東京電力は14日、福島第一原発4号機で、水漏れなどで停止していた使用済み核燃料プールの冷却を再開したと発表した。
12日午後、プールの循環冷却装置の配管の継ぎ目から水漏れが見つかるなどして装置を停止。配管を修復後、13日夕に異常がないことを確認した。冷却再開時の温度は停止時から約7度上昇して35度だった。(中日新聞より引用)http://www.chunichi.co.jp/s/article/2012041490213242.html
ここ何日か、福島第一原発4号機の、使用済み核燃料が貯蔵されているプールに問題が発生したことで、僕は、非常に心配していましたが、この中日新聞の記事によると、プールの冷却が再開されたということですから、少し安心しました。
とは言え、これからも、この4号機は、僕たちにとって、大きな脅威となるでしょう。
一刻も早く、プール内の使用済み核燃料が取り出されることが重要ですが、それには年単位の時間がかかる見込みで、この作業が完遂する前に、大きな地震などにより、4号機が倒壊するようなことになれば..(大袈裟ではなく)日本が終わってしまうほどの膨大な量の放射性物質が放出されるそうです。
「福島原発事故はすでに収束した」と思っている方もいるかもしれませんが、まだまだ収束にはほど遠く、その状況は、なかなか厳しいようです。
0 件のコメント:
コメントを投稿