2011年12月1日木曜日

名古屋市は、もう大丈夫!千葉県成田市に住む両親に、DoseRAE2を譲る!

千葉県成田市の両親宅に帰省した際、両親宅を中心に、僕がDoseRAE2で空間放射線量率を測定したのですが、両親がDoseREA2を使用したいということなので、DoseREA2を譲ることにしました。

先月末に、文科省が発表した、愛知県の航空機モニタリングの測定結果により、愛知県全域に、セシウム134、137を合計した沈着量は、10,000Bq/㎡以下であること、名古屋市では、空間放射線量率も0.1μSv/h以下であることが判明し、愛知県環境調査センターが今年の3月から行っている、降下物の放射能測定結果の数値も含めて、名古屋市には、福島原発事故の影響により、大量の放射性物質が降下した、或いは、土壌が酷く汚染されたという事実はなく、「名古屋市の栄の空間放射線量率は0.15μSv/h!」という情報もデマだったと判明したため、今度は、千葉県成田市に住む両親に役立ててもらおうと思い、DoseRAE2を譲ろうと決めたのです。

名古屋市に関しては、DoseRAE2、お役御免といった感じです。

僕自身、DoseRAE2で実測したこともあり、名古屋市に安心して住むことができましたし、途中、国民生活センターが、「DoseRAE2は誤差が大きい」という趣旨の発表をし、物議を醸しましたが、後に国民生活センターの行った性能評価試験の方法自体にも問題が指摘され、DoseRAE2の製造販売元であるRAE社も国民生活センターの発表に反論しています。

結論から言いますと、DoseRAE2は、測定を開始するまでに5分間保持する(※5分以降から数値を読み始める)必要がありますが、この点を守って使用すれば、正しい数値に近い数値が出ると思います。何より、僕が、DoseRAE2により、深刻な土壌汚染を受けていない名古屋市を測定した結果がありますから、それと成田市を測定した結果を比較することで、数値の評価もしやすいので、僕の両親がDoseRAE2で自宅を測定するメリットは大きいと思います。

さて、DoseRAE2で測定した、僕の両親宅の空間放射線量率は、以前記述した通りですが、決して絶望的な状況ではないと思っています。

千葉県成田市は、福島原発事故の影響を受け、土壌が汚染され、文科省が発表した、千葉県の航空機モニタリングの測定結果によると、成田市の9割以上の地域に於いて、セシウム134、137を合計した沈着量は、10,000〜30,000Bq/㎡、空間放射線量率も、0.1〜0.2μSv/hの範囲内であるようです。

かなり深刻な汚染であると思いますが、幸いにも、僕の両親宅は、成田市では比較的汚染が低い地域にあり、セシウム134、137の沈着量を別個に見ると、それぞれ10,000Bq/㎡以下で、比較的半減期の短いセシウム134が減っていけば、将来、そう遠くない時期に、問題は、10,000Bq/㎡以下のセシウム137だけになりますから、前述した通り、決して絶望的な状況ではないでしょう。

以前記述しましたが、DoseRAE2で測定した、僕の両親宅室内の空間放射線量率は、0.06〜0.08μSv/hですので、名古屋市栄生町アパート室内の数値(0.04〜0.06μSv/h)に比べれば高いですが、両親曰く、ここ最近は、以前よりこまめに掃除をするせいか、多くの部屋で、0.06μSv/hで安定しているということですから、少し安心しています。

あとは、成田市だけでなく、名古屋市でもそうですが、汚染された食品を極力摂らないようにすることを心がけていくことが大切だと思います。

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