2011年7月31日日曜日

7/31、現在の室内の数値(18時〜21時)は..

先日、ドイツ気象庁の放射能拡散予測で、きょう7/31の夜から8/1にかけて名古屋市にも放射能が飛散するという予測が出ていました。残念ながら、そのドイツ気象庁の放射能拡散予測は7月いっぱいで終了だそうで、現時点では予測を見ることはできません(本来は日本の政府がこういう予測を出すべきですが、今後ドイツ気象庁の放射能拡散予測の復活があれば有り難いです)。

というわけで、今夜は一応、僕のアパート(名古屋市栄生町)の室内で、18時からDoseRAE2で空間放射線量率を測定しています。窓を開け、外気を取り込んでいますが、数値は過去(※2011の7//7以降)に同じ条件で室内を測定したのと同じ、0.04μSv/h〜0.05μSv/h。

現時点(21時現在)では、まったく変化は見られません。

ただ、僕は心配性なので、今夜は窓を閉めて扇風機をかけて寝ることにします。おそらく、名古屋市でこれほど放射能を気にしている人は他にいないかもしれませんが(笑)..

次は、明日の朝6時、いつも通りベランダを測定します。

7/31、今朝の数値です!

名古屋市栄生町、今朝は晴れ。涼しく爽やかな朝です。

DoseRAE2で2階ベランダを測定した数値は、0.048μSv/hでした。

2011年7月30日土曜日

愛知県(名古屋市北区で測定)の「1ヶ月間の降下物の放射能測定結果」、6/1〜7/1分が更新されました!

愛知県が、名古屋市北区にある、県環境調査センターにて測定している「1ヶ月間の降下物の放射能測定結果」の6/1〜7/1分が更新されました。

これによると、この期間の降下物は、セシウム1370.28Bq/㎡(MBq/㎢)、セシウム1340.30Bq/㎡(MBq/㎢)、ヨウ素131不検出でした。

これ以前の測定結果も含めて、名古屋市の空間放射線量率が急上昇するような、降下物の数値は見受けられないようです。

7/30、今朝の数値です!

名古屋市栄生町、今朝は晴れ。空気は涼しく気持ちのよい朝です。すでに蝉が騒がしく鳴いています。

DoseRAE2で2階ベランダを測定した数値は、0.048μSv/hでした。

ドイツ気象庁の放射能拡散予測によると、現在のところ、7/31の夜から8/1にかけて、名古屋市にも放射能が到達するという予測です。この予測は刻々と変化するため、注意をして見ていく必要がありますが、現時点でも福島原発から放射能漏れは続いていますから一応注意をしたいと思います。※日本時間は表示時間プラス9時間。

2011年7月29日金曜日

7/29、今朝の数値です!

名古屋市栄生町、今朝は曇りです(このあと晴れてきそうな気配アリです)。

2階ベランダでDoseRAE2により測定した数値は、0.052μSv/hでした。

ドイツ気象庁の放射能拡散予測によると、現時点では、ここ数日の間、名古屋市に放射能が飛散することはないようです(日本時間は表示時間プラス9時間)。

2011年7月28日木曜日

名古屋市がHPで発表している、「名古屋市内の放射能測定結果について」

名古屋市がHPで発表している、名古屋市内の放射能測定結果について

福島原発事故以前と以後の様々なデータがまとめられていて、現在の名古屋市の空間放射線量率(地上1mで測定したものを含む)などが、事故以前と比較しやすくなっています。

7/28、今朝の数値です!

名古屋市栄生町、今朝は湿度が高め、天候は曇りです(晴れ間が若干見えます)。

アパート2階ベランダをDoseRAE2で測定した数値は、0.05μSv/hでした。

ドイツ気象庁の放射能拡散予測 を見ると、今のところ、ここ数日間は名古屋市には放射能は飛散しないという予測のようです(日本時間は、表示時間プラス9時間)..

2011年7月27日水曜日

7/27、今朝の数値です!

名古屋市栄生町、今朝は曇りです。早朝からやや蒸し暑いです。

昨夜は雨が降ったのでしょう。測定地点のアパート2階ベランダの地面が濡れています。

DoseRAE2で測定した今朝の数値は、0.048μSv/hでした。

2011年7月26日火曜日

空間放射線量率、「同じ場所」を測定しても、測定機器により数値はこれほど違う!

こちらは、僕がよく参考にさせていただいている、愛知県豊橋市の屋内(2階)の空間放射線量率のモニタリングを中継するUSTREAMのサイトです→http://www.ustream.tv/channel/radiation-toyohashi

画面向かって右側が、Vernier DRM-BTDというα、β、γ線を測定するガイガーカウンターで、価格はだいたい$400(約32,000円)ほどです。この中継では、数値は、0.1μSv/h〜0.2μSv/hの範囲で大きく変動することが多いようです。

画面向かって左側(緑の液晶)が、RAE SYSTEM社のGammaRAE Ⅱ RというフォトダイオードとPINダイオードを使ったγ線を測定するための放射線測定器で、価格は$1,318〜$1,539(約100,000〜120,000円)ほどです。この中継では、数値は、0.04μSv/h、0.05μSv/hのいずれかで安定していることが多いようです。※この測定機器は、時間帯により、この中継に表示されていないことがあります。

しばらくの間、この中継で使われている、2つの異なる測定機器の数値の動きを見てみると、いろいろと気が付くことがあります。

それは、GammaRAE Ⅱ Rが、Vernier DRM-BTDより価格が高く、アメリカのRAE SYSTEM社という、世界50カ国以上の軍、政府機関、エネルギー関連企業などで採用されている信頼性の高い製品を提供するメーカーの製品であり、その数値の信憑性は他方に比べてより高いだろう、というような単純な話ではありません。

重要なのは、この中継映像からも分かる通り、「『同じ場所』を測定しても、測定機器により数値はかなり違う」という事実に着目するべきだ、ということなのです。

ですので、例えば、Vernier DRM-BTDだけで測定した人は、「愛知県豊橋市の屋内は、0.1μSv/h〜0.2μSv/hだ!」と言うでしょうし、GammaRAE Ⅱ Rだけで測定した人は、「愛知県豊橋市の屋内は、0.05μSv/hくらいだ!」と言うでしょう。

要は、「『同じ場所』を測定しても、測定機器により数値はかなり違う」という事実を理解した上で、あくまでも、「◯◯という測定機器で測定した結果、◯◯μSv/hという数値が出た」という見方をするのが正しいのだと思います。つまり、数値を参考にしても、数値そのものを「絶対に正確だ!」と錯覚しないことが大切なのではないでしょうか。

「自分の測定機器の数値は、絶対に正確だ!」と盲信し、「名古屋市は、0.2μSv/hだ!」とか、「実は九州も0.2μSv/hだ!」と勝手に決めつけて大騒ぎするのではなく、手間がかかりますが、降下物の放射能測定結果や土壌検査結果など、ほかの様々な資料(別の測定機器でその場所を測定した数値などを含む)にも目を通した上で、自分が測定した数値と照らし合わせ、より客観的で正しい結論を導き出す必要があるのだと思います。

7/26、今朝の数値です!

名古屋市栄生町、今朝は曇り。空気は涼しく気持ちが良いです。

いつも通り、アパート2階ベランダにて、DoseRAE2で測定した数値は、0.05μSv/hでした。

このところ、0.05μSv/hが続きます。DoseRAE2は、小型放射線測定器なので誤差はあるでしょうが、今後、名古屋市に大量の放射能が飛散しない限りは、僕のアパート2階ベランダで測定すると、0.05〜0.06μSv/hの範囲の数値になるのでしょう。

一日の始めは、必ずドイツ気象庁の放射能拡散予測を確認するのが僕の日課です(※表示されているUTCに9時間プラスしたものが日本時間だそうです)。これはシミュレーションなので、100%の正確性を保証するものではないでしょうが、福島原発からは現在でも放射能が漏れているので、油断はせず、風向きが名古屋方面に向いているときは、外出時にマスクをするなど、できる限りの防護をするようにしています。

2011年7月25日月曜日

7/25、今朝の数値です!

名古屋市栄生町、今朝は風がなく少し蒸し暑いです。天候は曇りで、雷も鳴っています。アパートの上の空は明るいですが、西の空は暗いです。

DoseRAE2で測定したアパート2階ベランダの数値は、0.05μSv/hでした。

2011年7月24日日曜日

志賀公園を測定!池に架かる橋の数値が..

きょうは、午前中に運動のためサイクリングにでかけました。

サイクリングがてら、順路にある測定地点をDoseRAE2で測定です!

西区児玉3丁目歩道橋付近の歩道は0.07μSv/h、庄内通と秩父通交差点横断歩道前の歩道は0.08μSv/h、アトラクトビル前の歩道は0.078μSv/h、そして、志賀公園、歴史の音碑付近は0.074μSv/h、池に架かる小橋は0.054μSv/h、滑り台付近は0.08μSv/hでした。帰り道、地下鉄浄心駅2番出入口付近の歩道は0.08μSv/h、地下鉄浅間町3番出入口付近の歩道は0.068μSv/hでした。

地下鉄浅間町3番出入口付近の歩道は、DoseRAE2が届いた日に、試験測定をしたことがあり、そのときの数値は0.075μSv/hだったので、台風6号後に測定した今回の数値0.068μSv/hは、それと比べて大きな変化はなしと言えるでしょう。

興味深かったのは、志賀公園の池に架かる小橋の数値0.054μSv/hです。これは、僕が栄生町のアパート2階ベランダで測定している数値と同じくらいで、数百メートル離れた同じ公園内の歴史の音碑付近の0.074μSv/h、滑り台付近の0.08μSv/hに比べて低い数値です。※念のため、この3カ所は時間を置いて数回測定しましたが、それぞれ同じような数値が測定されました。

ただ、平成17年に、愛知県名古屋市立富田高校の生徒さんが校内を測定した結果を見ると、同じ校内でも、測定地点よって数値がかなり異なり、最低値が0.022μSv/hだったのに対し、最高値は0.084μSv/hだったようなので、この志賀公園内の測定地点の数値の差も、大して驚くようなことではないのかもしれません。

今回の結果を含む、僕が名古屋市内をDoseRAE2で測定した記録はこちらです→http://radiation.nagoya.sekaiegekijo.com/index.html

7/24、今朝の数値です!

名古屋市栄生町、今朝は気持ちの良い晴れ。気温はまだ高くなく、涼しい朝です。

2階ベランダ(地上1m)でDoseRAE2で測定した数値は、0.05μSv/hでした。

ドイツ気象庁の放射能拡散予測では、ここ数日は名古屋市には放射能は届かないようです。

愛知県(名古屋市北区)の空間放射線量率の測定結果では、環境調査センターに設置されたモニタリングポストの数値、環境調査センター敷地内のシンチレーション式サーベイメーターによる地上1mでの測定数値、共に大きな変化はないようです。

僕が名古屋市栄生町のアパートのベランダ2階でDoseRAE2により測定した数値(7/7〜7/24)にも、大きな変化はありません。

2011年7月23日土曜日

7/23、今朝の数値です!

名古屋市栄生町、今朝は晴れ。空気は涼しいです。

DoseRAE2で測定したアパート2階ベランダ(地面から1m)の数値は、0.056μSv/hでした。

2011年7月22日金曜日

台風6号の影響、愛知県のモニタリングポストの数値を見ると..

7/20付のドイツ気象庁の放射能拡散予測で、台風6号の影響により7/21から数日間、名古屋市にも福島原発からの放射能が飛散する可能性が指摘されましたが(※現在は予測が変更されています)、7/21〜7/22の愛知県のモニタリングポストの数値を見ると、この期間中に、実際に名古屋市の空間放射線量率に大きな変化をもたらすレベルの放射能が飛散した形跡は見受けられないようです。

ただ、現在でも福島原発から放射能が漏れていることは確かなので、今後も台風が来る度に、このような心配をしなければならないとは、本当に疲れてしまいます..

7/22、今朝の数値です!

名古屋市栄生町、今朝は曇り。気温はいつもより低めで、肌寒いというほどではないですが、ひんやりとした気持ちのよい朝です。少しだけ風もあります。

アパート2階ベランダでDoseRAE2により測定した数値は、0.05μSv/hでした。7/7の測定開始からの数値と比べ、「大きな変化はなし」です。資料はこちらです→http://radiation.nagoya.sekaiegekijo.com/today.html

名古屋市が、スーパーの食品の放射性物質検査を検討

名古屋市が、中央卸売市場で流通する食品だけでなく、市場を通過しない大手スーパーなどの食品も、放射性物質検査の対象とする方針を示しました。資料はこちらです→http://mainichi.jp/area/aichi/news/20110706ddlk23040197000c.html

愛知県などのこれまでの調査結果から、放射能汚染が比較的軽微であろうと推察される名古屋市に住んでいても、高度な放射能で汚染された食品を食べ続ければ、内部被曝による晩発性の健康被害を被る可能性があることは、「チェルノブイリの経験」から明らかです。

名古屋市がこういった対応を進めてくれることは有り難いですが、福島原発事故が発生してすでに4ヶ月以上が経っていますから、事故の深刻さに比べ、行政は対応が遅過ぎると非難されても仕方がないでしょう。これまでの期間に、知らずに高度な放射能で汚染された食品を口にしてしまった名古屋市民もいるでしょう(先日、市場に出回っていたことが発覚した「セシウム汚染牛肉」が、氷山の一角でなければ良いのですが..)。とにかく、これ以上、市民を内部被曝の危険に晒さないように、名古屋市には迅速な対応をお願いしたいものです。

2011年7月21日木曜日

エアコンをオン!

昨夜は念のため、外気を室内に入れないようにエアコンはオフでした。

暑かったですが、扇風機で乗り切りました。

今朝6時の測定(名古屋市栄生町アパート2階のベランダにて)で、通常と変わらぬ数値だったので(※7/7以降、僕がDoseRAE2で測定し始めた数値と比較して..)、恐る恐るエアコンをオンにしました。

エアコンからの空気がまんべんなく当たる、「室内のいつもの場所」にセットしたDoseRAE2、7:00〜7:40の数値は0.04〜0.05μSv/hの間で推移し、最終的には、0.04μSv/hで安定していました。こちらも、7/7以降でという注釈付きですが、これまでの数値とまったく変わらずです。

ただ、油断は禁物なので、午前10頃更新の愛知県のモニタリングポストの数値も併せてチェックしたいです!

7/21、今朝の数値です!

朝から騒がしく蝉の鳴く声がします。名古屋市栄生町は、晴れ。空には少し黒い雲がかかるエリアもあります。すでに暑いです。

アパート2階ベランダで測定した数値は、0.05μSv/hでした。

ドイツ気象庁の放射能拡散予測は、今朝の早朝から名古屋市にも放射能の飛散がある可能性を示していたので、少し不安でしたが、午前6時現在、名古屋市栄生町で測定した数値は、通常と変わりないようです(※7/7以降、僕がDoseRAE2で測定し始めた数値と比較して..)。明日以降も測定しなければ何とも言えませんし、毎日午前10時頃に更新される愛知県のモニタリングポストの数値も4時間後に必ずチェックしたいところです。

ドイツ気象庁の放射能拡散予測が心配なので、きょう僕は、一応、マスクを着用して外出しますが、もしかすると、東電の発表にある通り、現在の放射能漏れ(6/20〜6/28測定)は10億Bq/hほどで、事故直後(3/15)の2,000兆Bq/hに比べ、200万分の1ほどに減少している為、影響はそれほどないのでしょうか?

これまでの経緯がありますので、やはり東電の発表を疑いなしに信じるのは怖いですが..

もう一つの可能性としては、ドイツ気象庁の放射能拡散予測がハズれているということもあります。

いずれにせよ、放射能汚染が日本全国に広まってしまってはいけないので、これ以上大きな影響がないと良いですが..

2011年7月20日水曜日

7/20、今朝の数値です!

名古屋市栄生町、今朝は曇りです。おそらく雨は、昨夜から早朝にかけて断続的に降っていたのだと思いますが(寝ている間に雨音が聞こえた気がします)、測定をするときには止んでいました。

アパート2階ベランダでDoseRAE2により測定した数値は、0.054μSv/hでした。僕がここで測定を開始した7/7からの数値と比較すると、きょうも数値には大きな変動はないようです。

2011年7月19日火曜日

7/19、今朝の数値です!

名古屋市栄生町、アパート2階ベランダ(地上から1m)でDoseRAE2を使い測定した今朝の数値は、0.058μSv/hでした。

天候は、雨です。

因みに、こちらがドイツ気象庁が発表している予測です→http://www.dwd.de/wundk/spezial/Sonderbericht_loop.gif
※現在、福島原発からどれくらいの量の放射性物質が放出されているか不明な上、これはあくまでも予測ですし、予測自体も刻々と変化するので、現時点で示されている通りになるとは限りませんが、明日(7/20)以降の風が内陸に吹くという予測が当たらないように願います..

クリス・バズビー氏の来日講演

ECRRのクリス・バズビー氏が来日し、7/18に松戸商工会館で講演を行いました。

福島原発事故が発生して以来、海外のメディアに出演しコメントをしてきたバズビー氏は、福島原発事故がもたらす健康被害について、最も厳しい見解を持つ科学者の一人でしょう。

僕は、福島原発事故発生時から、バズビー氏のアドバイスを参考にしてきました。それは、このような破局的な原発事故が起きてしまった以上、根拠なく事態を過小評価せず、むしろより厳しい基準で考えて自身の身を守ることが必要だと思うからです。

「福島原発事故が発生して以来、事態を過小評価して伝えてきた科学者や(それに関った)他の人々を裁判で訴えるべきです。彼らは刑務所に送られるべきなのです」と指摘するバズビー氏は、「私は、(企業などから)お金を貰っていない為、圧力をかけられることなく、皆さんにこういう話をすることができる」と語りました。

バズビー氏は、講演の最後に、「自分で自分を救うしかない。政府にそれを期待しても、彼らはそれをしないでしょう」との見解を述べました。

バズビー氏の真摯な言葉、とても重たいです。

名古屋にも来てくれたら良いのですが..

講演の動画はこちらです→ECRRバズビー博士講演会(20110718)1/5ECRRバズビー博士講演会(20110718)2/5、 ECRRバズビー博士講演会(20110718)3/5ECRRバズビー博士講演会(20110718)4/5ECRRバズビー博士講演会(20110718)5/5
                                    

2011年7月18日月曜日

毎日測定する意味は..

僕は、名古屋市栄生町のアパート2階のベランダ(地面から1m)で、DoseRAE2を使って毎朝数値を測定しています。現在までに出ている0.05〜0.06μSv/hという数値が「高い」のか「低い」のか、当然この場合は汚染があるかどうか、また、汚染があるとすれば、汚染の程度はどれくらいなのかを意味すると思うのですが..正直なところ、僕には判断ができません。

というのも、僕は放射線測定の素人であり、さらに福島原発事故以前に「同じ場所」を「同じ条件」で「同じ測定器」により測定したことがないからなのです。ですので、データが乏しく、比較しようにもしようがなく、何の判断もできないというのが事実です。

仮に、福島原発事故以前から「アパートのベランダ」を「地面から1m」で「DoseRAE2」により測定していたとして、その数値が以前から0.05〜0.06μSv/hで事故後も0.05〜0.06μSv/h、ということなら、福島原発事故の影響はほぼないと判断できるでしょうし、逆に、以前は0.02μSv/hだったのに、事故後は0.05〜0.06μSv/hになった、ということなら、数値が上がった分の影響があったのだろうと判断でき、おそらくそのくらいの量の放射性物質が福島原発から飛んで来たのだろうという予測ができるのでしょうが..

では、なぜこの測定を続けているのかと言いますと..

現在は比較的安定しているとは言え、福島原発事故は未だに収束していませんので、万が一、事態が変わり、再び大量の放射性物質が放出され、今度は名古屋市が大きな影響を受けることがあるとしたら、そのときには、現在測定している数値と、そのときに測定する数値とを比較することにより(数値の変動を見ることにより)、現在(2011.07.18)より汚染があるかどうか、またその程度を、少しは判断する材料となり得ると考えるからです。

3月に原子炉が爆発した後には、関東地方にも大量の放射性物質が飛散しましたが、このときの政府の対応を見る限り、再び放射能の危険が迫ったそのときに、政府がリアルタイムで国民に適切な注意を促してくれるという保証はないと思っています(あくまでも個人的にですが..)。

そして、再びそういうことが起こった場合(当然、起こってほしくはないですが..)、僕は自己判断で、家の換気を控えたり、不必要な外出を控えたり、もし外出するのならば必ずマスクをする、雨に濡れないなど、可能な範囲で自己防衛をしたいと思います。

そういう場合の「目安」になるように、僕はこの数値の推移を見ています。京都大学原子炉実験所の小出裕章先生がご自身の講演で仰ったように、(僕のような)素人が小型放射線測定器で測定した数値そのものを絶対的に信じるということではなく、一定の「目安」、「参考数値」として有効に使えたらと考えます。

7/18、今朝の数値です!

いつもは朝6時にDoseRAE2で測定する、名古屋市栄生町アパート2階の数値ですが、今朝は女子W杯決勝を観ていたので、朝7時の測定です。

天候は曇り。数値は、0.05μSv/hでした。

それにしても、女子サッカー日本代表、アメリカという実力が遥かに上の相手にW杯決勝の大舞台で勝利!素晴らしいです!

2011年7月17日日曜日

庄内緑地公園を測定!

庄内川の赤い橋を〜♪渡って行って来ました、庄内緑地公園!

まずは、「庄内緑地グリーンプラザ前(地表はアスファルト)」で測定です。通常通り、測定地点を決め、地面から1mのところで5分間保持後、それから測定開始です。30秒毎に5回取った数値は0.07、0.07、0.07、0.07、0.07でした。この数値の平均は当然0.07ですから、この地点の数値は0.07μSv/hになります。※念の為、もう一度測定をしましたが、結果は変わりませんでした。

続いて、「国際親善の鐘付近(地表は芝生)」です。庄内緑地グリーンプラザと同様に、通常の手順で測定したところ、数値は0.09μSv/hでした。数値としては、僕がこれまで名古屋市を測定した中で一番高いです。※こちらも念の為、もう1度測定をしましたが、結果は変わりませんでした。

最後に、「テニスコート付近の駐車場」を測定しました。こちらも同様の手順で測定です。数値は0.076μSv/hでした。※念の為、もう一度測定したところ、数値は0.07μSv/hでした。

名古屋市の他の場所に比べて、「国際親善の鐘付近」の数値が割と高かったのですが、残念ながら僕にはその理由は分かりません。考えられるのは、①ここの芝生はもともと数値が高い(肥料などの影響??)、②福島原発から飛散した放射能の影響(名古屋市に飛散した放射能が微量とは言え、芝生は、「お茶」のようにCs-137などの放射性物質を取り込みやすいのか??)、③小型放射線測定器の性能の問題でたまたま少し高い数値が出た、でしょうが、僕には放射能に関する専門的な知識がなく、また、福島原発事故以前にDoseRAE2で同じ場所を測定した数値が手元にない為、何とも言えません。

単に、DoseRAE2で、「国際親善の鐘付近」の地面から1mのところを測定した結果、0.09μSv/hという数値だった、という事実..残念ながら、僕にはここまでしか分かりません。

愛知県は、県内12市町の各地点をシンチレーション式サーベイメーターで測定しましたが、市町村単位で、公園の測定(土壌調査などを含む)を積極的に行ってくれると有り難いです。もちろん、僕が測定した結果、庄内緑地公園内の「国際親善の鐘付近」の数値が割と高かったから、ということではありません。「公園は、多くの人たちが寝転んだり、スポーツをしたりする場所なので、これからも市民が安心して利用できるように、一度プロによる測定をした方が良いのではないか」と、僕は以前から思っていました。

せめて、庄内緑地公園など、芝生張りの大きい公園だけでもお願いしたいものです..

7/17、今朝の数値です!

今朝6時に、名古屋市栄生町のアパート2階のベランダ(地面から1m)でDoseRAE2により測定した数値は、0.052μSv/hでした。

天候は晴れ。ベランダから西の方角の空には暗い雲が見えますが、きょうも早朝から暑いです。

福島原発事故、名古屋市に住む僕たちが気をつけること

昨日、僕は、愛知県の過去、現在の放射能調査の資料を根拠に、「名古屋市に限って言えば、福島原発事故による放射能の影響は特に見受けられないのではないか(※福島原発から名古屋市に直接飛散した放射性物質は、ごく少量であっただろう、という意味で)」と書きました。個人的な見解ですが、僕はそう思っています。

ただ、このことは、名古屋市に住む僕たちが放射能被害の影響から完全に隔離され、まったくその影響を受けないということを意味していません。

どういうことかと言いますと..

たしかに、福島原発事故により、福島原発から名古屋市に直接飛散した放射性物質は、ごく少量だったかもしれませんが、名古屋市に及び得る、破局的な原発事故による放射能被害は、これで終わりというわけではない、ということなのです。

以下は、広河隆一さんというフォトジャーナリストの著書「暴走する原発」からの引用です。

汚染地と非汚染地の子どもの体内セシウム量が、ほとんど同じだったという結果が出たことについて、ミンスクにあるチェルノブイリ省のプリヤークに訪ねた。彼は役人らしく次のように答えた。
「ゴメリの土壌汚染はミンスクの10倍です。でも人体内に蓄積されたセシウムの量は大体同じです。汚染された肉が事故から4年の間、生産され続けました。'86年の時点では、この肉は破棄されずに機械的に混ぜ合わされていました」。

私はチェルノブイリ取材の通訳をモスクワ在住のロシア人に頼んできたが、彼は汚染に対する恐怖が、私よりはるかに大きい。強い汚染地では、私が撮影するために外に出る間も、彼は窓を閉め切って車から降りない。だから私も彼も、被曝量は私の方がはるかに大きいと信じていた。ある日ミンスクで体内セシウムを測る機会があった。その結果、彼の体の放射能は、私の倍だった。彼は相当ショックを受けていたが、これはどうやら、彼がモスクワで毎日食べている食品が汚染されていることが理由らしかった。-引用ここまで-

つまり、このチェルノブイリ原発事故の経験が伝えていることは、現在の名古屋市のような非汚染地で生活する人々も、市場に流通した、放射能に汚染された食品を日常的に食べ続けることにより、汚染地で生活する人々と同じレベルの人体汚染を受けてしまう可能性があるということです。

先日、政府の暫定基準値をはるかに超える福島県産の牛肉が、愛知県をはじめとする全国の都道府県に流通、しかも一部はすでに消費されていたというニュースが流れたばかりです。この事実は、チェルノブイリ原発事故時のモスクワ市民と同様に、名古屋市民にとって、福島原発事故による放射能汚染に起因する食品汚染の問題、それに伴う内部被曝の問題は、決して「対岸の火事」ではないことを物語っています。

名古屋市に住む僕たちは、一人ひとりが、できるだけ食品に関する詳細な情報を入手して、それぞれの判断で、(市場に流通している食品であっても)避けるべき食品を避けること、それが重要になるのだと思います。面倒臭いですが、破局的な原発事故が日本で起こってしまった以上、このくらいの労力は仕方がないことなのかもしれません。

僕は基本的に、汚染地で生産された未測定の食品は避けます。「安全」と言うのならば、その証拠となる数値を示さなければなりません。それが、「風評被害」なるものを無くし、なにより放射能被害から国民を守る為に不可欠な、行政側の責任なのではないでしょうか。

今回の福島県産の牛肉のように、食べた後で、「実は、基準値を超える放射能が検出されました」などと教えられても、取り返しがつかないのですから..

2011年7月16日土曜日

名古屋市の空間放射線量率、数値は跳ね上がったのか?

愛知県を含む各都道府県は、6月くらいから、地上10m以上の場所に設置されているモニタリングポストだけでなく、モニタリングポストがある測定ポイントと同じ敷地内の地上1mの場所でも空間放射線量率を測定し、それぞれのHPなどで公表し始めました。

すると、例えば愛知県では、モニタリングポストの数値が0.040μSv/hほどだったのに対して、地上1mの数値は0.065μSv/hほどだと判明しました。

これを受けて、一部の新聞、週刊誌などで、あたかも愛知県が福島原発事故による放射能の影響を相当受けていると言わんばかりに、「地上1mで測定したら、数値が跳ね上がった!」という内容の記事が掲載されましたが..

僕は、これが正しいとは思いません。そもそも、モニタリングポストの数値と地上1mの数値を横並びで比較しても良いのでしょうか。

モニタリングポストの測定機器と、地上1m測定に使われる測定機器は別物で、測定場所も違う為、この二つの数値を単純に比較しても、あまり意味はないと思うのです。※測定精度ではモニタリングポストの測定機器が勝ります。

比較するのであれば、福島原発事故の前と後のモニタリングポストの数値同士、または、これ以外に、福島原発事故の前と後で「同じ場所」を「同じ条件」で「同じ測定機器」を使い測定した数値同士でなければ、正しい比較にはならないでしょう。

(必ずしもすべての都道府県がそういうデータを公表しているわけではないですが)愛知県はHP上に、福島原発事故の前と後のモニタリングポストの数値、福島原発事故の前と後の地上1mの数値を掲載しています。

例えば、愛知県の平成20年度のモニタリングポストの数値は、0.036〜0.059μSv/hでした(資料はこちらです→http://www.pref.aichi.jp/cmsfiles/contents/0000006/6579/h20.pdf)。福島原発事故の後のモニタリングポストの数値は概ね0.040μSv/hです(資料はこちらです→http://www.pref.aichi.jp/kankyo/katsudo-ka/kuukanhousya.html)。

また、愛知県が平成20年度に、地上1mで測定した数値(県環境調査センター内敷地をGR-135による測定)は、0.063〜0.074μSv/hでした(※県環境調査センターによると、資料にある93nGy〜104nGyは宇宙線量30nGyを加えた数値であるということで、それ差し引きして、Svに換算すると、0.063〜0.074μSv/h。資料はこちらです→http://www.pref.aichi.jp/cmsfiles/contents/0000006/6579/h20.pdf)。そして、福島原発事故の後に、地上1mで測定した数値(県環境調査センター内敷地をGR-135による測定)は、現在のところ概ね0.065μSv/hです(資料はこちらです→http://www.pref.aichi.jp/kankyo/katsudo-ka/kuukanhousya.html)。これは、福島原発事故の前(平成20年度)と後(平成23年6月〜)で、「同じ場所(県環境調査センター敷地内)」を、「同じ条件(地上1m)」で、「同じ測定機器(GR-135)」を使い測定していますので、福島原発事故による放射能の影響の有無を考える上で、正しい比較ができる資料だと言えるのではないでしょうか。

そして、これらの資料を比較すると、少なくとも愛知県名古屋市に限って言えば(※モニタリングポストのある県環境調査センターは名古屋市北区にあります)、福島原発事故の後に、空間放射線量率が明らかに上昇したという事実はなく、愛知県が発表したように、「福島原発事故による放射能の影響は特に見受けられない」と言えるのではないでしょうか。

放射能汚染問題については、無防備過ぎるのも困りますが、資料やデータの冷静な分析をせずに無闇に騒ぎ過ぎるのも問題だと思います。

7/16、今朝の数値です!

今朝の名古屋市栄生町のアパート2階ベランダ(地面から1m)の数値は、0.05μSv/hでした。いつも通り、5分間保持した後、測定開始です。

天候は、曇り気味な晴れ。青空が覗いていますが、雲が多い感じです。そして、早朝からとても蒸し暑いです..

測定方法はこういう感じです。(5分間保持した後の)測定開始から30毎に5回数値を取ります。今朝の結果は、0.05、0.05、0.05、0.05、0.05のストレート。平均値は当然0.05μSv/h、ということで、今朝の数値は0.05μSv/hということに。

僕が同様の方法で、DoseRAE2により名古屋市内を測定した記録はこちらです→http://radiation.nagoya.sekaiegekijo.com/index.html、参考までにご覧ください。

「愛知県が県内12市町村で空間放射線量を測定!」の資料です!

先日(7月5日)、読売新聞のウェブサイトに、「愛知県が県内12市町村空間放射線量を測定」という内容の記事が掲載されましたが、この記事の元になったと思われる資料が愛知県のHPにアップされています。

「探しても、見つからなかった」と思っていたのですが、どうやら、愛知県のHPに、7月4日付けの新着情報としてアップされていたようです。

その資料がこちらです→http://www.pref.aichi.jp/0000043232.html

これによると、
名古屋市(環境科学研究所)は、0.058μSv/h
豊橋市(岩田運動公園)は、0.020μSv/h
岡崎市(岡崎げんき館)は、0.063μSv/h
一宮市(一宮市役所一宮庁舎)は、0.060μSv/h
豊田市(豊田市役所)は、0.065μSv/h
蒲郡市(蒲郡市役所)は、0.049μSv/h
犬山市(犬山市役所)は、0.057μSv/h
常滑市(常滑市役所)は、0.056μSv/h
新城市(新城市役所)は、0.025μSv/h
田原市(田原市役所渥美支所)は、0.027μSv/h
南知多町(南知多役場)は、0.062μSv/h
設楽町(設楽町役場)は、0.057μSv/h
だったそうです。※シンチレーション式サーベイメーターにより地上1mで測定、測定期間は2011.06.24〜07.01。

そして、愛知県は、「この結果によりますと、各市町の放射線量は、0.020〜0.065μSv/hの範囲内であり、本県が、大気中の放射線量を常時監視している名古屋市北区の愛知県環境調査センターの敷地内の値と比べて、全て同等又は低い値であり、県全域で福島原発からの放射能の影響は、特に見受けられませんでした」とまとめています。

こちらに福島原発事故の前と後の数値の比較があります→http://www.pref.aichi.jp/cmsfiles/contents/0000043/43232/sankou.pdf

これらの資料を見ると、やはり先月の下旬に、とある週刊誌が、「愛知県の空間放射線量は本当は高い!」という内容の記事を掲載したことは、かなり軽卒だったと言わざるを得ないでしょう。

放射能に対する油断は禁物です。しかし、週刊誌とは言え、社会的に影響力の強いマスメディアが、専門家による測定結果ではない、いわゆる信憑性に疑問があるデータ(その週刊誌の記者さんが、精度が高いとは言い難いガイガーカウンターで自ら測定したそうです)のみを根拠に、そういった内容の記事を掲載することに大きな疑問を感じます。

彼らが、専門家による精度の高い測定、愛知県の過去の資料やデータなどとの比較検証を行い、その結果を踏まえて、「愛知県の空間放射線量は本当は高い!」と書いたのであれば、文句の付けようがないのですが。

情報の受け手である僕たちも、こういう記事を鵜呑みにしてはいけないのかもしれません。何はともあれ、放射能汚染という問題は、本当に難しいです..

2011年7月15日金曜日

7/15、今朝の数値です!

名古屋市栄生町、今朝は気持ちの良い晴れです。

アパート2階ベランダでDoseRAE2により測定した数値は、0.05μSv/hでした。

さて、僕たちがDoseRAE2などを使い名古屋市の空間放射線量率を測定する際に、愛知県による名古屋市の空間放射線量率のデータはとても参考になります。

愛知県は、モニタリングポストがある名古屋市北区の県環境調査センターの敷地内で、モニタリングポストでの測定とは別に、福島原発事故以前にもシンチレーション式サーベイメーター(GR-135)で空間放射線量率を測定しています。因みに、そのサーベイメーターで測定したのは、敷地内の地面から1mほどの高さの場所だそうです。

例えば、平成20年度のデータhttp://www.pref.aichi.jp/cmsfiles/contents/0000006/6579/h20.pdfによると、数値は93nGy〜104nGy。これには30nGyの宇宙線量が含まれているそうで、それを差し引き、Gy=Sv(通常の被曝はγ線とX線が主なので)でSvに換算すると、0.063〜0.074μSv/hとなります。そして、これが、地面から1mで測定した名古屋市の通常の数値だと考えることができると思います。

一方、福島原発事故後の今年の6月から、その県環境調査センターの敷地内、地面から1mの高さでGR-135により測定した空間放射線量率http://www.pref.aichi.jp/kankyo/katsudo-ka/kuukanhousya.htmlは、きょう現在までで、0.062〜0.07μSv/hです。

そして、DoseRAE2のような小型放射線測定器は、GR-135のようなシンチレーション式サーベイメーターよりもやや高い数値を示すとのこと。

これらのデータを考慮すると、僕がこれまで名古屋市内各所で測定した数値、0.054 〜0.08μSv/hは、名古屋市においては通常の範囲だと言えるのではないでしょうか。

ただ、これはデータ上の推測で、正確な汚染の有無を知る為には、やはり放射線測定のプロに名古屋市内各所の土壌調査などを行ってもらうのがベストですが..

2011年7月14日木曜日

7/14、今朝の数値です!

名古屋市はきょうも晴れ、ベランダに出ると、いつもより蒸し暑くないような気配です。

DoseRAE2で測定した今朝の数値は、0.056μSv/hでした。

ドイツ気象庁の予測http://www.dwd.de/wundk/spezial/Sonderbericht_loop.gifによると、ここ数日は福島原発から太平洋に向かって風が吹くようです。この予測は、風向きと共に刻々と変わるので、油断せず注視が必要ですが..

きょうも元気に行きます!

2011年7月13日水曜日

7/13、今朝の数値です!

朝6時測定の名古屋市栄生町のアパート2階ベランダ(地面から1m)の数値は、0.054μSv/hでした。

いつものように、DoseRAE2を5分間保持後、30毎に5回読み取りをした数値は0.05、0.05、0.06、0.06、0.05でした。平均で、0.054μSv/hです。

名古屋は晴れ、きょうも暑くなりそうです!

名古屋市各所の空間放射線量を記録しているサイト、「DoseRAE2で測定した名古屋市の空間線量(地上1mの高さで測定)」はこちらです→http://radiation.nagoya.sekaiegekijo.com/

2011年7月12日火曜日

7/12、今朝の数値です!

今朝は晴れ!気持ちよい快晴です!

さて、今朝の名古屋市栄生町のアパート2階ベランダの数値は、0.054μSv/hでした。きょうも、暑さに負けずに行きます!

2011年7月11日月曜日

再び栄へ!

きょうは夕方に、再び栄を測定です。

測定ポイントは前回よりも増えましたが、前回測定した同じポイントのテレビ塔付近も再び測定しました。

まず、Brooks Brothers前の歩道は、0.078μSv/hでした。

次に、前回測定したテレビ塔です。結果は、テレビ塔の久屋大通公園駐車場が0.058μSv/hで、前回の0.054μSv/hとほぼ変わらず、テレビ塔のセントラルパーク入口が0.07μSv/hで、前回の0.06μSv/hから上昇していました。とは言え、これくらいは誤差の範囲でもあるのでしょう。

また、テレビ塔のセントラルパーク入口から道路一つ挟んだ希望の泉は0.078μSv/hでした(50分ほど間隔を空けて二度測定しましたが、結果はほぼ同じでした)。

名古屋市栄生町、アパート室内の数値は?

毎朝、2階ベランダで、DoseRAE2を使って空間放射線量率を測定している栄生町のアパート。

因みに、このアパート2階の室内(エアコン使用時)の数値は、だいたい0.04μSv/hくらいです。

7/11、今朝の数値です!

きょうは晴れ、やはり早朝からとても暑いです。

今朝、名古屋市栄生町のアパート2階ベランダで測定した数値は、0.058μSv/hでした。きょうも元気に頑張ります!

2011年7月10日日曜日

7/10、今朝の数値です!

今朝は曇り、蒸し暑いです!

毎朝の日課となった、名古屋市栄生町のアパート2階ベランダでの空間放射線量率測定。DoseRAE2はきょうも頑張っています!

数値は、昨日と同じで、0.05μSv/hでした。

きょうも暑くなりそうですが、良い日曜日を!

僕が測定した名古屋市の空間放射線量率の数値を記録しているウェブサイト、「DoseRAE2で測定した名古屋市の空間放射線量(地面から1mの高さで測定)」は、こちらです→http://radiation.nagoya.sekaiegekijo.com/index.html

2011年7月9日土曜日

中川区を測定!

きょうは、夕方に中川区に行きました!

まずは烏森駅から測定を始めて、小本西公園、中川郵便局前、南荒子駅、中島駅の順に進んで行きます。

烏森駅は0.058μSv/h、小本西公園は0.068μSv/h、中川郵便局は0.068μSv/h、南荒子駅は0.066μSv/h、中島駅は0.068μSv/hでした。

小本西公園では、地面から5cmのところも測定。数値は0.078μSv/hでした。小本西公園の一角で、元気の良い中学生たちが野球をしていました。打球が何回か僕の近くに飛んで来たのですが、測定中は動けないので、ほぼすべてスルーしてしまいました。まったく悪気はなかったのですが..

小本西公園の砂場では、小学校低学年の子どもたちが砂遊びをしていました。ううん、名古屋市は一応公園の砂場などの土壌調査をしてほしい!そう思いました..

7/9、今朝の数値です!

今朝の数値は、0.05μSv/hでした。いつも通り5分間保持してから測定開始ですが、電源ONの後1分弱で数値が安定し、その後は測定終了まで、0.05μSv/hから数値はまったく動きませんでした。

天候は晴れ。名古屋市、きょうは早朝からすでに蒸し暑いです..

名古屋港の空間放射線量率!

これまでまったく知らなかったのですが..

名古屋港のHPhttp://www.port-of-nagoya.jp/内に、名古屋港における空間放射線量率及び海水中の放射性物質の測定結果についてhttp://www.port-of-nagoya.jp/housyasen/housyasen.htmlという項目がありました。

平成23年4月22日に国土交通省から「港湾における放射線対策について」という指針が発表されたことを受けて、名古屋港は、株式会社ユニチカ環境技術センターに委託して、名古屋港内の空間放射線量率と海水中の放射性物質の測定を行ったとのこと。

測定日は、空間放射線量率が平成23年5月19日、海水中の放射性物質が平成23年5月16日です。

空間放射線量率は、ガーデンふ頭で0.07μSv/h、飛鳥ふ頭で0.09μSv/h、鍋田ふ頭で0.09μSv/h、南5区で0.07μSv/h。海水中の放射性物質は、金城ふ頭南側、高潮防波堤外側の両地点で、ヨウ素、セシウム134、セシウム137はすべて不検出だったようです。

愛知県が県内12市町村で空間放射線量を測定!

7月5日の読売新聞によると、愛知県は6月24日から7月1日にかけて、名古屋、豊橋、岡崎、一宮、豊田、蒲郡、犬山、常滑、新城、田原、南知多、設楽の県内12市町村で放射線量の測定を行ったということです。地上1mの高さで測定した空間放射線量率は、0.02〜0.065μSv/hだったそうです。http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aichi/news/20110704-OYT8T01160.htm

記事には、各市町村のどこで測定が行われたかについての詳細な記述はありません。また、今のところ、愛知県のHPにもこの情報はアップされていないようですが..

とりあえず、少し安心しました。

2011年7月8日金曜日

中村区役所から黄金へ!

きょうは、中村区役所付近と黄金駅周辺を測定しました。

まずは、地下鉄中村区役所駅の4番出入口付近の歩道で測定です。数値は1分弱で安定したものの、通常通り5分間保持してから測定開始です。数値は、0.06μSv/hでした。

続いて黄金駅周辺です。

黄金駅で測定しても良かったのですが、黄金駅周辺の、とあるマンションの隣が空き地になっていて、地表は小石混じりの土で、周囲5メートル四方に建物がない開けた場所だったので、測定に最適だろうと勝手に判断し(笑)、この空き地をチョイスしました。

開けているということは、日陰を作るものが周囲にないということで、直射日光が照りつける中、暑さを我慢しながらの若干切ない測定です(笑)。測定した数値は、0.07μSv/hでした。

次に、米野公園という名前らしき公園に行きました。熊野社という神社さんの隣にある公園で、地表は土。この時間帯(17:30頃)だからか遊んでいる子どもは少なかったのですが、彼らの邪魔にならないように配慮して、公園内の場所をチョイスしました。まず通常通り、地面から1mのところを測定。数値は、0.058μSv/hでした。参考までに、一応地面から5cmのところも測定することに(ランダムに行うことがあります)。数値は、0.062μSv/hでした。

きょうは、こんな感じでした。

7/8、今朝の数値です!

おはようございます!

今朝は曇りっぽい晴れ、晴れっぽい曇りです。いや、これは晴れでしょうか?快晴ではないけど、ちょっと晴れ..

名古屋市中村区栄生町のアパート2階のベランダで、DoseRAE2にて、きょうの朝6時に測定した数値は、0.055μSv/hでした。

きょうも良い一日を〜!

2011年7月7日木曜日

名古屋市中村区栄生町で毎朝測定!

栄生町のアパート2階のベランダで毎朝6時にDoseRAE2で空間放射線量を測定します!

ブログの右にあるバナーをクリックすると、「DoseRAE2で測定した名古屋市の空間照射線量」というサイトに入っていただけます。

こちらに測定結果を記録しています。興味のある方はご覧ください!

そのバナーの下は、僕が参加している「世界e劇場」というサイトのバナーです。このサイトもぜひぜひご覧ください!

因みに、きょうの数値は、0.06μSv/hでした。

2011年7月4日月曜日

石垣のせいですか?

先日、DoseRAE2のテスト運転を兼ねて名古屋城の正門を測定しました。そのときの数値は、0.08μSv/h。付近のその他の場所より若干高めの数値でした。

そして、きょうは、再び名古屋城に挑戦です!先日と全く同じ場所に立って、DoseRAE2のスイッチONです。

いつも通り、まずは地面から1mのところにDoseRAE2を5分間保持します。1分を過ぎると数値はかなり安定してきます。

5分経過した後、30秒毎に5回以上数値を取り、平均値を出します。測定結果は、0.08、0.08、0.08、0.08、0.08でした。

数値は当然、0.08μSv/hとなります。先日とまったく同じ数値が測定されました。

0.08μSv/h..「なんで?」というほどのことではないですが、なんでだろう?

福島原発事故以前に、ここをDoseRAE2で測定したことがないので、この数値を比較評価することができませんが..

もしかしたら、測定場所から2mのところにあった石垣の影響でしょうか?この石垣、花崗岩でしたっけ?

謎多しです..

テレビ塔へ!噂の「栄が0.15μSv/h」は本当か?

噂(某大学教授の方のブログなどに記載されています)では、栄で0.15μSv/hだったとか!ホントかいな?

よし、自分で測定して来よう(と言うか、僕はこの噂が少し心配になり、DoseRAE2を買うことになったと言っても過言ではないので、テレビ塔の測定は最初から決めていたことなのですが)!

愛知県環境調査センターが3月から6月まで、敷地内(名古屋市北区)で採取した降下物は、放射性ヨウ素、セシウム134、セシウム137を合わせても1平方メートルあたり30ベクレルほどでした。これを考慮すると、少なくとも、福島原発事故の影響で、栄の空間放射線量率が0.15μSv/hになるとは、とても考え難いのです。資料はこちらです→http://www.pref.aichi.jp/kankyo/katsudo-ka/koukabutu.pdf

ですので、噂の0.15μSv/hという数値を盲信していたわけではないのですが、調べないと何だか気持ちが悪いです。もし、0.15μSv/h、若しくは、それに近い数値が出たらどうしよう?少しは心配です。

ということで、栄へ!とりあえずテレビ塔を測定です。

テレビ塔付近に着き、さっそく測定開始です!場所は、久屋大通駐車場です。数値はスイッチを入れたあと1分弱で安定。しかし、通常通りまずは5分間保持してから測定を開始します(※5分間保持後、30秒毎に数値を5回取る)。

測定結果は、0.054μSv/h。なるほど!

一応、数百メートル離れた場所でも測定します。場所は、セントラルパーク入口です。

こちらの測定結果は、0.06μSv/h。なるほど!

念の為、時間を置いて同じ場所を複数回測定しましたが、結果はほとんど同じでした。

あくまでも、僕がDoseRAE2で測定した結果からすると、という注釈付きですが、テレビ塔付近は噂の0.15μSv/hにはほど遠い数値でした。ただ、この0.15μSv/hという数値に関しては、情報源さえ明示されていない上、「いつ」、「誰が」、「何を使って」測定したのかが不明で、あらゆる意味で、その信憑性に問題アリと言えますが。※後日再び栄で測定した結果からも、やはり「栄の空間放射線量率が高い」ということを示す数値は得られませんでした(7/18追記)

但し、

京都大学原子炉実験所の小出裕章先生は、6/27の青森講演にて、「皆さんが放射線の測定器を買って調べたいと思うのはよくわかります。ただ、放射線を測定することは難しい。簡単にできるとは思っていただかない方が良い。それなりの知識がないといけない。それぞれの測定器もメーカーによって性能が全然違う。γ線だけ測りたいならNai(シンチレーション式)が良い。β線が測りたいならGM管(ガイガーカウンター)が良い。性能の良いものもあれば、悪いものもあるということを頭に入れた上で、数字そのものは信用しないこと」と仰っています。資料はこちらです→http://www.youtube.com/watch?v=_N_F7weh5oI&feature=related

放射線測定の素人の僕たちがDoseRAE2や、ガイガーカウンターなどを使って測定した数値を、モニタリングポストなどの数値と同レベルで比較して、「高い」、「低い」と騒ぐのは短絡的ですし、やはり賢明ではないように思います。あくまでも、参考程度(補助的)に考えるべきなのでしょう。

2011年7月3日日曜日

愛知県環境調査センターへ!

7月3日、午後から測定へ!

前日に、いろいろな場所を測定して練習したので(笑)、DoseRAE2での測定のコツなども大分掴めました。

まずは、愛知県環境調査センターを目指します。

理由は、ここで愛知県のHPに載せている放射線量をモニタリングポストで測定しているからで、6月13日からはモニタリングポストとは別に、敷地内の地面から1mの高さをシンチレーション式サーベイメーターで測定しています。

数値はだいたい0.065μSv/hほど。

ここに来ても敷地内に入ることはできないので、まったく同じ地点を測定することはできませんが、この付近だったらそれほど掛け離れた数値はでないのではないかと仮定しました(勝手に..)。

それで、DoseRAE2では、どのような数値が出るのかを知っておけば、これから市内各所で測定する数値を見るときに役立つかもしれないと考えました。

それで、測定結果は0.072μSv/hでした。

うん、やはりDoseRAE2の方が高い数値が出るみたいですが、なかなか近い数値を出しています!一応、念のため、もう一度測定!中村区から自転車を漕いでわざわざここまで来たのでもう一度(笑)!

測定結果は、初回とほとんど同じでした。OK!満足して、自転車を中村区へと走らせます。

途中、雨が降って来て次第に土砂降りに!ビニール袋入りのDoseRAE2はバッグの中へ(まだまだ活躍してもらわねばなりません)!傘も何も持たない僕はびしょ濡れに..

まぁ、いいか(笑)。

2011年7月2日土曜日

スイッチON!

7月2日、ヤフオクで競り落としたDoseRAE2が無事届きました!保証書もちゃんと付いた新品。アメリカ本社のHPでユーザー登録も完了です。

まずは室内で、おそるおそるスイッチON!「そんなわけない!」と言いつつも、すごく高い数値が出たらショックです。しかも室内で!

スイッチが入り、測定モードに切り替えると、数値が変動していきます。0.15あたりから始まって、数値は下がり続け、0.04で安定しました。ここまで大体1分弱。これ以降は、数値が大幅に振れることなく、0.04と0.05を行ったり来たりします。

5分くらい同じ場所で保持した後、30秒毎に数値を5回ほど読み取り平均値を取ります。でも、数値は0.04から動きません。

結果は、もちろん0.04μSv/h。室内とは言え、まずまずの数値に一安心です。

2011年7月1日金曜日

DoseRAE2をゲット!実は、名古屋市の空間放射線量率は高い?

6月下旬、週刊誌などで、「実は、名古屋市の空間放射線量率は高い!」と報じられました。中には、0.15μSv/hとか、0.2μSv/hとか、関東地方と同じくらいの数値が測定された、と書かれているものもありました。

僕にとってこの内容は、かなりショッキングだったのですが、測定したのは専門家ではなく週刊誌の記者さんだったり、測定に使用した機材も、空間放射線量率を測定するのに不向きなガイガーカウンターだったりと、どこまでその数値が正確なのか、かなり疑問でした。

愛知県には、名古屋市の北区に環境調査センターがあります。ここにあるモニタリングポストでは、福島原発事故以前から空間放射線量などの測定をしており、事故発生後も、その数値は過去の数値とほぼ同程度で、0.15μSv/h、0.2μSv/hなどという数値は一度も測定されていないのです。また、これらの数値は、環境調査センターが敷地内の、地上1メートルのところでシンチレーション式サーベイメーターを使用して測定した数値からも大きく掛け離れています。

ガイガーカウンターはどれもそれぞれクセがあって、中には実際よりかなり高い数値を算出してしまうものもあるのですが、そもそも愛知県が名古屋市北区の県環境調査センターで使用している精度の高いモニタリングポストの数値やシンチレーション式サーベイメーターの数値と、ガイガーカウンターの数値を同じレベルで比べて良いのでしょうか?

実際、その週刊誌の記者さんが使用したものと同型のガイガーカウンターは、1分毎に数値を算出するのですが、例えば、0.09、0、0.09、0.26、0.12、0.18、0.12、0.06、0.06、0.06、0.09、0.14、0.21(単位はμSv/h)..という具合に数字が出てきます。測定を始めてかなり時間が経ってもなかなか不安定なようです。長時間に渡り数値を取るのでなければ、どこの部分の数値を取って平均化するかで数値は大分変わってきます。その週刊誌の記者さんが行ったようなたった5分間の測定では、正しい平均値を取ることさえ難しそうです..

僕の結論は、「あてにならん!」でした。

しかし、そういう記事が出れば、やはり不安になります。名古屋市に市内広域の放射能測定をお願いしたいのですが、なかなか行動してくれない、というディレンマがあります。名古屋市にも、色々と事情もあるでしょうから、安易に責めるつもりはないのですが、チェルノブイリ規模の原発事故が日本で起こってしまった現実、見えない放射能は風に乗れば何百キロ先にも運ばれて来るという事実があるので焦ってしまいます。

「自分で測定するしかない!」と、僕は思いました。

ただ、自分で測定するのなら、測定精度が高い測定器をゲットすることは必要不可欠です。

いろいろと調べた結果、DoseRAE2という小型放射線測定器が、測定精度が高く、比較的安く手に入ると分かりました。※DoseRAE2は、ガイガーカウンターではなく、空間放射線量率を測定するのに適している、シンチレーション式を採用した小型放射線測定器です。

というわけで、ここは少し頑張って、ヤフオクへ!数時間に渡るライバルとの激闘の末、見事DoseRAE2を競り落としました!自分が放射線測定器を購入するなんて、3.11以前は100%考えられなかったことですが..