2012年5月5日土曜日

帰省は見送り..

ゴールデンウィークなので、千葉県成田市の実家に帰り、東電のバラ撒いた放射能に汚染された、庭の手入れなどを手伝おうか、とも考えましたが、諸事情により、今回は断念。恐らく、次回の帰省は年末になりそうです。

帰省と言えば、僕は、けっこう、名古屋⇔東京を、今問題のツアーバスで行き来していたのです。楽天ツアーのサイトで申し込む、3列シートのバスがお気に入りでした。

5時間ほどの乗車時間ですが、休憩も2回あり、なにしろ、席が飛行機のビジネスクラス並みの広さと快適さを備えているので、肉体的、精神的にも苦痛フリーなのです。

このバスは、運転手1人体制で、運賃は、だいたい4,000円を切るくらいだったと思います。

今回のバス事故があるまで、まったく考えなかったのですが、僕が使用していた路線は、この料金で、時には、乗客の総数が10人を切ることもザラだったので、バス会社は、(経済的に)かなり厳しい運営をしていたのかもしれません。

よくよく考えると、大勢の乗客を乗せて高速道路を走るバスで、運転手が1人のみ、というのは(それが深夜便でなくても)、かなり微妙です。と言うより、怖いです。運転中に、運転手に何かがあった場合の、「もしも」のときに対する安全が、まったく担保されていません。「腹壊しても、眠たくなっても、心臓止まっても、大和魂で走り切らんかぃ!」などという精神論は、こういう問題の有効な解決策にはなりません。

飛行機は、パイロット2人体制で、メインパイロットが体調を壊したり、(何らかの事情で)操縦ができなくなったりする、「もしも」のときに備えています。

飛行機とバスでは、必要とされる操縦技術も、運搬する乗客数も違いますが、「人の命を預かる」という点に於いては、責任の重さは同じです。

と言うことで、僕は、ツアーバスにも、運転手2人体制を求めたいです!!

ただ、報道によると、ツアーバスのバス会社は、過度な運賃の価格競争により、ギリギリの運営を強いられているとのこと。こういう現状を考慮すれば、ツアーバスに、より高い安全を求めるのならば、バス会社が、(運転手を2人体制にするなど)安全を担保できる環境を作れるように、ツアーバスのユーザーは、現行よりも高い運賃を負担するべきでしょう(※報道によると、今回の事故を起こした運転手には、現行のツアーバスの問題点や、安全性を議論する以前に、個人的に大きな問題がありそうですが..)。

しかし、仮に、ツアーバスの名古屋⇔東京の運賃が、現行の3,000~4,000円から、6,000円くらいに上がるとしたら、僕だったら、バスではなく、新幹線を使うかもしれません。5,000円前後だったら、バスにするかなぁ..

なかなか、難しいところです..

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