2011年8月22日月曜日

愛知県の公式見解「8/19に愛知県環境調査センターでGR-135により測定された、0.083μSv/hという数値について」

表題の8/19に0.083μSv/hという数値が測定された事実は、このブログでも触れましたし、この事実について同センター職員の方から伺ったお話もすでに掲載させて頂きましたが、愛知県のHPに、この事実についての公式見解が掲載されているようなので、ご紹介しようと思います。

8/19にアップされた、この大気中の放射線量の測定結果についてによると、「本日(8/19)午前10時において、モニタリングポストで0.057μSv/h、携帯型サーベイメータで0.083μSv/hと、福島原発事故以後で最高の値が検出されましたが、同時刻以降、数値は低下し、事故以前の水準に戻っています。原因は不明ですが、セシウム137などの人工放射性物質は検出されていません」とのことです。

率直なところ、「原因は不明」として、敢えて、「大雨により大気中の自然放射性物質が降下した」という可能性には触れていませんし、何より放射線測定の専門家が「原因は不明」としたことに若干の不安を覚えます..

ただ、「同時刻以降、数値は低下し事故前の水準に戻っている」ことと、「セシウム137などの人工放射性物質は検出されていない」ということは、冷静に考えなければならないでしょう。

但し、心配性の僕は、セシウムなどは降下物の測定対象になっていますが、「(測定対象になっていない)ほかの人工放射性物質はどうなの?」などと考えてしまいます。仮に、測定しなくても、セシウムなどが検出されなければ、通常は、ほかの人工放射性物質も検出されない可能性が高いのでしょうか?つまり、「心配ない」と考えて良いのでしょうか?実際、どうなのでしょう?

僕は放射能に関しては素人ですから、愛知県が発表したこの情報によって、「危ない」とも、「大丈夫だ」とも断言はできませんが、こういう情報を得て、一人ひとりが考え、判断することが求められているのかもしれません。

少なくとも、わからないことがあれば、"Ask Questions(質問をしよう)!"、僕たちには、こういう姿勢が大切なのかもしれません。僕は、専門家の方に、もっとお話を伺いたいと思います!

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