ECRRのクリス・バズビー氏が来日し、7/18に松戸商工会館で講演を行いました。
福島原発事故が発生して以来、海外のメディアに出演しコメントをしてきたバズビー氏は、福島原発事故がもたらす健康被害について、最も厳しい見解を持つ科学者の一人でしょう。
僕は、福島原発事故発生時から、バズビー氏のアドバイスを参考にしてきました。それは、このような破局的な原発事故が起きてしまった以上、根拠なく事態を過小評価せず、むしろより厳しい基準で考えて自身の身を守ることが必要だと思うからです。
「福島原発事故が発生して以来、事態を過小評価して伝えてきた科学者や(それに関った)他の人々を裁判で訴えるべきです。彼らは刑務所に送られるべきなのです」と指摘するバズビー氏は、「私は、(企業などから)お金を貰っていない為、圧力をかけられることなく、皆さんにこういう話をすることができる」と語りました。
バズビー氏は、講演の最後に、「自分で自分を救うしかない。政府にそれを期待しても、彼らはそれをしないでしょう」との見解を述べました。
バズビー氏の真摯な言葉、とても重たいです。
名古屋にも来てくれたら良いのですが..
講演の動画はこちらです→ECRRバズビー博士講演会(20110718)1/5、ECRRバズビー博士講演会(20110718)2/5、 ECRRバズビー博士講演会(20110718)3/5、ECRRバズビー博士講演会(20110718)4/5、ECRRバズビー博士講演会(20110718)5/5
0 件のコメント:
コメントを投稿