い製品を提供するメーカーの製品であり、その数値の信憑性は他方に比べてより高いだろう、というような単純な話ではありません。
重要なのは、この中継映像からも分かる通り、「『同じ場所』を測定しても、測定機器により数値はかなり違う」という事実に着目するべきだ、ということなのです。
ですので、例えば、Vernier DRM-BTDだけで測定した人は、「愛知県豊橋市の屋内は、0.1μSv/h〜0.2μSv/hだ!」と言うでしょうし、GammaRAE Ⅱ Rだけで測定した人は、「愛知県豊橋市の屋内は、0.05μSv/hくらいだ!」と言うでしょう。
要は、「『同じ場所』を測定しても、測定機器により数値はかなり違う」という事実を理解した上で、あくまでも、「◯◯という測定機器で測定した結果、◯◯μSv/hという数値が出た」という見方をするのが正しいのだと思います。つまり、数値を参考にしても、数値そのものを「絶対に正確だ!」と錯覚しないことが大切なのではないでしょうか。
「自分の測定機器の数値は、絶対に正確だ!」と盲信し、「名古屋市は、0.2μSv/hだ!」とか、「実は九州も0.2μSv/hだ!」と勝手に決めつけて大騒ぎするのではなく、手間がかかりますが、降下物の放射能測定結果や土壌検査結果など、ほかの様々な資料(別の測定機器でその場所を測定した数値などを含む)にも目を通した上で、自分が測定した数値と照らし合わせ、より客観的で正しい結論を導き出す必要があるのだと思います。
画面向かって右側が、Vernier DRM-BTDというα、β、γ線を測定するガイガーカウンターで、価格はだいたい$400(約32,000円)ほどです。この中継では、数値は、0.1μSv/h〜0.2μSv/hの範囲で大きく変動することが多いようです。
画面向かって左側(緑の液晶)が、RAE SYSTEM社のGammaRAE Ⅱ RというフォトダイオードとPINダイオードを使ったγ線を測定するための放射線測定器で、価格は$1,318〜$1,539(約100,000〜120,000円)ほどです。この中継では、数値は、0.04μSv/h、0.05μSv/hのいずれかで安定していることが多いようです。※この測定機器は、時間帯により、この中継に表示されていないことがあります。
しばらくの間、この中継で使われている、2つの異なる測定機器の数値の動きを見てみると、いろいろと気が付くことがあります。
それは、GammaRAE Ⅱ Rが、Vernier DRM-BTDより価格が高く、アメリカのRAE SYSTEM社という、世界50カ国以上の軍、政府機関、エネルギー関連企業などで採用されている信頼性の高い製品を提供するメーカーの製品であり、その数値の信憑性は他方に比べてより高いだろう、というような単純な話ではありません。
重要なのは、この中継映像からも分かる通り、「『同じ場所』を測定しても、測定機器により数値はかなり違う」という事実に着目するべきだ、ということなのです。
ですので、例えば、Vernier DRM-BTDだけで測定した人は、「愛知県豊橋市の屋内は、0.1μSv/h〜0.2μSv/hだ!」と言うでしょうし、GammaRAE Ⅱ Rだけで測定した人は、「愛知県豊橋市の屋内は、0.05μSv/hくらいだ!」と言うでしょう。
要は、「『同じ場所』を測定しても、測定機器により数値はかなり違う」という事実を理解した上で、あくまでも、「◯◯という測定機器で測定した結果、◯◯μSv/hという数値が出た」という見方をするのが正しいのだと思います。つまり、数値を参考にしても、数値そのものを「絶対に正確だ!」と錯覚しないことが大切なのではないでしょうか。
「自分の測定機器の数値は、絶対に正確だ!」と盲信し、「名古屋市は、0.2μSv/hだ!」とか、「実は九州も0.2μSv/hだ!」と勝手に決めつけて大騒ぎするのではなく、手間がかかりますが、降下物の放射能測定結果や土壌検査結果など、ほかの様々な資料(別の測定機器でその場所を測定した数値などを含む)にも目を通した上で、自分が測定した数値と照らし合わせ、より客観的で正しい結論を導き出す必要があるのだと思います。
7/26、今朝の数値です!
名古屋市栄生町、今朝は曇り。空気は涼しく気持ちが良いです。
いつも通り、アパート2階ベランダにて、DoseRAE2で測定した数値は、0.05μSv/hでした。
このところ、0.05μSv/hが続きます。DoseRAE2は、小型放射線測定器なので誤差はあるでしょうが、今後、名古屋市に大量の放射能が飛散しない限りは、僕のアパート2階ベランダで測定すると、0.05〜0.06μSv/hの範囲の数値になるのでしょう。
一日の始めは、必ずドイツ気象庁の放射能拡散予測を確認するのが僕の日課です(※表示されているUTCに9時間プラスしたものが日本時間だそうです)。これはシミュレーションなので、100%の正確性を保証するものではないでしょうが、福島原発からは現在でも放射能が漏れているので、油断はせず、風向きが名古屋方面に向いているときは、外出時にマスクをするなど、できる限りの防護をするようにしています。
いつも通り、アパート2階ベランダにて、DoseRAE2で測定した数値は、0.05μSv/hでした。
このところ、0.05μSv/hが続きます。DoseRAE2は、小型放射線測定器なので誤差はあるでしょうが、今後、名古屋市に大量の放射能が飛散しない限りは、僕のアパート2階ベランダで測定すると、0.05〜0.06μSv/hの範囲の数値になるのでしょう。
一日の始めは、必ずドイツ気象庁の放射能拡散予測を確認するのが僕の日課です(※表示されているUTCに9時間プラスしたものが日本時間だそうです)。これはシミュレーションなので、100%の正確性を保証するものではないでしょうが、福島原発からは現在でも放射能が漏れているので、油断はせず、風向きが名古屋方面に向いているときは、外出時にマスクをするなど、できる限りの防護をするようにしています。
2011年7月25日月曜日
7/25、今朝の数値です!
名古屋市栄生町、今朝は風がなく少し蒸し暑いです。天候は曇りで、雷も鳴っています。アパートの上の空は明るいですが、西の空は暗いです。
DoseRAE2で測定したアパート2階ベランダの数値は、0.05μSv/hでした。
DoseRAE2で測定したアパート2階ベランダの数値は、0.05μSv/hでした。
2011年7月24日日曜日
志賀公園を測定!池に架かる橋の数値が..
きょうは、午前中に運動のためサイクリングにでかけました。
サイクリングがてら、順路にある測定地点をDoseRAE2で測定です!
西区児玉3丁目歩道橋付近の歩道は0.07μSv/h、庄内通と秩父通交差点横断歩道前の歩道は0.08μSv/h、アトラクトビル前の歩道は0.078μSv/h、そして、志賀公園、歴史の音碑付近は0.074μSv/h、池に架かる小橋は0.054μSv/h、滑り台付近は0.08μSv/hでした。帰り道、地下鉄浄心駅2番出入口付近の歩道は0.08μSv/h、地下鉄浅間町3番出入口付近の歩道は0.068μSv/hでした。
地下鉄浅間町3番出入口付近の歩道は、DoseRAE2が届いた日に、試験測定をしたことがあり、そのときの数値は0.075μSv/hだったので、台風6号後に測定した今回の数値0.068μSv/hは、それと比べて大きな変化はなしと言えるでしょう。
興味深かったのは、志賀公園の池に架かる小橋の数値0.054μSv/hです。これは、僕が栄生町のアパート2階ベランダで測定している数値と同じくらいで、数百メートル離れた同じ公園内の歴史の音碑付近の0.074μSv/h、滑り台付近の0.08μSv/hに比べて低い数値です。※念のため、この3カ所は時間を置いて数回測定しましたが、それぞれ同じような数値が測定されました。
ただ、平成17年に、愛知県名古屋市立富田高校の生徒さんが校内を測定した結果を見ると、同じ校内でも、測定地点よって数値がかなり異なり、最低値が0.022μSv/hだったのに対し、最高値は0.084μSv/hだったようなので、この志賀公園内の測定地点の数値の差も、大して驚くようなことではないのかもしれません。
今回の結果を含む、僕が名古屋市内をDoseRAE2で測定した記録はこちらです→http://radiation.nagoya.sekaiegekijo.com/index.html
サイクリングがてら、順路にある測定地点をDoseRAE2で測定です!
西区児玉3丁目歩道橋付近の歩道は0.07μSv/h、庄内通と秩父通交差点横断歩道前の歩道は0.08μSv/h、アトラクトビル前の歩道は0.078μSv/h、そして、志賀公園、歴史の音碑付近は0.074μSv/h、池に架かる小橋は0.054μSv/h、滑り台付近は0.08μSv/hでした。帰り道、地下鉄浄心駅2番出入口付近の歩道は0.08μSv/h、地下鉄浅間町3番出入口付近の歩道は0.068μSv/hでした。
地下鉄浅間町3番出入口付近の歩道は、DoseRAE2が届いた日に、試験測定をしたことがあり、そのときの数値は0.075μSv/hだったので、台風6号後に測定した今回の数値0.068μSv/hは、それと比べて大きな変化はなしと言えるでしょう。
興味深かったのは、志賀公園の池に架かる小橋の数値0.054μSv/hです。これは、僕が栄生町のアパート2階ベランダで測定している数値と同じくらいで、数百メートル離れた同じ公園内の歴史の音碑付近の0.074μSv/h、滑り台付近の0.08μSv/hに比べて低い数値です。※念のため、この3カ所は時間を置いて数回測定しましたが、それぞれ同じような数値が測定されました。
ただ、平成17年に、愛知県名古屋市立富田高校の生徒さんが校内を測定した結果を見ると、同じ校内でも、測定地点よって数値がかなり異なり、最低値が0.022μSv/hだったのに対し、最高値は0.084μSv/hだったようなので、この志賀公園内の測定地点の数値の差も、大して驚くようなことではないのかもしれません。
今回の結果を含む、僕が名古屋市内をDoseRAE2で測定した記録はこちらです→http://radiation.nagoya.sekaiegekijo.com/index.html
7/24、今朝の数値です!
名古屋市栄生町、今朝は気持ちの良い晴れ。気温はまだ高くなく、涼しい朝です。
2階ベランダ(地上1m)でDoseRAE2で測定した数値は、0.05μSv/hでした。
ドイツ気象庁の放射能拡散予測では、ここ数日は名古屋市には放射能は届かないようです。
愛知県(名古屋市北区)の空間放射線量率の測定結果では、環境調査センターに設置されたモニタリングポストの数値、環境調査センター敷地内のシンチレーション式サーベイメーターによる地上1mでの測定数値、共に大きな変化はないようです。
僕が名古屋市栄生町のアパートのベランダ2階でDoseRAE2により測定した数値(7/7〜7/24)にも、大きな変化はありません。
2階ベランダ(地上1m)でDoseRAE2で測定した数値は、0.05μSv/hでした。
ドイツ気象庁の放射能拡散予測では、ここ数日は名古屋市には放射能は届かないようです。
愛知県(名古屋市北区)の空間放射線量率の測定結果では、環境調査センターに設置されたモニタリングポストの数値、環境調査センター敷地内のシンチレーション式サーベイメーターによる地上1mでの測定数値、共に大きな変化はないようです。
僕が名古屋市栄生町のアパートのベランダ2階でDoseRAE2により測定した数値(7/7〜7/24)にも、大きな変化はありません。
2011年7月23日土曜日
2011年7月22日金曜日
台風6号の影響、愛知県のモニタリングポストの数値を見ると..
7/20付のドイツ気象庁の放射能拡散予測で、台風6号の影響により7/21から数日間、名古屋市にも福島原発からの放射能が飛散する可能性が指摘されましたが(※現在は予測が変更されています)、7/21〜7/22の愛知県のモニタリングポストの数値を見ると、この期間中に、実際に名古屋市の空間放射線量率に大きな変化をもたらすレベルの放射能が飛散した形跡は見受けられないようです。
ただ、現在でも福島原発から放射能が漏れていることは確かなので、今後も台風が来る度に、このような心配をしなければならないとは、本当に疲れてしまいます..
ただ、現在でも福島原発から放射能が漏れていることは確かなので、今後も台風が来る度に、このような心配をしなければならないとは、本当に疲れてしまいます..
7/22、今朝の数値です!
名古屋市栄生町、今朝は曇り。気温はいつもより低めで、肌寒いというほどではないですが、ひんやりとした気持ちのよい朝です。少しだけ風もあります。
アパート2階ベランダでDoseRAE2により測定した数値は、0.05μSv/hでした。7/7の測定開始からの数値と比べ、「大きな変化はなし」です。資料はこちらです→http://radiation.nagoya.sekaiegekijo.com/today.html
アパート2階ベランダでDoseRAE2により測定した数値は、0.05μSv/hでした。7/7の測定開始からの数値と比べ、「大きな変化はなし」です。資料はこちらです→http://radiation.nagoya.sekaiegekijo.com/today.html
名古屋市が、スーパーの食品の放射性物質検査を検討
名古屋市が、中央卸売市場で流通する食品だけでなく、市場を通過しない大手スーパーなどの食品も、放射性物質検査の対象とする方針を示しました。資料はこちらです→http://mainichi.jp/area/aichi/news/20110706ddlk23040197000c.html
愛知県などのこれまでの調査結果から、放射能汚染が比較的軽微であろうと推察される名古屋市に住んでいても、高度な放射能で汚染された食品を食べ続ければ、内部被曝による晩発性の健康被害を被る可能性があることは、「チェルノブイリの経験」から明らかです。
名古屋市がこういった対応を進めてくれることは有り難いですが、福島原発事故が発生してすでに4ヶ月以上が経っていますから、事故の深刻さに比べ、行政は対応が遅過ぎると非難されても仕方がないでしょう。これまでの期間に、知らずに高度な放射能で汚染された食品を口にしてしまった名古屋市民もいるでしょう(先日、市場に出回っていたことが発覚した「セシウム汚染牛肉」が、氷山の一角でなければ良いのですが..)。とにかく、これ以上、市民を内部被曝の危険に晒さないように、名古屋市には迅速な対応をお願いしたいものです。
愛知県などのこれまでの調査結果から、放射能汚染が比較的軽微であろうと推察される名古屋市に住んでいても、高度な放射能で汚染された食品を食べ続ければ、内部被曝による晩発性の健康被害を被る可能性があることは、「チェルノブイリの経験」から明らかです。
名古屋市がこういった対応を進めてくれることは有り難いですが、福島原発事故が発生してすでに4ヶ月以上が経っていますから、事故の深刻さに比べ、行政は対応が遅過ぎると非難されても仕方がないでしょう。これまでの期間に、知らずに高度な放射能で汚染された食品を口にしてしまった名古屋市民もいるでしょう(先日、市場に出回っていたことが発覚した「セシウム汚染牛肉」が、氷山の一角でなければ良いのですが..)。とにかく、これ以上、市民を内部被曝の危険に晒さないように、名古屋市には迅速な対応をお願いしたいものです。
2011年7月21日木曜日
エアコンをオン!
昨夜は念のため、外気を室内に入れないようにエアコンはオフでした。
暑かったですが、扇風機で乗り切りました。
今朝6時の測定(名古屋市栄生町アパート2階のベランダにて)で、通常と変わらぬ数値だったので(※7/7以降、僕がDoseRAE2で測定し始めた数値と比較して..)、恐る恐るエアコンをオンにしました。
エアコンからの空気がまんべんなく当たる、「室内のいつもの場所」にセットしたDoseRAE2、7:00〜7:40の数値は0.04〜0.05μSv/hの間で推移し、最終的には、0.04μSv/hで安定していました。こちらも、7/7以降でという注釈付きですが、これまでの数値とまったく変わらずです。
ただ、油断は禁物なので、午前10頃更新の愛知県のモニタリングポストの数値も併せてチェックしたいです!
暑かったですが、扇風機で乗り切りました。
今朝6時の測定(名古屋市栄生町アパート2階のベランダにて)で、通常と変わらぬ数値だったので(※7/7以降、僕がDoseRAE2で測定し始めた数値と比較して..)、恐る恐るエアコンをオンにしました。
エアコンからの空気がまんべんなく当たる、「室内のいつもの場所」にセットしたDoseRAE2、7:00〜7:40の数値は0.04〜0.05μSv/hの間で推移し、最終的には、0.04μSv/hで安定していました。こちらも、7/7以降でという注釈付きですが、これまでの数値とまったく変わらずです。
ただ、油断は禁物なので、午前10頃更新の愛知県のモニタリングポストの数値も併せてチェックしたいです!
7/21、今朝の数値です!
朝から騒がしく蝉の鳴く声がします。名古屋市栄生町は、晴れ。空には少し黒い雲がかかるエリアもあります。すでに暑いです。
アパート2階ベランダで測定した数値は、0.05μSv/hでした。
ドイツ気象庁の放射能拡散予測は、今朝の早朝から名古屋市にも放射能の飛散がある可能性を示していたので、少し不安でしたが、午前6時現在、名古屋市栄生町で測定した数値は、通常と変わりないようです(※7/7以降、僕がDoseRAE2で測定し始めた数値と比較して..)。明日以降も測定しなければ何とも言えませんし、毎日午前10時頃に更新される愛知県のモニタリングポストの数値も4時間後に必ずチェックしたいところです。
ドイツ気象庁の放射能拡散予測が心配なので、きょう僕は、一応、マスクを着用して外出しますが、もしかすると、東電の発表にある通り、現在の放射能漏れ(6/20〜6/28測定)は10億Bq/hほどで、事故直後(3/15)の2,000兆Bq/hに比べ、200万分の1ほどに減少している為、影響はそれほどないのでしょうか?
これまでの経緯がありますので、やはり東電の発表を疑いなしに信じるのは怖いですが..
もう一つの可能性としては、ドイツ気象庁の放射能拡散予測がハズれているということもあります。
いずれにせよ、放射能汚染が日本全国に広まってしまってはいけないので、これ以上大きな影響がないと良いですが..
アパート2階ベランダで測定した数値は、0.05μSv/hでした。
ドイツ気象庁の放射能拡散予測は、今朝の早朝から名古屋市にも放射能の飛散がある可能性を示していたので、少し不安でしたが、午前6時現在、名古屋市栄生町で測定した数値は、通常と変わりないようです(※7/7以降、僕がDoseRAE2で測定し始めた数値と比較して..)。明日以降も測定しなければ何とも言えませんし、毎日午前10時頃に更新される愛知県のモニタリングポストの数値も4時間後に必ずチェックしたいところです。
ドイツ気象庁の放射能拡散予測が心配なので、きょう僕は、一応、マスクを着用して外出しますが、もしかすると、東電の発表にある通り、現在の放射能漏れ(6/20〜6/28測定)は10億Bq/hほどで、事故直後(3/15)の2,000兆Bq/hに比べ、200万分の1ほどに減少している為、影響はそれほどないのでしょうか?
これまでの経緯がありますので、やはり東電の発表を疑いなしに信じるのは怖いですが..
もう一つの可能性としては、ドイツ気象庁の放射能拡散予測がハズれているということもあります。
いずれにせよ、放射能汚染が日本全国に広まってしまってはいけないので、これ以上大きな影響がないと良いですが..
2011年7月20日水曜日
7/20、今朝の数値です!
名古屋市栄生町、今朝は曇りです。おそらく雨は、昨夜から早朝にかけて断続的に降っていたのだと思いますが(寝ている間に雨音が聞こえた気がします)、測定をするときには止んでいました。
アパート2階ベランダでDoseRAE2により測定した数値は、0.054μSv/hでした。僕がここで測定を開始した7/7からの数値と比較すると、きょうも数値には大きな変動はないようです。
2011年7月19日火曜日
7/19、今朝の数値です!
名古屋市栄生町、アパート2階ベランダ(地上から1m)でDoseRAE2を使い測定した今朝の数値は、0.058μSv/hでした。
天候は、雨です。
因みに、こちらがドイツ気象庁が発表している予測です→http://www.dwd.de/wundk/spezial/Sonderbericht_loop.gif
※現在、福島原発からどれくらいの量の放射性物質が放出されているか不明な上、これはあくまでも予測ですし、予測自体も刻々と変化するので、現時点で示されている通りになるとは限りませんが、明日(7/20)以降の風が内陸に吹くという予測が当たらないように願います..
因みに、こちらがドイツ気象庁が発表している予測です→http://www.dwd.de/wundk/spezial/Sonderbericht_loop.gif
※現在、福島原発からどれくらいの量の放射性物質が放出されているか不明な上、これはあくまでも予測ですし、予測自体も刻々と変化するので、現時点で示されている通りになるとは限りませんが、明日(7/20)以降の風が内陸に吹くという予測が当たらないように願います..
クリス・バズビー氏の来日講演
ECRRのクリス・バズビー氏が来日し、7/18に松戸商工会館で講演を行いました。
福島原発事故が発生して以来、海外のメディアに出演しコメントをしてきたバズビー氏は、福島原発事故がもたらす健康被害について、最も厳しい見解を持つ科学者の一人でしょう。
僕は、福島原発事故発生時から、バズビー氏のアドバイスを参考にしてきました。それは、このような破局的な原発事故が起きてしまった以上、根拠なく事態を過小評価せず、むしろより厳しい基準で考えて自身の身を守ることが必要だと思うからです。
「福島原発事故が発生して以来、事態を過小評価して伝えてきた科学者や(それに関った)他の人々を裁判で訴えるべきです。彼らは刑務所に送られるべきなのです」と指摘するバズビー氏は、「私は、(企業などから)お金を貰っていない為、圧力をかけられることなく、皆さんにこういう話をすることができる」と語りました。
バズビー氏は、講演の最後に、「自分で自分を救うしかない。政府にそれを期待しても、彼らはそれをしないでしょう」との見解を述べました。
バズビー氏の真摯な言葉、とても重たいです。
名古屋にも来てくれたら良いのですが..
講演の動画はこちらです→ECRRバズビー博士講演会(20110718)1/5、ECRRバズビー博士講演会(20110718)2/5、 ECRRバズビー博士講演会(20110718)3/5、ECRRバズビー博士講演会(20110718)4/5、ECRRバズビー博士講演会(20110718)5/5
福島原発事故が発生して以来、海外のメディアに出演しコメントをしてきたバズビー氏は、福島原発事故がもたらす健康被害について、最も厳しい見解を持つ科学者の一人でしょう。
僕は、福島原発事故発生時から、バズビー氏のアドバイスを参考にしてきました。それは、このような破局的な原発事故が起きてしまった以上、根拠なく事態を過小評価せず、むしろより厳しい基準で考えて自身の身を守ることが必要だと思うからです。
「福島原発事故が発生して以来、事態を過小評価して伝えてきた科学者や(それに関った)他の人々を裁判で訴えるべきです。彼らは刑務所に送られるべきなのです」と指摘するバズビー氏は、「私は、(企業などから)お金を貰っていない為、圧力をかけられることなく、皆さんにこういう話をすることができる」と語りました。
バズビー氏は、講演の最後に、「自分で自分を救うしかない。政府にそれを期待しても、彼らはそれをしないでしょう」との見解を述べました。
バズビー氏の真摯な言葉、とても重たいです。
名古屋にも来てくれたら良いのですが..
講演の動画はこちらです→ECRRバズビー博士講演会(20110718)1/5、ECRRバズビー博士講演会(20110718)2/5、 ECRRバズビー博士講演会(20110718)3/5、ECRRバズビー博士講演会(20110718)4/5、ECRRバズビー博士講演会(20110718)5/5
2011年7月18日月曜日
毎日測定する意味は..
僕は、名古屋市栄生町のアパート2階のベランダ(地面から1m)で、DoseRAE2を使って毎朝数値を測定しています。現在までに出ている0.05〜0.06μSv/hという数値が「高い」のか「低い」のか、当然この場合は汚染があるかどうか、また、汚染があるとすれば、汚染の程度はどれくらいなのかを意味すると思うのですが..正直なところ、僕には判断ができません。
というのも、僕は放射線測定の素人であり、さらに福島原発事故以前に「同じ場所」を「同じ条件」で「同じ測定器」により測定したことがないからなのです。ですので、データが乏しく、比較しようにもしようがなく、何の判断もできないというのが事実です。
仮に、福島原発事故以前から「アパートのベランダ」を「地面から1m」で「DoseRAE2」により測定していたとして、その数値が以前から0.05〜0.06μSv/hで事故後も0.05〜0.06μSv/h、ということなら、福島原発事故の影響はほぼないと判断できるでしょうし、逆に、以前は0.02μSv/hだったのに、事故後は0.05〜0.06μSv/hになった、ということなら、数値が上がった分の影響があったのだろうと判断でき、おそらくそのくらいの量の放射性物質が福島原発から飛んで来たのだろうという予測ができるのでしょうが..
では、なぜこの測定を続けているのかと言いますと..
現在は比較的安定しているとは言え、福島原発事故は未だに収束していませんので、万が一、事態が変わり、再び大量の放射性物質が放出され、今度は名古屋市が大きな影響を受けることがあるとしたら、そのときには、現在測定している数値と、そのときに測定する数値とを比較することにより(数値の変動を見ることにより)、現在(2011.07.18)より汚染があるかどうか、またその程度を、少しは判断する材料となり得ると考えるからです。
3月に原子炉が爆発した後には、関東地方にも大量の放射性物質が飛散しましたが、このときの政府の対応を見る限り、再び放射能の危険が迫ったそのときに、政府がリアルタイムで国民に適切な注意を促してくれるという保証はないと思っています(あくまでも個人的にですが..)。
そして、再びそういうことが起こった場合(当然、起こってほしくはないですが..)、僕は自己判断で、家の換気を控えたり、不必要な外出を控えたり、もし外出するのならば必ずマスクをする、雨に濡れないなど、可能な範囲で自己防衛をしたいと思います。
そういう場合の「目安」になるように、僕はこの数値の推移を見ています。京都大学原子炉実験所の小出裕章先生がご自身の講演で仰ったように、(僕のような)素人が小型放射線測定器で測定した数値そのものを絶対的に信じるということではなく、一定の「目安」、「参考数値」として有効に使えたらと考えます。
というのも、僕は放射線測定の素人であり、さらに福島原発事故以前に「同じ場所」を「同じ条件」で「同じ測定器」により測定したことがないからなのです。ですので、データが乏しく、比較しようにもしようがなく、何の判断もできないというのが事実です。
仮に、福島原発事故以前から「アパートのベランダ」を「地面から1m」で「DoseRAE2」により測定していたとして、その数値が以前から0.05〜0.06μSv/hで事故後も0.05〜0.06μSv/h、ということなら、福島原発事故の影響はほぼないと判断できるでしょうし、逆に、以前は0.02μSv/hだったのに、事故後は0.05〜0.06μSv/hになった、ということなら、数値が上がった分の影響があったのだろうと判断でき、おそらくそのくらいの量の放射性物質が福島原発から飛んで来たのだろうという予測ができるのでしょうが..
では、なぜこの測定を続けているのかと言いますと..
現在は比較的安定しているとは言え、福島原発事故は未だに収束していませんので、万が一、事態が変わり、再び大量の放射性物質が放出され、今度は名古屋市が大きな影響を受けることがあるとしたら、そのときには、現在測定している数値と、そのときに測定する数値とを比較することにより(数値の変動を見ることにより)、現在(2011.07.18)より汚染があるかどうか、またその程度を、少しは判断する材料となり得ると考えるからです。
3月に原子炉が爆発した後には、関東地方にも大量の放射性物質が飛散しましたが、このときの政府の対応を見る限り、再び放射能の危険が迫ったそのときに、政府がリアルタイムで国民に適切な注意を促してくれるという保証はないと思っています(あくまでも個人的にですが..)。
そして、再びそういうことが起こった場合(当然、起こってほしくはないですが..)、僕は自己判断で、家の換気を控えたり、不必要な外出を控えたり、もし外出するのならば必ずマスクをする、雨に濡れないなど、可能な範囲で自己防衛をしたいと思います。
そういう場合の「目安」になるように、僕はこの数値の推移を見ています。京都大学原子炉実験所の小出裕章先生がご自身の講演で仰ったように、(僕のような)素人が小型放射線測定器で測定した数値そのものを絶対的に信じるということではなく、一定の「目安」、「参考数値」として有効に使えたらと考えます。
7/18、今朝の数値です!
いつもは朝6時にDoseRAE2で測定する、名古屋市栄生町アパート2階の数値ですが、今朝は女子W杯決勝を観ていたので、朝7時の測定です。
天候は曇り。数値は、0.05μSv/hでした。
それにしても、女子サッカー日本代表、アメリカという実力が遥かに上の相手にW杯決勝の大舞台で勝利!素晴らしいです!
天候は曇り。数値は、0.05μSv/hでした。
それにしても、女子サッカー日本代表、アメリカという実力が遥かに上の相手にW杯決勝の大舞台で勝利!素晴らしいです!
2011年7月17日日曜日
庄内緑地公園を測定!
庄内川の赤い橋を〜♪渡って行って来ました、庄内緑地公園!
まずは、「庄内緑地グリーンプラザ前(地表はアスファルト)」で測定です。通常通り、測定地点を決め、地面から1mのところで5分間保持後、それから測定開始です。30秒毎に5回取った数値は0.07、0.07、0.07、0.07、0.07でした。この数値の平均は当然0.07ですから、この地点の数値は0.07μSv/hになります。※念の為、もう一度測定をしましたが、結果は変わりませんでした。
続いて、「国際親善の鐘付近(地表は芝生)」です。庄内緑地グリーンプラザと同様に、通常の手順で測定したところ、数値は0.09μSv/hでした。数値としては、僕がこれまで名古屋市を測定した中で一番高いです。※こちらも念の為、もう1度測定をしましたが、結果は変わりませんでした。
最後に、「テニスコート付近の駐車場」を測定しました。こちらも同様の手順で測定です。数値は0.076μSv/hでした。※念の為、もう一度測定したところ、数値は0.07μSv/hでした。
名古屋市の他の場所に比べて、「国際親善の鐘付近」の数値が割と高かったのですが、残念ながら僕にはその理由は分かりません。考えられるのは、①ここの芝生はもともと数値が高い(肥料などの影響??)、②福島原発から飛散した放射能の影響(名古屋市に飛散した放射能が微量とは言え、芝生は、「お茶」のようにCs-137などの放射性物質を取り込みやすいのか??)、③小型放射線測定器の性能の問題でたまたま少し高い数値が出た、でしょうが、僕には放射能に関する専門的な知識がなく、また、福島原発事故以前にDoseRAE2で同じ場所を測定した数値が手元にない為、何とも言えません。
単に、DoseRAE2で、「国際親善の鐘付近」の地面から1mのところを測定した結果、0.09μSv/hという数値だった、という事実..残念ながら、僕にはここまでしか分かりません。
愛知県は、県内12市町の各地点をシンチレーション式サーベイメーターで測定しましたが、市町村単位で、公園の測定(土壌調査などを含む)を積極的に行ってくれると有り難いです。もちろん、僕が測定した結果、庄内緑地公園内の「国際親善の鐘付近」の数値が割と高かったから、ということではありません。「公園は、多くの人たちが寝転んだり、スポーツをしたりする場所なので、これからも市民が安心して利用できるように、一度プロによる測定をした方が良いのではないか」と、僕は以前から思っていました。
せめて、庄内緑地公園など、芝生張りの大きい公園だけでもお願いしたいものです..
まずは、「庄内緑地グリーンプラザ前(地表はアスファルト)」で測定です。通常通り、測定地点を決め、地面から1mのところで5分間保持後、それから測定開始です。30秒毎に5回取った数値は0.07、0.07、0.07、0.07、0.07でした。この数値の平均は当然0.07ですから、この地点の数値は0.07μSv/hになります。※念の為、もう一度測定をしましたが、結果は変わりませんでした。
続いて、「国際親善の鐘付近(地表は芝生)」です。庄内緑地グリーンプラザと同様に、通常の手順で測定したところ、数値は0.09μSv/hでした。数値としては、僕がこれまで名古屋市を測定した中で一番高いです。※こちらも念の為、もう1度測定をしましたが、結果は変わりませんでした。
最後に、「テニスコート付近の駐車場」を測定しました。こちらも同様の手順で測定です。数値は0.076μSv/hでした。※念の為、もう一度測定したところ、数値は0.07μSv/hでした。
名古屋市の他の場所に比べて、「国際親善の鐘付近」の数値が割と高かったのですが、残念ながら僕にはその理由は分かりません。考えられるのは、①ここの芝生はもともと数値が高い(肥料などの影響??)、②福島原発から飛散した放射能の影響(名古屋市に飛散した放射能が微量とは言え、芝生は、「お茶」のようにCs-137などの放射性物質を取り込みやすいのか??)、③小型放射線測定器の性能の問題でたまたま少し高い数値が出た、でしょうが、僕には放射能に関する専門的な知識がなく、また、福島原発事故以前にDoseRAE2で同じ場所を測定した数値が手元にない為、何とも言えません。
単に、DoseRAE2で、「国際親善の鐘付近」の地面から1mのところを測定した結果、0.09μSv/hという数値だった、という事実..残念ながら、僕にはここまでしか分かりません。
愛知県は、県内12市町の各地点をシンチレーション式サーベイメーターで測定しましたが、市町村単位で、公園の測定(土壌調査などを含む)を積極的に行ってくれると有り難いです。もちろん、僕が測定した結果、庄内緑地公園内の「国際親善の鐘付近」の数値が割と高かったから、ということではありません。「公園は、多くの人たちが寝転んだり、スポーツをしたりする場所なので、これからも市民が安心して利用できるように、一度プロによる測定をした方が良いのではないか」と、僕は以前から思っていました。
せめて、庄内緑地公園など、芝生張りの大きい公園だけでもお願いしたいものです..
7/17、今朝の数値です!
今朝6時に、名古屋市栄生町のアパート2階のベランダ(地面から1m)でDoseRAE2により測定した数値は、0.052μSv/hでした。
天候は晴れ。ベランダから西の方角の空には暗い雲が見えますが、きょうも早朝から暑いです。
天候は晴れ。ベランダから西の方角の空には暗い雲が見えますが、きょうも早朝から暑いです。
福島原発事故、名古屋市に住む僕たちが気をつけること
昨日、僕は、愛知県の過去、現在の放射能調査の資料を根拠に、「名古屋市に限って言えば、福島原発事故による放射能の影響は特に見受けられないのではないか(※福島原発から名古屋市に直接飛散した放射性物質は、ごく少量であっただろう、という意味で)」と書きました。個人的な見解ですが、僕はそう思っています。
ただ、このことは、名古屋市に住む僕たちが放射能被害の影響から完全に隔離され、まったくその影響を受けないということを意味していません。
どういうことかと言いますと..
たしかに、福島原発事故により、福島原発から名古屋市に直接飛散した放射性物質は、ごく少量だったかもしれませんが、名古屋市に及び得る、破局的な原発事故による放射能被害は、これで終わりというわけではない、ということなのです。
以下は、広河隆一さんというフォトジャーナリストの著書「暴走する原発」からの引用です。
汚染地と非汚染地の子どもの体内セシウム量が、ほとんど同じだったという結果が出たことについて、ミンスクにあるチェルノブイリ省のプリヤークに訪ねた。彼は役人らしく次のように答えた。
「ゴメリの土壌汚染はミンスクの10倍です。でも人体内に蓄積されたセシウムの量は大体同じです。汚染された肉が事故から4年の間、生産され続けました。'86年の時点では、この肉は破棄されずに機械的に混ぜ合わされていました」。
私はチェルノブイリ取材の通訳をモスクワ在住のロシア人に頼んできたが、彼は汚染に対する恐怖が、私よりはるかに大きい。強い汚染地では、私が撮影するために外に出る間も、彼は窓を閉め切って車から降りない。だから私も彼も、被曝量は私の方がはるかに大きいと信じていた。ある日ミンスクで体内セシウムを測る機会があった。その結果、彼の体の放射能は、私の倍だった。彼は相当ショックを受けていたが、これはどうやら、彼がモスクワで毎日食べている食品が汚染されていることが理由らしかった。-引用ここまで-
つまり、このチェルノブイリ原発事故の経験が伝えていることは、現在の名古屋市のような非汚染地で生活する人々も、市場に流通した、放射能に汚染された食品を日常的に食べ続けることにより、汚染地で生活する人々と同じレベルの人体汚染を受けてしまう可能性があるということです。
先日、政府の暫定基準値をはるかに超える福島県産の牛肉が、愛知県をはじめとする全国の都道府県に流通、しかも一部はすでに消費されていたというニュースが流れたばかりです。この事実は、チェルノブイリ原発事故時のモスクワ市民と同様に、名古屋市民にとって、福島原発事故による放射能汚染に起因する食品汚染の問題、それに伴う内部被曝の問題は、決して「対岸の火事」ではないことを物語っています。
名古屋市に住む僕たちは、一人ひとりが、できるだけ食品に関する詳細な情報を入手して、それぞれの判断で、(市場に流通している食品であっても)避けるべき食品を避けること、それが重要になるのだと思います。面倒臭いですが、破局的な原発事故が日本で起こってしまった以上、このくらいの労力は仕方がないことなのかもしれません。
僕は基本的に、汚染地で生産された未測定の食品は避けます。「安全」と言うのならば、その証拠となる数値を示さなければなりません。それが、「風評被害」なるものを無くし、なにより放射能被害から国民を守る為に不可欠な、行政側の責任なのではないでしょうか。
今回の福島県産の牛肉のように、食べた後で、「実は、基準値を超える放射能が検出されました」などと教えられても、取り返しがつかないのですから..
ただ、このことは、名古屋市に住む僕たちが放射能被害の影響から完全に隔離され、まったくその影響を受けないということを意味していません。
どういうことかと言いますと..
たしかに、福島原発事故により、福島原発から名古屋市に直接飛散した放射性物質は、ごく少量だったかもしれませんが、名古屋市に及び得る、破局的な原発事故による放射能被害は、これで終わりというわけではない、ということなのです。
以下は、広河隆一さんというフォトジャーナリストの著書「暴走する原発」からの引用です。
汚染地と非汚染地の子どもの体内セシウム量が、ほとんど同じだったという結果が出たことについて、ミンスクにあるチェルノブイリ省のプリヤークに訪ねた。彼は役人らしく次のように答えた。
「ゴメリの土壌汚染はミンスクの10倍です。でも人体内に蓄積されたセシウムの量は大体同じです。汚染された肉が事故から4年の間、生産され続けました。'86年の時点では、この肉は破棄されずに機械的に混ぜ合わされていました」。
私はチェルノブイリ取材の通訳をモスクワ在住のロシア人に頼んできたが、彼は汚染に対する恐怖が、私よりはるかに大きい。強い汚染地では、私が撮影するために外に出る間も、彼は窓を閉め切って車から降りない。だから私も彼も、被曝量は私の方がはるかに大きいと信じていた。ある日ミンスクで体内セシウムを測る機会があった。その結果、彼の体の放射能は、私の倍だった。彼は相当ショックを受けていたが、これはどうやら、彼がモスクワで毎日食べている食品が汚染されていることが理由らしかった。-引用ここまで-
つまり、このチェルノブイリ原発事故の経験が伝えていることは、現在の名古屋市のような非汚染地で生活する人々も、市場に流通した、放射能に汚染された食品を日常的に食べ続けることにより、汚染地で生活する人々と同じレベルの人体汚染を受けてしまう可能性があるということです。
先日、政府の暫定基準値をはるかに超える福島県産の牛肉が、愛知県をはじめとする全国の都道府県に流通、しかも一部はすでに消費されていたというニュースが流れたばかりです。この事実は、チェルノブイリ原発事故時のモスクワ市民と同様に、名古屋市民にとって、福島原発事故による放射能汚染に起因する食品汚染の問題、それに伴う内部被曝の問題は、決して「対岸の火事」ではないことを物語っています。
名古屋市に住む僕たちは、一人ひとりが、できるだけ食品に関する詳細な情報を入手して、それぞれの判断で、(市場に流通している食品であっても)避けるべき食品を避けること、それが重要になるのだと思います。面倒臭いですが、破局的な原発事故が日本で起こってしまった以上、このくらいの労力は仕方がないことなのかもしれません。
僕は基本的に、汚染地で生産された未測定の食品は避けます。「安全」と言うのならば、その証拠となる数値を示さなければなりません。それが、「風評被害」なるものを無くし、なにより放射能被害から国民を守る為に不可欠な、行政側の責任なのではないでしょうか。
今回の福島県産の牛肉のように、食べた後で、「実は、基準値を超える放射能が検出されました」などと教えられても、取り返しがつかないのですから..
2011年7月16日土曜日
名古屋市の空間放射線量率、数値は跳ね上がったのか?
愛知県を含む各都道府県は、6月くらいから、地上10m以上の場所に設置されているモニタリングポストだけでなく、モニタリングポストがある測定ポイントと同じ敷地内の地上1mの場所でも空間放射線量率を測定し、それぞれのHPなどで公表し始めました。
すると、例えば愛知県では、モニタリングポストの数値が0.040μSv/hほどだったのに対して、地上1mの数値は0.065μSv/hほどだと判明しました。
これを受けて、一部の新聞、週刊誌などで、あたかも愛知県が福島原発事故による放射能の影響を相当受けていると言わんばかりに、「地上1mで測定したら、数値が跳ね上がった!」という内容の記事が掲載されましたが..
僕は、これが正しいとは思いません。そもそも、モニタリングポストの数値と地上1mの数値を横並びで比較しても良いのでしょうか。
モニタリングポストの測定機器と、地上1m測定に使われる測定機器は別物で、測定場所も違う為、この二つの数値を単純に比較しても、あまり意味はないと思うのです。※測定精度ではモニタリングポストの測定機器が勝ります。
比較するのであれば、福島原発事故の前と後のモニタリングポストの数値同士、または、これ以外に、福島原発事故の前と後で「同じ場所」を「同じ条件」で「同じ測定機器」を使い測定した数値同士でなければ、正しい比較にはならないでしょう。
(必ずしもすべての都道府県がそういうデータを公表しているわけではないですが)愛知県はHP上に、福島原発事故の前と後のモニタリングポストの数値、福島原発事故の前と後の地上1mの数値を掲載しています。
例えば、愛知県の平成20年度のモニタリングポストの数値は、0.036〜0.059μSv/hでした(資料はこちらです→http://www.pref.aichi.jp/cmsfiles/contents/0000006/6579/h20.pdf)。福島原発事故の後のモニタリングポストの数値は概ね0.040μSv/hです(資料はこちらです→http://www.pref.aichi.jp/kankyo/katsudo-ka/kuukanhousya.html)。
また、愛知県が平成20年度に、地上1mで測定した数値(県環境調査センター内敷地をGR-135による測定)は、0.063〜0.074μSv/hでした(※県環境調査センターによると、資料にある93nGy〜104nGyは宇宙線量30nGyを加えた数値であるということで、それ差し引きして、Svに換算すると、0.063〜0.074μSv/h。資料はこちらです→http://www.pref.aichi.jp/cmsfiles/contents/0000006/6579/h20.pdf)。そして、福島原発事故の後に、地上1mで測定した数値(県環境調査センター内敷地をGR-135による測定)は、現在のところ概ね0.065μSv/hです(資料はこちらです→http://www.pref.aichi.jp/kankyo/katsudo-ka/kuukanhousya.html)。これは、福島原発事故の前(平成20年度)と後(平成23年6月〜)で、「同じ場所(県環境調査センター敷地内)」を、「同じ条件(地上1m)」で、「同じ測定機器(GR-135)」を使い測定していますので、福島原発事故による放射能の影響の有無を考える上で、正しい比較ができる資料だと言えるのではないでしょうか。
そして、これらの資料を比較すると、少なくとも愛知県名古屋市に限って言えば(※モニタリングポストのある県環境調査センターは名古屋市北区にあります)、福島原発事故の後に、空間放射線量率が明らかに上昇したという事実はなく、愛知県が発表したように、「福島原発事故による放射能の影響は特に見受けられない」と言えるのではないでしょうか。
放射能汚染問題については、無防備過ぎるのも困りますが、資料やデータの冷静な分析をせずに無闇に騒ぎ過ぎるのも問題だと思います。
すると、例えば愛知県では、モニタリングポストの数値が0.040μSv/hほどだったのに対して、地上1mの数値は0.065μSv/hほどだと判明しました。
これを受けて、一部の新聞、週刊誌などで、あたかも愛知県が福島原発事故による放射能の影響を相当受けていると言わんばかりに、「地上1mで測定したら、数値が跳ね上がった!」という内容の記事が掲載されましたが..
僕は、これが正しいとは思いません。そもそも、モニタリングポストの数値と地上1mの数値を横並びで比較しても良いのでしょうか。
モニタリングポストの測定機器と、地上1m測定に使われる測定機器は別物で、測定場所も違う為、この二つの数値を単純に比較しても、あまり意味はないと思うのです。※測定精度ではモニタリングポストの測定機器が勝ります。
比較するのであれば、福島原発事故の前と後のモニタリングポストの数値同士、または、これ以外に、福島原発事故の前と後で「同じ場所」を「同じ条件」で「同じ測定機器」を使い測定した数値同士でなければ、正しい比較にはならないでしょう。
(必ずしもすべての都道府県がそういうデータを公表しているわけではないですが)愛知県はHP上に、福島原発事故の前と後のモニタリングポストの数値、福島原発事故の前と後の地上1mの数値を掲載しています。
例えば、愛知県の平成20年度のモニタリングポストの数値は、0.036〜0.059μSv/hでした(資料はこちらです→http://www.pref.aichi.jp/cmsfiles/contents/0000006/6579/h20.pdf)。福島原発事故の後のモニタリングポストの数値は概ね0.040μSv/hです(資料はこちらです→http://www.pref.aichi.jp/kankyo/katsudo-ka/kuukanhousya.html)。
また、愛知県が平成20年度に、地上1mで測定した数値(県環境調査センター内敷地をGR-135による測定)は、0.063〜0.074μSv/hでした(※県環境調査センターによると、資料にある93nGy〜104nGyは宇宙線量30nGyを加えた数値であるということで、それ差し引きして、Svに換算すると、0.063〜0.074μSv/h。資料はこちらです→http://www.pref.aichi.jp/cmsfiles/contents/0000006/6579/h20.pdf)。そして、福島原発事故の後に、地上1mで測定した数値(県環境調査センター内敷地をGR-135による測定)は、現在のところ概ね0.065μSv/hです(資料はこちらです→http://www.pref.aichi.jp/kankyo/katsudo-ka/kuukanhousya.html)。これは、福島原発事故の前(平成20年度)と後(平成23年6月〜)で、「同じ場所(県環境調査センター敷地内)」を、「同じ条件(地上1m)」で、「同じ測定機器(GR-135)」を使い測定していますので、福島原発事故による放射能の影響の有無を考える上で、正しい比較ができる資料だと言えるのではないでしょうか。
そして、これらの資料を比較すると、少なくとも愛知県名古屋市に限って言えば(※モニタリングポストのある県環境調査センターは名古屋市北区にあります)、福島原発事故の後に、空間放射線量率が明らかに上昇したという事実はなく、愛知県が発表したように、「福島原発事故による放射能の影響は特に見受けられない」と言えるのではないでしょうか。
放射能汚染問題については、無防備過ぎるのも困りますが、資料やデータの冷静な分析をせずに無闇に騒ぎ過ぎるのも問題だと思います。
7/16、今朝の数値です!
今朝の名古屋市栄生町のアパート2階ベランダ(地面から1m)の数値は、0.05μSv/hでした。いつも通り、5分間保持した後、測定開始です。
天候は、曇り気味な晴れ。青空が覗いていますが、雲が多い感じです。そして、早朝からとても蒸し暑いです..
測定方法はこういう感じです。(5分間保持した後の)測定開始から30毎に5回数値を取ります。今朝の結果は、0.05、0.05、0.05、0.05、0.05のストレート。平均値は当然0.05μSv/h、ということで、今朝の数値は0.05μSv/hということに。
僕が同様の方法で、DoseRAE2により名古屋市内を測定した記録はこちらです→http://radiation.nagoya.sekaiegekijo.com/index.html、参考までにご覧ください。
天候は、曇り気味な晴れ。青空が覗いていますが、雲が多い感じです。そして、早朝からとても蒸し暑いです..
測定方法はこういう感じです。(5分間保持した後の)測定開始から30毎に5回数値を取ります。今朝の結果は、0.05、0.05、0.05、0.05、0.05のストレート。平均値は当然0.05μSv/h、ということで、今朝の数値は0.05μSv/hということに。
僕が同様の方法で、DoseRAE2により名古屋市内を測定した記録はこちらです→http://radiation.nagoya.sekaiegekijo.com/index.html、参考までにご覧ください。
「愛知県が県内12市町村で空間放射線量を測定!」の資料です!
先日(7月5日)、読売新聞のウェブサイトに、「愛知県が県内12市町村空間放射線量を測定」という内容の記事が掲載されましたが、この記事の元になったと思われる資料が愛知県のHPにアップされています。
「探しても、見つからなかった」と思っていたのですが、どうやら、愛知県のHPに、7月4日付けの新着情報としてアップされていたようです。
その資料がこちらです→http://www.pref.aichi.jp/0000043232.html
これによると、
名古屋市(環境科学研究所)は、0.058μSv/h
豊橋市(岩田運動公園)は、0.020μSv/h
岡崎市(岡崎げんき館)は、0.063μSv/h
一宮市(一宮市役所一宮庁舎)は、0.060μSv/h
豊田市(豊田市役所)は、0.065μSv/h
蒲郡市(蒲郡市役所)は、0.049μSv/h
犬山市(犬山市役所)は、0.057μSv/h
常滑市(常滑市役所)は、0.056μSv/h
新城市(新城市役所)は、0.025μSv/h
田原市(田原市役所渥美支所)は、0.027μSv/h
南知多町(南知多役場)は、0.062μSv/h
設楽町(設楽町役場)は、0.057μSv/h
だったそうです。※シンチレーション式サーベイメーターにより地上1mで測定、測定期間は2011.06.24〜07.01。
そして、愛知県は、「この結果によりますと、各市町の放射線量は、0.020〜0.065μSv/hの範囲内であり、本県が、大気中の放射線量を常時監視している名古屋市北区の愛知県環境調査センターの敷地内の値と比べて、全て同等又は低い値であり、県全域で福島原発からの放射能の影響は、特に見受けられませんでした」とまとめています。
こちらに福島原発事故の前と後の数値の比較があります→http://www.pref.aichi.jp/cmsfiles/contents/0000043/43232/sankou.pdf
これらの資料を見ると、やはり先月の下旬に、とある週刊誌が、「愛知県の空間放射線量は本当は高い!」という内容の記事を掲載したことは、かなり軽卒だったと言わざるを得ないでしょう。
放射能に対する油断は禁物です。しかし、週刊誌とは言え、社会的に影響力の強いマスメディアが、専門家による測定結果ではない、いわゆる信憑性に疑問があるデータ(その週刊誌の記者さんが、精度が高いとは言い難いガイガーカウンターで自ら測定したそうです)のみを根拠に、そういった内容の記事を掲載することに大きな疑問を感じます。
彼らが、専門家による精度の高い測定、愛知県の過去の資料やデータなどとの比較検証を行い、その結果を踏まえて、「愛知県の空間放射線量は本当は高い!」と書いたのであれば、文句の付けようがないのですが。
情報の受け手である僕たちも、こういう記事を鵜呑みにしてはいけないのかもしれません。何はともあれ、放射能汚染という問題は、本当に難しいです..
「探しても、見つからなかった」と思っていたのですが、どうやら、愛知県のHPに、7月4日付けの新着情報としてアップされていたようです。
その資料がこちらです→http://www.pref.aichi.jp/0000043232.html
これによると、
名古屋市(環境科学研究所)は、0.058μSv/h
豊橋市(岩田運動公園)は、0.020μSv/h
岡崎市(岡崎げんき館)は、0.063μSv/h
一宮市(一宮市役所一宮庁舎)は、0.060μSv/h
豊田市(豊田市役所)は、0.065μSv/h
蒲郡市(蒲郡市役所)は、0.049μSv/h
犬山市(犬山市役所)は、0.057μSv/h
常滑市(常滑市役所)は、0.056μSv/h
新城市(新城市役所)は、0.025μSv/h
田原市(田原市役所渥美支所)は、0.027μSv/h
南知多町(南知多役場)は、0.062μSv/h
設楽町(設楽町役場)は、0.057μSv/h
だったそうです。※シンチレーション式サーベイメーターにより地上1mで測定、測定期間は2011.06.24〜07.01。
そして、愛知県は、「この結果によりますと、各市町の放射線量は、0.020〜0.065μSv/hの範囲内であり、本県が、大気中の放射線量を常時監視している名古屋市北区の愛知県環境調査センターの敷地内の値と比べて、全て同等又は低い値であり、県全域で福島原発からの放射能の影響は、特に見受けられませんでした」とまとめています。
こちらに福島原発事故の前と後の数値の比較があります→http://www.pref.aichi.jp/cmsfiles/contents/0000043/43232/sankou.pdf
これらの資料を見ると、やはり先月の下旬に、とある週刊誌が、「愛知県の空間放射線量は本当は高い!」という内容の記事を掲載したことは、かなり軽卒だったと言わざるを得ないでしょう。
放射能に対する油断は禁物です。しかし、週刊誌とは言え、社会的に影響力の強いマスメディアが、専門家による測定結果ではない、いわゆる信憑性に疑問があるデータ(その週刊誌の記者さんが、精度が高いとは言い難いガイガーカウンターで自ら測定したそうです)のみを根拠に、そういった内容の記事を掲載することに大きな疑問を感じます。
彼らが、専門家による精度の高い測定、愛知県の過去の資料やデータなどとの比較検証を行い、その結果を踏まえて、「愛知県の空間放射線量は本当は高い!」と書いたのであれば、文句の付けようがないのですが。
情報の受け手である僕たちも、こういう記事を鵜呑みにしてはいけないのかもしれません。何はともあれ、放射能汚染という問題は、本当に難しいです..
2011年7月15日金曜日
7/15、今朝の数値です!
名古屋市栄生町、今朝は気持ちの良い晴れです。
アパート2階ベランダでDoseRAE2により測定した数値は、0.05μSv/hでした。
さて、僕たちがDoseRAE2などを使い名古屋市の空間放射線量率を測定する際に、愛知県による名古屋市の空間放射線量率のデータはとても参考になります。
愛知県は、モニタリングポストがある名古屋市北区の県環境調査センターの敷地内で、モニタリングポストでの測定とは別に、福島原発事故以前にもシンチレーション式サーベイメーター(GR-135)で空間放射線量率を測定しています。因みに、そのサーベイメーターで測定したのは、敷地内の地面から1mほどの高さの場所だそうです。
例えば、平成20年度のデータhttp://www.pref.aichi.jp/cmsfiles/contents/0000006/6579/h20.pdfによると、数値は93nGy〜104nGy。これには30nGyの宇宙線量が含まれているそうで、それを差し引き、Gy=Sv(通常の被曝はγ線とX線が主なので)でSvに換算すると、0.063〜0.074μSv/hとなります。そして、これが、地面から1mで測定した名古屋市の通常の数値だと考えることができると思います。
一方、福島原発事故後の今年の6月から、その県環境調査センターの敷地内、地面から1mの高さでGR-135により測定した空間放射線量率http://www.pref.aichi.jp/kankyo/katsudo-ka/kuukanhousya.htmlは、きょう現在までで、0.062〜0.07μSv/hです。
そして、DoseRAE2のような小型放射線測定器は、GR-135のようなシンチレーション式サーベイメーターよりもやや高い数値を示すとのこと。
これらのデータを考慮すると、僕がこれまで名古屋市内各所で測定した数値、0.054 〜0.08μSv/hは、名古屋市においては通常の範囲だと言えるのではないでしょうか。
ただ、これはデータ上の推測で、正確な汚染の有無を知る為には、やはり放射線測定のプロに名古屋市内各所の土壌調査などを行ってもらうのがベストですが..
アパート2階ベランダでDoseRAE2により測定した数値は、0.05μSv/hでした。
さて、僕たちがDoseRAE2などを使い名古屋市の空間放射線量率を測定する際に、愛知県による名古屋市の空間放射線量率のデータはとても参考になります。
愛知県は、モニタリングポストがある名古屋市北区の県環境調査センターの敷地内で、モニタリングポストでの測定とは別に、福島原発事故以前にもシンチレーション式サーベイメーター(GR-135)で空間放射線量率を測定しています。因みに、そのサーベイメーターで測定したのは、敷地内の地面から1mほどの高さの場所だそうです。
例えば、平成20年度のデータhttp://www.pref.aichi.jp/cmsfiles/contents/0000006/6579/h20.pdfによると、数値は93nGy〜104nGy。これには30nGyの宇宙線量が含まれているそうで、それを差し引き、Gy=Sv(通常の被曝はγ線とX線が主なので)でSvに換算すると、0.063〜0.074μSv/hとなります。そして、これが、地面から1mで測定した名古屋市の通常の数値だと考えることができると思います。
一方、福島原発事故後の今年の6月から、その県環境調査センターの敷地内、地面から1mの高さでGR-135により測定した空間放射線量率http://www.pref.aichi.jp/kankyo/katsudo-ka/kuukanhousya.htmlは、きょう現在までで、0.062〜0.07μSv/hです。
そして、DoseRAE2のような小型放射線測定器は、GR-135のようなシンチレーション式サーベイメーターよりもやや高い数値を示すとのこと。
これらのデータを考慮すると、僕がこれまで名古屋市内各所で測定した数値、0.054 〜0.08μSv/hは、名古屋市においては通常の範囲だと言えるのではないでしょうか。
ただ、これはデータ上の推測で、正確な汚染の有無を知る為には、やはり放射線測定のプロに名古屋市内各所の土壌調査などを行ってもらうのがベストですが..
2011年7月14日木曜日
7/14、今朝の数値です!
名古屋市はきょうも晴れ、ベランダに出ると、いつもより蒸し暑くないような気配です。
DoseRAE2で測定した今朝の数値は、0.056μSv/hでした。
ドイツ気象庁の予測http://www.dwd.de/wundk/spezial/Sonderbericht_loop.gifによると、ここ数日は福島原発から太平洋に向かって風が吹くようです。この予測は、風向きと共に刻々と変わるので、油断せず注視が必要ですが..
きょうも元気に行きます!
DoseRAE2で測定した今朝の数値は、0.056μSv/hでした。
ドイツ気象庁の予測http://www.dwd.de/wundk/spezial/Sonderbericht_loop.gifによると、ここ数日は福島原発から太平洋に向かって風が吹くようです。この予測は、風向きと共に刻々と変わるので、油断せず注視が必要ですが..
きょうも元気に行きます!
2011年7月13日水曜日
7/13、今朝の数値です!
朝6時測定の名古屋市栄生町のアパート2階ベランダ(地面から1m)の数値は、0.054μSv/hでした。
いつものように、DoseRAE2を5分間保持後、30毎に5回読み取りをした数値は0.05、0.05、0.06、0.06、0.05でした。平均で、0.054μSv/hです。
名古屋は晴れ、きょうも暑くなりそうです!
名古屋市各所の空間放射線量を記録しているサイト、「DoseRAE2で測定した名古屋市の空間線量(地上1mの高さで測定)」はこちらです→http://radiation.nagoya.sekaiegekijo.com/
いつものように、DoseRAE2を5分間保持後、30毎に5回読み取りをした数値は0.05、0.05、0.06、0.06、0.05でした。平均で、0.054μSv/hです。
名古屋は晴れ、きょうも暑くなりそうです!
名古屋市各所の空間放射線量を記録しているサイト、「DoseRAE2で測定した名古屋市の空間線量(地上1mの高さで測定)」はこちらです→http://radiation.nagoya.sekaiegekijo.com/
2011年7月12日火曜日
2011年7月11日月曜日
再び栄へ!
きょうは夕方に、再び栄を測定です。
測定ポイントは前回よりも増えましたが、前回測定した同じポイントのテレビ塔付近も再び測定しました。
まず、Brooks Brothers前の歩道は、0.078μSv/hでした。
次に、前回測定したテレビ塔です。結果は、テレビ塔の久屋大通公園駐車場が0.058μSv/hで、前回の0.054μSv/hとほぼ変わらず、テレビ塔のセントラルパーク入口が0.07μSv/hで、前回の0.06μSv/hから上昇していました。とは言え、これくらいは誤差の範囲でもあるのでしょう。
また、テレビ塔のセントラルパーク入口から道路一つ挟んだ希望の泉は0.078μSv/hでした(50分ほど間隔を空けて二度測定しましたが、結果はほぼ同じでした)。
測定ポイントは前回よりも増えましたが、前回測定した同じポイントのテレビ塔付近も再び測定しました。
まず、Brooks Brothers前の歩道は、0.078μSv/hでした。
次に、前回測定したテレビ塔です。結果は、テレビ塔の久屋大通公園駐車場が0.058μSv/hで、前回の0.054μSv/hとほぼ変わらず、テレビ塔のセントラルパーク入口が0.07μSv/hで、前回の0.06μSv/hから上昇していました。とは言え、これくらいは誤差の範囲でもあるのでしょう。
また、テレビ塔のセントラルパーク入口から道路一つ挟んだ希望の泉は0.078μSv/hでした(50分ほど間隔を空けて二度測定しましたが、結果はほぼ同じでした)。
名古屋市栄生町、アパート室内の数値は?
毎朝、2階ベランダで、DoseRAE2を使って空間放射線量率を測定している栄生町のアパート。
因みに、このアパート2階の室内(エアコン使用時)の数値は、だいたい0.04μSv/hくらいです。
因みに、このアパート2階の室内(エアコン使用時)の数値は、だいたい0.04μSv/hくらいです。
2011年7月10日日曜日
7/10、今朝の数値です!
今朝は曇り、蒸し暑いです!
毎朝の日課となった、名古屋市栄生町のアパート2階ベランダでの空間放射線量率測定。DoseRAE2はきょうも頑張っています!
数値は、昨日と同じで、0.05μSv/hでした。
きょうも暑くなりそうですが、良い日曜日を!
僕が測定した名古屋市の空間放射線量率の数値を記録しているウェブサイト、「DoseRAE2で測定した名古屋市の空間放射線量(地面から1mの高さで測定)」は、こちらです→http://radiation.nagoya.sekaiegekijo.com/index.html
毎朝の日課となった、名古屋市栄生町のアパート2階ベランダでの空間放射線量率測定。DoseRAE2はきょうも頑張っています!
数値は、昨日と同じで、0.05μSv/hでした。
きょうも暑くなりそうですが、良い日曜日を!
僕が測定した名古屋市の空間放射線量率の数値を記録しているウェブサイト、「DoseRAE2で測定した名古屋市の空間放射線量(地面から1mの高さで測定)」は、こちらです→http://radiation.nagoya.sekaiegekijo.com/index.html
2011年7月9日土曜日
中川区を測定!
きょうは、夕方に中川区に行きました!
まずは烏森駅から測定を始めて、小本西公園、中川郵便局前、南荒子駅、中島駅の順に進んで行きます。
烏森駅は0.058μSv/h、小本西公園は0.068μSv/h、中川郵便局は0.068μSv/h、南荒子駅は0.066μSv/h、中島駅は0.068μSv/hでした。
小本西公園では、地面から5cmのところも測定。数値は0.078μSv/hでした。小本西公園の一角で、元気の良い中学生たちが野球をしていました。打球が何回か僕の近くに飛んで来たのですが、測定中は動けないので、ほぼすべてスルーしてしまいました。まったく悪気はなかったのですが..
小本西公園の砂場では、小学校低学年の子どもたちが砂遊びをしていました。ううん、名古屋市は一応公園の砂場などの土壌調査をしてほしい!そう思いました..
まずは烏森駅から測定を始めて、小本西公園、中川郵便局前、南荒子駅、中島駅の順に進んで行きます。
烏森駅は0.058μSv/h、小本西公園は0.068μSv/h、中川郵便局は0.068μSv/h、南荒子駅は0.066μSv/h、中島駅は0.068μSv/hでした。
小本西公園では、地面から5cmのところも測定。数値は0.078μSv/hでした。小本西公園の一角で、元気の良い中学生たちが野球をしていました。打球が何回か僕の近くに飛んで来たのですが、測定中は動けないので、ほぼすべてスルーしてしまいました。まったく悪気はなかったのですが..
小本西公園の砂場では、小学校低学年の子どもたちが砂遊びをしていました。ううん、名古屋市は一応公園の砂場などの土壌調査をしてほしい!そう思いました..
7/9、今朝の数値です!
今朝の数値は、0.05μSv/hでした。いつも通り5分間保持してから測定開始ですが、電源ONの後1分弱で数値が安定し、その後は測定終了まで、0.05μSv/hから数値はまったく動きませんでした。
天候は晴れ。名古屋市、きょうは早朝からすでに蒸し暑いです..
天候は晴れ。名古屋市、きょうは早朝からすでに蒸し暑いです..
名古屋港の空間放射線量率!
これまでまったく知らなかったのですが..
名古屋港のHPhttp://www.port-of-nagoya.jp/内に、名古屋港における空間放射線量率及び海水中の放射性物質の測定結果についてhttp://www.port-of-nagoya.jp/housyasen/housyasen.htmlという項目がありました。
平成23年4月22日に国土交通省から「港湾における放射線対策について」という指針が発表されたことを受けて、名古屋港は、株式会社ユニチカ環境技術センターに委託して、名古屋港内の空間放射線量率と海水中の放射性物質の測定を行ったとのこと。
測定日は、空間放射線量率が平成23年5月19日、海水中の放射性物質が平成23年5月16日です。
空間放射線量率は、ガーデンふ頭で0.07μSv/h、飛鳥ふ頭で0.09μSv/h、鍋田ふ頭で0.09μSv/h、南5区で0.07μSv/h。海水中の放射性物質は、金城ふ頭南側、高潮防波堤外側の両地点で、ヨウ素、セシウム134、セシウム137はすべて不検出だったようです。
名古屋港のHPhttp://www.port-of-nagoya.jp/内に、名古屋港における空間放射線量率及び海水中の放射性物質の測定結果についてhttp://www.port-of-nagoya.jp/housyasen/housyasen.htmlという項目がありました。
平成23年4月22日に国土交通省から「港湾における放射線対策について」という指針が発表されたことを受けて、名古屋港は、株式会社ユニチカ環境技術センターに委託して、名古屋港内の空間放射線量率と海水中の放射性物質の測定を行ったとのこと。
測定日は、空間放射線量率が平成23年5月19日、海水中の放射性物質が平成23年5月16日です。
空間放射線量率は、ガーデンふ頭で0.07μSv/h、飛鳥ふ頭で0.09μSv/h、鍋田ふ頭で0.09μSv/h、南5区で0.07μSv/h。海水中の放射性物質は、金城ふ頭南側、高潮防波堤外側の両地点で、ヨウ素、セシウム134、セシウム137はすべて不検出だったようです。
愛知県が県内12市町村で空間放射線量を測定!
7月5日の読売新聞によると、愛知県は6月24日から7月1日にかけて、名古屋、豊橋、岡崎、一宮、豊田、蒲郡、犬山、常滑、新城、田原、南知多、設楽の県内12市町村で放射線量の測定を行ったということです。地上1mの高さで測定した空間放射線量率は、0.02〜0.065μSv/hだったそうです。http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aichi/news/20110704-OYT8T01160.htm
記事には、各市町村のどこで測定が行われたかについての詳細な記述はありません。また、今のところ、愛知県のHPにもこの情報はアップされていないようですが..
とりあえず、少し安心しました。
記事には、各市町村のどこで測定が行われたかについての詳細な記述はありません。また、今のところ、愛知県のHPにもこの情報はアップされていないようですが..
とりあえず、少し安心しました。
2011年7月8日金曜日
中村区役所から黄金へ!
きょうは、中村区役所付近と黄金駅周辺を測定しました。
まずは、地下鉄中村区役所駅の4番出入口付近の歩道で測定です。数値は1分弱で安定したものの、通常通り5分間保持してから測定開始です。数値は、0.06μSv/hでした。
続いて黄金駅周辺です。
黄金駅で測定しても良かったのですが、黄金駅周辺の、とあるマンションの隣が空き地になっていて、地表は小石混じりの土で、周囲5メートル四方に建物がない開けた場所だったので、測定に最適だろうと勝手に判断し(笑)、この空き地をチョイスしました。
開けているということは、日陰を作るものが周囲にないということで、直射日光が照りつける中、暑さを我慢しながらの若干切ない測定です(笑)。測定した数値は、0.07μSv/hでした。
次に、米野公園という名前らしき公園に行きました。熊野社という神社さんの隣にある公園で、地表は土。この時間帯(17:30頃)だからか遊んでいる子どもは少なかったのですが、彼らの邪魔にならないように配慮して、公園内の場所をチョイスしました。まず通常通り、地面から1mのところを測定。数値は、0.058μSv/hでした。参考までに、一応地面から5cmのところも測定することに(ランダムに行うことがあります)。数値は、0.062μSv/hでした。
きょうは、こんな感じでした。
まずは、地下鉄中村区役所駅の4番出入口付近の歩道で測定です。数値は1分弱で安定したものの、通常通り5分間保持してから測定開始です。数値は、0.06μSv/hでした。
続いて黄金駅周辺です。
黄金駅で測定しても良かったのですが、黄金駅周辺の、とあるマンションの隣が空き地になっていて、地表は小石混じりの土で、周囲5メートル四方に建物がない開けた場所だったので、測定に最適だろうと勝手に判断し(笑)、この空き地をチョイスしました。
開けているということは、日陰を作るものが周囲にないということで、直射日光が照りつける中、暑さを我慢しながらの若干切ない測定です(笑)。測定した数値は、0.07μSv/hでした。
次に、米野公園という名前らしき公園に行きました。熊野社という神社さんの隣にある公園で、地表は土。この時間帯(17:30頃)だからか遊んでいる子どもは少なかったのですが、彼らの邪魔にならないように配慮して、公園内の場所をチョイスしました。まず通常通り、地面から1mのところを測定。数値は、0.058μSv/hでした。参考までに、一応地面から5cmのところも測定することに(ランダムに行うことがあります)。数値は、0.062μSv/hでした。
きょうは、こんな感じでした。
7/8、今朝の数値です!
おはようございます!
今朝は曇りっぽい晴れ、晴れっぽい曇りです。いや、これは晴れでしょうか?快晴ではないけど、ちょっと晴れ..
名古屋市中村区栄生町のアパート2階のベランダで、DoseRAE2にて、きょうの朝6時に測定した数値は、0.055μSv/hでした。
きょうも良い一日を〜!
今朝は曇りっぽい晴れ、晴れっぽい曇りです。いや、これは晴れでしょうか?快晴ではないけど、ちょっと晴れ..
名古屋市中村区栄生町のアパート2階のベランダで、DoseRAE2にて、きょうの朝6時に測定した数値は、0.055μSv/hでした。
きょうも良い一日を〜!
2011年7月7日木曜日
名古屋市中村区栄生町で毎朝測定!
栄生町のアパート2階のベランダで毎朝6時にDoseRAE2で空間放射線量を測定します!
ブログの右にあるバナーをクリックすると、「DoseRAE2で測定した名古屋市の空間照射線量」というサイトに入っていただけます。
こちらに測定結果を記録しています。興味のある方はご覧ください!
そのバナーの下は、僕が参加している「世界e劇場」というサイトのバナーです。このサイトもぜひぜひご覧ください!
因みに、きょうの数値は、0.06μSv/hでした。
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因みに、きょうの数値は、0.06μSv/hでした。
2011年7月4日月曜日
石垣のせいですか?
先日、DoseRAE2のテスト運転を兼ねて名古屋城の正門を測定しました。そのときの数値は、0.08μSv/h。付近のその他の場所より若干高めの数値でした。
そして、きょうは、再び名古屋城に挑戦です!先日と全く同じ場所に立って、DoseRAE2のスイッチONです。
いつも通り、まずは地面から1mのところにDoseRAE2を5分間保持します。1分を過ぎると数値はかなり安定してきます。
5分経過した後、30秒毎に5回以上数値を取り、平均値を出します。測定結果は、0.08、0.08、0.08、0.08、0.08でした。
数値は当然、0.08μSv/hとなります。先日とまったく同じ数値が測定されました。
0.08μSv/h..「なんで?」というほどのことではないですが、なんでだろう?
福島原発事故以前に、ここをDoseRAE2で測定したことがないので、この数値を比較評価することができませんが..
もしかしたら、測定場所から2mのところにあった石垣の影響でしょうか?この石垣、花崗岩でしたっけ?
謎多しです..
そして、きょうは、再び名古屋城に挑戦です!先日と全く同じ場所に立って、DoseRAE2のスイッチONです。
いつも通り、まずは地面から1mのところにDoseRAE2を5分間保持します。1分を過ぎると数値はかなり安定してきます。
5分経過した後、30秒毎に5回以上数値を取り、平均値を出します。測定結果は、0.08、0.08、0.08、0.08、0.08でした。
数値は当然、0.08μSv/hとなります。先日とまったく同じ数値が測定されました。
0.08μSv/h..「なんで?」というほどのことではないですが、なんでだろう?
福島原発事故以前に、ここをDoseRAE2で測定したことがないので、この数値を比較評価することができませんが..
もしかしたら、測定場所から2mのところにあった石垣の影響でしょうか?この石垣、花崗岩でしたっけ?
謎多しです..
テレビ塔へ!噂の「栄が0.15μSv/h」は本当か?
噂(某大学教授の方のブログなどに記載されています)では、栄で0.15μSv/hだったとか!ホントかいな?
よし、自分で測定して来よう(と言うか、僕はこの噂が少し心配になり、DoseRAE2を買うことになったと言っても過言ではないので、テレビ塔の測定は最初から決めていたことなのですが)!
愛知県環境調査センターが3月から6月まで、敷地内(名古屋市北区)で採取した降下物は、放射性ヨウ素、セシウム134、セシウム137を合わせても1平方メートルあたり30ベクレルほどでした。これを考慮すると、少なくとも、福島原発事故の影響で、栄の空間放射線量率が0.15μSv/hになるとは、とても考え難いのです。資料はこちらです→http://www.pref.aichi.jp/kankyo/katsudo-ka/koukabutu.pdf
ですので、噂の0.15μSv/hという数値を盲信していたわけではないのですが、調べないと何だか気持ちが悪いです。もし、0.15μSv/h、若しくは、それに近い数値が出たらどうしよう?少しは心配です。
ということで、栄へ!とりあえずテレビ塔を測定です。
テレビ塔付近に着き、さっそく測定開始です!場所は、久屋大通駐車場です。数値はスイッチを入れたあと1分弱で安定。しかし、通常通りまずは5分間保持してから測定を開始します(※5分間保持後、30秒毎に数値を5回取る)。
測定結果は、0.054μSv/h。なるほど!
一応、数百メートル離れた場所でも測定します。場所は、セントラルパーク入口です。
こちらの測定結果は、0.06μSv/h。なるほど!
念の為、時間を置いて同じ場所を複数回測定しましたが、結果はほとんど同じでした。
あくまでも、僕がDoseRAE2で測定した結果からすると、という注釈付きですが、テレビ塔付近は噂の0.15μSv/hにはほど遠い数値でした。ただ、この0.15μSv/hという数値に関しては、情報源さえ明示されていない上、「いつ」、「誰が」、「何を使って」測定したのかが不明で、あらゆる意味で、その信憑性に問題アリと言えますが。※後日再び栄で測定した結果からも、やはり「栄の空間放射線量率が高い」ということを示す数値は得られませんでした(7/18追記)
但し、
京都大学原子炉実験所の小出裕章先生は、6/27の青森講演にて、「皆さんが放射線の測定器を買って調べたいと思うのはよくわかります。ただ、放射線を測定することは難しい。簡単にできるとは思っていただかない方が良い。それなりの知識がないといけない。それぞれの測定器もメーカーによって性能が全然違う。γ線だけ測りたいならNai(シンチレーション式)が良い。β線が測りたいならGM管(ガイガーカウンター)が良い。性能の良いものもあれば、悪いものもあるということを頭に入れた上で、数字そのものは信用しないこと」と仰っています。資料はこちらです→http://www.youtube.com/watch?v=_N_F7weh5oI&feature=related
放射線測定の素人の僕たちがDoseRAE2や、ガイガーカウンターなどを使って測定した数値を、モニタリングポストなどの数値と同レベルで比較して、「高い」、「低い」と騒ぐのは短絡的ですし、やはり賢明ではないように思います。あくまでも、参考程度(補助的)に考えるべきなのでしょう。
よし、自分で測定して来よう(と言うか、僕はこの噂が少し心配になり、DoseRAE2を買うことになったと言っても過言ではないので、テレビ塔の測定は最初から決めていたことなのですが)!
愛知県環境調査センターが3月から6月まで、敷地内(名古屋市北区)で採取した降下物は、放射性ヨウ素、セシウム134、セシウム137を合わせても1平方メートルあたり30ベクレルほどでした。これを考慮すると、少なくとも、福島原発事故の影響で、栄の空間放射線量率が0.15μSv/hになるとは、とても考え難いのです。資料はこちらです→http://www.pref.aichi.jp/kankyo/katsudo-ka/koukabutu.pdf
ですので、噂の0.15μSv/hという数値を盲信していたわけではないのですが、調べないと何だか気持ちが悪いです。もし、0.15μSv/h、若しくは、それに近い数値が出たらどうしよう?少しは心配です。
ということで、栄へ!とりあえずテレビ塔を測定です。
テレビ塔付近に着き、さっそく測定開始です!場所は、久屋大通駐車場です。数値はスイッチを入れたあと1分弱で安定。しかし、通常通りまずは5分間保持してから測定を開始します(※5分間保持後、30秒毎に数値を5回取る)。
測定結果は、0.054μSv/h。なるほど!
一応、数百メートル離れた場所でも測定します。場所は、セントラルパーク入口です。
こちらの測定結果は、0.06μSv/h。なるほど!
念の為、時間を置いて同じ場所を複数回測定しましたが、結果はほとんど同じでした。
あくまでも、僕がDoseRAE2で測定した結果からすると、という注釈付きですが、テレビ塔付近は噂の0.15μSv/hにはほど遠い数値でした。ただ、この0.15μSv/hという数値に関しては、情報源さえ明示されていない上、「いつ」、「誰が」、「何を使って」測定したのかが不明で、あらゆる意味で、その信憑性に問題アリと言えますが。※後日再び栄で測定した結果からも、やはり「栄の空間放射線量率が高い」ということを示す数値は得られませんでした(7/18追記)
但し、
京都大学原子炉実験所の小出裕章先生は、6/27の青森講演にて、「皆さんが放射線の測定器を買って調べたいと思うのはよくわかります。ただ、放射線を測定することは難しい。簡単にできるとは思っていただかない方が良い。それなりの知識がないといけない。それぞれの測定器もメーカーによって性能が全然違う。γ線だけ測りたいならNai(シンチレーション式)が良い。β線が測りたいならGM管(ガイガーカウンター)が良い。性能の良いものもあれば、悪いものもあるということを頭に入れた上で、数字そのものは信用しないこと」と仰っています。資料はこちらです→http://www.youtube.com/watch?v=_N_F7weh5oI&feature=related
放射線測定の素人の僕たちがDoseRAE2や、ガイガーカウンターなどを使って測定した数値を、モニタリングポストなどの数値と同レベルで比較して、「高い」、「低い」と騒ぐのは短絡的ですし、やはり賢明ではないように思います。あくまでも、参考程度(補助的)に考えるべきなのでしょう。
2011年7月3日日曜日
愛知県環境調査センターへ!
7月3日、午後から測定へ!
前日に、いろいろな場所を測定して練習したので(笑)、DoseRAE2での測定のコツなども大分掴めました。
まずは、愛知県環境調査センターを目指します。
理由は、ここで愛知県のHPに載せている放射線量をモニタリングポストで測定しているからで、6月13日からはモニタリングポストとは別に、敷地内の地面から1mの高さをシンチレーション式サーベイメーターで測定しています。
数値はだいたい0.065μSv/hほど。
ここに来ても敷地内に入ることはできないので、まったく同じ地点を測定することはできませんが、この付近だったらそれほど掛け離れた数値はでないのではないかと仮定しました(勝手に..)。
それで、DoseRAE2では、どのような数値が出るのかを知っておけば、これから市内各所で測定する数値を見るときに役立つかもしれないと考えました。
それで、測定結果は0.072μSv/hでした。
うん、やはりDoseRAE2の方が高い数値が出るみたいですが、なかなか近い数値を出しています!一応、念のため、もう一度測定!中村区から自転車を漕いでわざわざここまで来たのでもう一度(笑)!
測定結果は、初回とほとんど同じでした。OK!満足して、自転車を中村区へと走らせます。
途中、雨が降って来て次第に土砂降りに!ビニール袋入りのDoseRAE2はバッグの中へ(まだまだ活躍してもらわねばなりません)!傘も何も持たない僕はびしょ濡れに..
まぁ、いいか(笑)。
前日に、いろいろな場所を測定して練習したので(笑)、DoseRAE2での測定のコツなども大分掴めました。
まずは、愛知県環境調査センターを目指します。
理由は、ここで愛知県のHPに載せている放射線量をモニタリングポストで測定しているからで、6月13日からはモニタリングポストとは別に、敷地内の地面から1mの高さをシンチレーション式サーベイメーターで測定しています。
数値はだいたい0.065μSv/hほど。
ここに来ても敷地内に入ることはできないので、まったく同じ地点を測定することはできませんが、この付近だったらそれほど掛け離れた数値はでないのではないかと仮定しました(勝手に..)。
それで、DoseRAE2では、どのような数値が出るのかを知っておけば、これから市内各所で測定する数値を見るときに役立つかもしれないと考えました。
それで、測定結果は0.072μSv/hでした。
うん、やはりDoseRAE2の方が高い数値が出るみたいですが、なかなか近い数値を出しています!一応、念のため、もう一度測定!中村区から自転車を漕いでわざわざここまで来たのでもう一度(笑)!
測定結果は、初回とほとんど同じでした。OK!満足して、自転車を中村区へと走らせます。
途中、雨が降って来て次第に土砂降りに!ビニール袋入りのDoseRAE2はバッグの中へ(まだまだ活躍してもらわねばなりません)!傘も何も持たない僕はびしょ濡れに..
まぁ、いいか(笑)。
2011年7月2日土曜日
スイッチON!
7月2日、ヤフオクで競り落としたDoseRAE2が無事届きました!保証書もちゃんと付いた新品。アメリカ本社のHPでユーザー登録も完了です。
まずは室内で、おそるおそるスイッチON!「そんなわけない!」と言いつつも、すごく高い数値が出たらショックです。しかも室内で!
スイッチが入り、測定モードに切り替えると、数値が変動していきます。0.15あたりから始まって、数値は下がり続け、0.04で安定しました。ここまで大体1分弱。これ以降は、数値が大幅に振れることなく、0.04と0.05を行ったり来たりします。
5分くらい同じ場所で保持した後、30秒毎に数値を5回ほど読み取り平均値を取ります。でも、数値は0.04から動きません。
結果は、もちろん0.04μSv/h。室内とは言え、まずまずの数値に一安心です。
まずは室内で、おそるおそるスイッチON!「そんなわけない!」と言いつつも、すごく高い数値が出たらショックです。しかも室内で!
スイッチが入り、測定モードに切り替えると、数値が変動していきます。0.15あたりから始まって、数値は下がり続け、0.04で安定しました。ここまで大体1分弱。これ以降は、数値が大幅に振れることなく、0.04と0.05を行ったり来たりします。
5分くらい同じ場所で保持した後、30秒毎に数値を5回ほど読み取り平均値を取ります。でも、数値は0.04から動きません。
結果は、もちろん0.04μSv/h。室内とは言え、まずまずの数値に一安心です。
2011年7月1日金曜日
DoseRAE2をゲット!実は、名古屋市の空間放射線量率は高い?
6月下旬、週刊誌などで、「実は、名古屋市の空間放射線量率は高い!」と報じられました。中には、0.15μSv/hとか、0.2μSv/hとか、関東地方と同じくらいの数値が測定された、と書かれているものもありました。
僕にとってこの内容は、かなりショッキングだったのですが、測定したのは専門家ではなく週刊誌の記者さんだったり、測定に使用した機材も、空間放射線量率を測定するのに不向きなガイガーカウンターだったりと、どこまでその数値が正確なのか、かなり疑問でした。
愛知県には、名古屋市の北区に環境調査センターがあります。ここにあるモニタリングポストでは、福島原発事故以前から空間放射線量などの測定をしており、事故発生後も、その数値は過去の数値とほぼ同程度で、0.15μSv/h、0.2μSv/hなどという数値は一度も測定されていないのです。また、これらの数値は、環境調査センターが敷地内の、地上1メートルのところでシンチレーション式サーベイメーターを使用して測定した数値からも大きく掛け離れています。
ガイガーカウンターはどれもそれぞれクセがあって、中には実際よりかなり高い数値を算出してしまうものもあるのですが、そもそも愛知県が名古屋市北区の県環境調査センターで使用している精度の高いモニタリングポストの数値やシンチレーション式サーベイメーターの数値と、ガイガーカウンターの数値を同じレベルで比べて良いのでしょうか?
実際、その週刊誌の記者さんが使用したものと同型のガイガーカウンターは、1分毎に数値を算出するのですが、例えば、0.09、0、0.09、0.26、0.12、0.18、0.12、0.06、0.06、0.06、0.09、0.14、0.21(単位はμSv/h)..という具合に数字が出てきます。測定を始めてかなり時間が経ってもなかなか不安定なようです。長時間に渡り数値を取るのでなければ、どこの部分の数値を取って平均化するかで数値は大分変わってきます。その週刊誌の記者さんが行ったようなたった5分間の測定では、正しい平均値を取ることさえ難しそうです..
僕の結論は、「あてにならん!」でした。
しかし、そういう記事が出れば、やはり不安になります。名古屋市に市内広域の放射能測定をお願いしたいのですが、なかなか行動してくれない、というディレンマがあります。名古屋市にも、色々と事情もあるでしょうから、安易に責めるつもりはないのですが、チェルノブイリ規模の原発事故が日本で起こってしまった現実、見えない放射能は風に乗れば何百キロ先にも運ばれて来るという事実があるので焦ってしまいます。
「自分で測定するしかない!」と、僕は思いました。
ただ、自分で測定するのなら、測定精度が高い測定器をゲットすることは必要不可欠です。
いろいろと調べた結果、DoseRAE2という小型放射線測定器が、測定精度が高く、比較的安く手に入ると分かりました。※DoseRAE2は、ガイガーカウンターではなく、空間放射線量率を測定するのに適している、シンチレーション式を採用した小型放射線測定器です。
というわけで、ここは少し頑張って、ヤフオクへ!数時間に渡るライバルとの激闘の末、見事DoseRAE2を競り落としました!自分が放射線測定器を購入するなんて、3.11以前は100%考えられなかったことですが..
僕にとってこの内容は、かなりショッキングだったのですが、測定したのは専門家ではなく週刊誌の記者さんだったり、測定に使用した機材も、空間放射線量率を測定するのに不向きなガイガーカウンターだったりと、どこまでその数値が正確なのか、かなり疑問でした。
愛知県には、名古屋市の北区に環境調査センターがあります。ここにあるモニタリングポストでは、福島原発事故以前から空間放射線量などの測定をしており、事故発生後も、その数値は過去の数値とほぼ同程度で、0.15μSv/h、0.2μSv/hなどという数値は一度も測定されていないのです。また、これらの数値は、環境調査センターが敷地内の、地上1メートルのところでシンチレーション式サーベイメーターを使用して測定した数値からも大きく掛け離れています。
ガイガーカウンターはどれもそれぞれクセがあって、中には実際よりかなり高い数値を算出してしまうものもあるのですが、そもそも愛知県が名古屋市北区の県環境調査センターで使用している精度の高いモニタリングポストの数値やシンチレーション式サーベイメーターの数値と、ガイガーカウンターの数値を同じレベルで比べて良いのでしょうか?
実際、その週刊誌の記者さんが使用したものと同型のガイガーカウンターは、1分毎に数値を算出するのですが、例えば、0.09、0、0.09、0.26、0.12、0.18、0.12、0.06、0.06、0.06、0.09、0.14、0.21(単位はμSv/h)..という具合に数字が出てきます。測定を始めてかなり時間が経ってもなかなか不安定なようです。長時間に渡り数値を取るのでなければ、どこの部分の数値を取って平均化するかで数値は大分変わってきます。その週刊誌の記者さんが行ったようなたった5分間の測定では、正しい平均値を取ることさえ難しそうです..
僕の結論は、「あてにならん!」でした。
しかし、そういう記事が出れば、やはり不安になります。名古屋市に市内広域の放射能測定をお願いしたいのですが、なかなか行動してくれない、というディレンマがあります。名古屋市にも、色々と事情もあるでしょうから、安易に責めるつもりはないのですが、チェルノブイリ規模の原発事故が日本で起こってしまった現実、見えない放射能は風に乗れば何百キロ先にも運ばれて来るという事実があるので焦ってしまいます。
「自分で測定するしかない!」と、僕は思いました。
ただ、自分で測定するのなら、測定精度が高い測定器をゲットすることは必要不可欠です。
いろいろと調べた結果、DoseRAE2という小型放射線測定器が、測定精度が高く、比較的安く手に入ると分かりました。※DoseRAE2は、ガイガーカウンターではなく、空間放射線量率を測定するのに適している、シンチレーション式を採用した小型放射線測定器です。
というわけで、ここは少し頑張って、ヤフオクへ!数時間に渡るライバルとの激闘の末、見事DoseRAE2を競り落としました!自分が放射線測定器を購入するなんて、3.11以前は100%考えられなかったことですが..
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