福島原発事故のあと、僕は、牛乳を止めて豆乳を飲むようになりましたが、外国産の大豆を使用している豆乳は、放射能の心配はないですが(農薬や防腐剤などの心配は残る?)、国内産の大豆を使用している豆乳は、やはり放射能が気になります。
そこで、僕が最近よく購入する、大塚チルド食品さんの、「ミルクのようにやさしいダイズ」 、ついでに(笑)、僕が先日購入したミツカンさんの納豆、「金のつぶ国産小粒」の原料の大豆について、それぞれのメーカーさんに問い合わせをしました。
まず、「ミルクのようにやさしいダイズ」ですが、いちご、バナナ味は外国産の大豆を使用し、プレーン味は栃木県産の大豆を使用しているとのことでした。栃木県は、福島原発事故の影響により、北部を中心に汚染の酷い地域もあり(※文科省の航空機モニタリング参照)、農作物に与える影響も懸念されますが、現在、同製品に使用しているのは、2010年に収穫された大豆で、来年の春頃までは、この2010年に収穫された大豆を使用するということでした。因みに、栃木県が行った、2011年に収穫された栃木県産大豆の放射性物質モニタリングはこちらです→http://www.pref.tochigi.lg.jp/kinkyu/g03/documents/daizu-kekka231202.pdf
「金のつぶ国産小粒」は、 パッケージにも表記されていますが、北海道産の大豆を使用しており、こちらも、現在使用しているのは、2010年に収穫された北海道産の大豆で、「ミルクのようなやさしいダイズ」と同様に、来年の春頃までは、2010年に収穫された大豆を使用するとのことでした。北海道は、全体的には、関東地方ほど放射能汚染を受けていないようですが、11月に発表された日米欧の研究チームのシミュレーションによると、北海道の3月20日〜4月19日までの、セシウム137の沈着量は、5Bq/kg〜250Bq/kg(325Bq/㎡〜16,250Bq/㎡)と、一部に放射能汚染の強い地域がある可能性があるようで、実測が待たれますが、確実に安心だとは言えない状況です。
いずれにせよ、どちらの製品も、今現在流通しているものに関しては、安心できるようですが、来年の春頃以降には、再びメーカーさんに問い合わせをする必要があるかもしれません。
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